試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

コマンド

テキストファイルの特定の行範囲をコマンドで取り出す

「ファイルの先頭や末尾を取り出すコマンド(headとtail)について(テスト用データの準備とheadコマンド)」と「ファイルの先頭や末尾を取り出すコマンド(headとtail)について(tailコマンドとファイル末尾追跡)」で扱った2つのコマンドを組み合わせて用いると、…

Bシェルのシェルスクリプトの中で標準入力全体を扱う

Bシェル(bashやdash,zsh)のシェルスクリプトの中で 変数IFSを空文字列にする readコマンド(関連記事)をループで実行し、ループの中では読み込んだ変数の内容をechoでそのまま出力 ループ末尾の「done」の後ろに「| [コマンド行]」を(必要な分だけ)付ける と…

ファイルの先頭や末尾を取り出すコマンド(headとtail)について(tailコマンドとファイル末尾追跡)

「ファイルの先頭や末尾を取り出すコマンド(headとtail)について(テスト用データの準備とheadコマンド)」の続き。 以下は同記事の見出し「テスト用データの準備」でテスト用のデータファイルを作成した状態での作業例となる。 tail 先頭からみた指定行/バイ…

ファイルの先頭や末尾を取り出すコマンド(headとtail)について(テスト用データの準備とheadコマンド)

ここではファイルの先頭部分を取り出すheadコマンドと末尾部分を取り出すtailコマンドについてを扱う。 テスト用データの準備 head 末尾の指定行/バイト数を除いて出力する テスト用データの準備各行に番号のみを含んだテキストファイルをseqコマンド(関連記…

メールマガジン:PulseAudio上のオーディオデータの色々な形での録音と同時エンコードについて(2012年6月時点)

この記事について メールマガジンの系統は「自由テーマ」です。 PulseAudioがALSAに統合されたディストリにおいて、PulseAudioもしくはALSAに対応するアプリケーションの中で鳴っているオーディオを録音するための色々な方法(GUIツールとコマンド)についてを…

Ubuntu 12.04における幾つかのメモ(C/Migemo,Wine,unzipについて)

GNU EmacsにおけるC/Migemoの設定 (2016/6/28)ここに記述した内容は古いため、「Debian/UbuntuのEmacsでC/Migemoによる日本語の文字列検索を行う」を参照。 x86_64版ディストリにおけるWineの64bit/32bit同時対応(サポートパッケージの共存)について 「x86_6…

端末のシェル(bash,dash,zsh,csh系)におけるwaitコマンドについて

端末のシェル(bashなど)にはwaitというコマンドがある。 機能 用途 機能waitは現在操作しているシェルにおけるバックグラウンドのジョブが終了するまで待機するコマンドで、シェルの内部コマンドとなっている(シェルの系統によっては挙動が異なる)。 bash,da…

カレンダーを表示するコマンドについて

カレンダーは、コマンドで簡単に表示することができる。 (2015/1/2)以前は前半と後半に分けて公開していたが、このページに統合した。 cal ncal GNU gcal calcalは横方向に日付が並ぶカレンダーを表示する。実行時の日付は反転表示され(-hオプションで反転無…

バージョン2.26以上のGIOライブラリにおけるGSettingsの機能とその設定を扱うツールについて

GConfとGSettings GNOMEなどのアプリケーションが設定を保存するための仕組みとしてGConfというものがあり、階層構造を持った設定データベースに対して設定を読み書きする。このGConfは外部のGConfライブラリ(libgconf)が必要で、設定デーモン(gconfd)も動作…

FFmpegで映像のエンコード時に拡大/縮小を行う際のオプション指定について(バージョン0.6.1時点)

拡大/縮小時のサイズ指定 FFmpegで映像のエンコードを行う際、サイズを拡大もしくは縮小したい場合には-sオプションを用い、後ろにピクセル単位で「[幅]x[高さ]」を指定する。 $ ffmpeg -i [入力ファイル] -s [幅]x[高さ] (オプション...) [出力ファイル] 拡…

Linux上で認識されるCPU(物理CPU/物理コア/論理CPU)の数の確認について

(2014/9/18)情報を簡単に調べるコマンドについての記述の追加や、認識数の扱いに関する記述の一部追加・調整など内容を修正した。 本記事が書かれた当時のカーネルのバージョンは2.6系だが、3系でも扱いは同様となる。 CPUの認識数を調べる 使用例 物理CPU,C…

Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ3/3)

「Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ2/3)」の続き。 手元の作業ツリーを新しいリビジョンに更新する(branchで取得したツリーの場合) 既に手元に「Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年…

Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ2/3)

「Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ1/3)」の続き。 branchによるデータ取得の操作 launchpad.netの各プロジェクトにあるbranch情報のページ(「https://code.launchpad.net/[プロジェクト名]」のURLにある一覧の…

Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ1/3)

launchpad.netは色々なソフトウェアの開発リポジトリとしても利用されており、その中に登録されているプロジェクトは誰でも開発段階のソースを取得することができる(コード変更は基本的に開発者のみ)。この取得にはBazaarというツールを用い、コマンドではbz…

バージョン2.6/3.0系以上のPythonにおけるprint()関数に関するメモ

(2015/1/4)以前は前半と後半に分けて公開していたが、このページに統合した。バージョン2系までのPythonでは端末の標準出力や標準エラー出力に改行付きでデータを表示する(書き出す)のにprint文を用いて (標準出力への書き出し) print [文字列] (標準エラー…

GDM使用時にlibnotifyのnotify-sendがcronから動作しない件とその対処(バージョン2.30系時点)

