試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

テキストエディタ

C/MigemoのUbuntu向け自作パッケージにおけるvim-addon-manager関係のメモ

以前「C/Migemo(バージョン1.3c MIT版)のUbuntu向けパッケージを作成」のときにC/MigemoのUbuntu向けパッケージを作成したが、Vim向けのプラグインを直接システムのVimのバージョン番号付きのプラグインディレクトリに入れており、10月にアップロードした11.…

GNU Emacsのバージョン22以下(外部版)とバージョン23以上(付属版)の両方で動作するnXML modeの色設定の記述について

「nXML modeの設定とアウトライン操作メモ」ではバージョン22系のEmacsで追加パッケージとしてnXML modeを用いており、その後Emacsのバージョンが23系になった際には標準で同モードが提供されるようになっているのだが、いつの頃からかリンク先の記事におけ…

Wine上のサクラエディタの動作について(バージョン1.6.5.0時点)

Windows向けテキストエディタのサクラエディタにはWineで動かしたときに矢印キーなどの一部キーの入力を受け付けない問題があったのだが、大変ありがたいことに、2009年にWineユーザの方(Hidetaka Sakai氏)がWineにバグ報告をされており、そのやりとりの中で…

幾つかのテキストエディタにおけるエンコーディングの扱いについて

ここでは幾つかのテキストエディタ*1におけるエンコーディング*2の扱いについてを扱う。 gedit(GNOME) geditではファイルを開くときと保存するときにエンコーディングが選択できる。開くときには自動検出と手動指定の両方が可能。 利用可能なエンコーディン…

GNU Emacs 23におけるフォント設定に関する覚え書き

GNU Emacsのバージョンが23.1となり、Xftライブラリによる文字の高品質な描画が行われるようになっている。 設定例 Emacs 23でpcfフォントを使用する 動作やスクロールなどの重さ 設定例以下の設定では 英数部分に「Liberation Mono」 日本語部分に「M+1P+IP…

GTK+もXaw3dも使用しないX11なEmacsのスクロールバーとその色変更について

Gentoo LinuxでUSEフラグに「gtk」「Xaw3d」のいずれも付けずにEmacsをビルドする*1と、スクロールバーは平べったい色の表示になる。 これはGTK+やXaw3dのスクロールバーを使用したときと違い、マウスのドラッグ操作でうまく動かすことはできない*2が、色の…

DocBook文書を作成する環境を整える

DTDパッケージとXSLスタイルシート DocBook文書を変換するときに使用される。 Gentoo Linuxでは「docbook-xml-dtd」「docbook-xsl-stylesheets」というパッケージ。Debian,Ubuntuでは「docbook-xml」「docbook-xsl」。 デスクトップ環境がインストールされて…

nXML modeの設定とアウトライン操作メモ

設定 ファイル名: ~/.emacs ;; 全般の設定 (add-hook 'nxml-mode-hook (lambda () (setq nxml-slash-auto-complete-flag t) ; 「/」で終了タグを自動的に入力 (setq nxml-child-indent 1) ; インデント幅 (setq indent-tabs-mode nil) ; スペースでインデン…

Emacsで「タブもどき」を試してみる

Emacsは、Ctrl+bでバッファを選択して切り替える形で、タブでバッファを切り替える機能は標準では無いのだが、「タブもどき」を実現したものは存在する。http://www.splode.com/~friedman/software/emacs-lisp/#ui からescreen.elを、 http://www.geocities.…

GNU Emacs/GNU nano/シェルの操作を比較

GNU Emacsのキー操作は独自だが、GNU nanoや、シェル*1における操作でもある程度共通して使える。 GNU Emacs/GNU nano/シェルの操作 機能GNU EmacsGNU nanoシェル(Emacs操作モード) 上の行Ctrl+P, ↑Ctrl+P, ↑*2 下の行Ctrl+N, ↓Ctrl+N, ↓*3 1文字左Ctrl+B, ←…

mlterm上のGNU nanoでAltキーをMetaキーとして使用する設定

mltermのデフォルトの設定では、GNU nanoでAltキーがMetaキーとして動作しない。これを動作するように設定すると以下のようになった。 ファイル名: ~/.mlterm/main # Metaキーとして使用するキー(none,mod1,mod2,mod3,mod4,meta,alt,super,hyper) mod_meta_k…

nanoの設定

/etc/nanorcや、/usr/share/doc/nano-x.x.x/以下のサンプル設定ファイルを${HOME}/.nanorcというファイル名で保存し、必要な部分に対してコメント記号(#)を外していく。下の設定は一部だが、好みに応じていじってみるとよい。 ファイル名: ~/.nanorc ## 自動…

GNU nanoについて

GNU nanoは、端末から起動するCLI*1のテキストエディタで、操作方法が常に表示されている*2ため、初心者にも優しく、使い方を覚えるのも楽。また、起動・動作が軽いため、他のエディタに慣れていても、設定ファイルを少しだけいじるような場合などに役立つ。…

GNU Emacsにおける文字の自動色分け(font-lock)の設定

多くのテキストエディタには、プログラミング言語、スクリプト言語、マークアップ言語などの構文に基づいて、文字に色を付ける機能がある。 Emacsでは「font-lock」という機能によってこれを実現しているが、有効にするための設定を記述しないと使えない。 …

X toolkit(LUCID)版に戻して配色を久しぶりに変更

最近リリースのバージョン22でGTK+(2.x)に対応したEmacsだが、起動時間が短い以外のメリットが見出せない。GUIのファイル選択ダイアログは面倒だし、メニューの日本語化ができてもあまり嬉しくないし。GTK+アプリとしての見た目の統一性はあるかも知れないが…