以前はGDMからグラフィカルログインしたときにも環境変数DISPLAYの指定のみでcronからlibnotifyのnotify-sendコマンドによる通知が行えていたのだが、その後のバージョン(2.30系時点)ではうまく通知が表示されず、X Window System上で動作する他のGUIプログ…

キーボードからの入力を受け付ける対話型プログラムへのデータ入力を自動化(非対話化)する

「yesコマンドの使い方」で扱ったように、処理を進めるためにキーボードで何かを入力してEnterを押す必要があるプログラムに対する入力作業を自動化するのにはyesコマンドが役に立つが、入力する内容が必ずしも全て同じ(全てyesもしくは全てno)とは言えない…

圧縮の余地があるPDFファイルをXZ圧縮してPDFビューアから開く

圧縮の余地があるPDFファイルをできるだけ縮めておきつつ簡単に開けるようにしたい Webなどから入手したPDFファイルは、ほとんどの場合において読み込みしか行わず、変更することはない。また、元々圧縮されているタイプのファイル形式ではあるものの、ファ…

bash,dash,zshのreadコマンドと「while read line」のような行ごとの読み込み処理について

bash,dash,zshの全てのシェルで利用可能なreadコマンドと「while read ...」のループについてを扱う。 本記事内の使用例は3つのシェルの内で最も低機能かつ高速なdashにおいて動作確認済みで、いずれのシェルにおいても動作する。 readコマンド キーボードか…

MP3とOgg Vorbisの音声ファイルを無劣化で直接分割/切り取りする

MP3オーディオの分割 mp3spltというツールにより、MP3形式のオーディオデータを無劣化で分割することができる。 開始位置と終了位置は「[分].[秒]」形式(例:「0.42 4.25」で0分42秒から4分25秒まで)*1で指定し、終了位置を複数指定して一気に複数個に分割す…

雑多な圧縮ツールについて(後半)

「雑多な圧縮ツールについて(前半)」の続き。 mscompress マイクロソフトのcompress.exe/expand.exeと互換のツール。圧縮を行うと元のファイル名の後ろに「_」の付いた圧縮ファイルが生成される。 (圧縮) Usage: mscompress [-h] [-V] [file ...] -h --help …

雑多な圧縮ツールについて(前半)

ここでは幾つかの圧縮ツール(マイナーなものも含む)を扱う。詳しくは扱わないため、コマンドのヘルプを貼り付けている。 pbzip2 マルチスレッド版bzip2。ファイル1つを圧縮/伸長し、マルチコア環境などで高い性能を発揮する。しかし、圧縮率がより高く伸長が…

XZ圧縮されたファイルの扱いについて(後半)

「XZ圧縮されたファイルの扱いについて(前半)」の続き。 xzコマンドの圧縮率指定 xzコマンドのオプションとして圧縮率オプションが(gzipやbzip2同様に)存在する。が、最も高速・低圧縮なのが-0である(-1ではない)点に注意。 高速・低圧縮率 ... 低速・高圧縮…

XZ圧縮されたファイルの扱いについて(前半)

以前「LZMA圧縮されたファイルの扱いについて」でLZMA圧縮されたファイルの操作に関してを扱ったが、LZMA圧縮されたファイルを扱うためのパッケージが「LZMA Utils」から「XZ Utils」という名前になっていて、これまでのLZMA形式向けのコマンド群に加えて新…

任意の複数行テキストをコマンドでファイルに書き出す

シェル上でヒアドキュメント(Here document)という方法を用いると複数行の文字列を標準入力として受け取ることができる。 「<<」の後ろの文字列の内容の行を渡すまでの間に入力した内容が標準入力となる。終端を示す文字列として「EOF」*1がよく用いられるが…

UNIXシグナルによるプロセス制御について

シグナルについて 操作例 プロセスの終了/強制終了 プロセスの一時停止(サスペンド) 一時停止しているプロセスの再開 関連:プログラム中におけるシグナルの処理とその対象外シグナル シグナルについて(UNIX系OSの用語としての)「シグナル」という通知をプロ…

ハードリンクとシンボリックリンクについて

「端末上でディレクトリ内のファイルやディレクトリを一覧する作業について」や「ファイル/ディレクトリの基本的な操作を行うコマンドについて」の中で触れていたが説明を含んでいなかったため、ハードリンクとシンボリックリンクについてをここで扱っておく…

ファイル/ディレクトリの基本的な操作を行うコマンドについて

ここでは、ファイルマネージャ上で行うような基本的な各種操作を行うコマンドを扱う。 作業ディレクトリの移動 空のファイルとディレクトリの作成 ファイル ディレクトリ 削除 コピー 名前変更/移動 作業ディレクトリの移動作業ディレクトリ*1はシェルの組み…

端末上でディレクトリ内のファイルやディレクトリを一覧する作業について

ここでは端末の環境におけるディレクトリ内のファイルやディレクトリの一覧を取得する作業についてを扱う。 ls系コマンド シェルの補完を用いる 端末上で動作するファイルマネージャを用いる ls系コマンドディレクトリ内のファイルやディレクトリの一覧はls,…

コマンドを用いてファイル名のエンコーディングがCP932(WindowsのShift_JIS)なZIP書庫を作成

UTF-8なロケールのGNU/Linux上でそのままファイル名のエンコーディングがUTF-8の日本語ファイル名を含むZIP書庫を作成し、WindowsやWineの環境で開こうとすると、正しくファイル名が扱えずに化けてしまう。 「Wine上のfoobar2000で日本語ファイル名のオーデ…