試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

ハードウェア固有

Ubuntu 14.04における幾つかのメモ

PPAのパッケージを更新 PPAリポジトリ ppa:kakurasan/stable ppa:kakurasan/unstable で公開しているパッケージは既にUbuntu 14.04向けの更新が完了している。パッケージの内容自体は基本的に前の13.10のときのものと同じで、変更点はrxvt-unicodeのバージョ…

Ubuntu 13.10における幾つかのメモ(2013年10月下旬時点)

PPAのパッケージを更新 PPAリポジトリ ppa:kakurasan/stable ppa:kakurasan/unstable で公開しているパッケージは既にUbuntu 13.10向けの更新が完了している。パッケージの内容自体は基本的に前の13.04のときのものと同じで、変更点はrxvt-unicodeのバージョ…

AMD(ATI)が配布するfglrxの.runファイルからDebianパッケージを作成してインストールする(Ubuntu向け・2011年4月時点)

GNU/Linux上のX Window System向けのAMD(ATI)提供のCatalyst(fglrx)ドライバについて、「UbuntuにおけるCDEmuと最新のグラフィックドライバのインストールについて(Ubuntu 10.10時点)」で扱った「X Updates」のPPAリポジトリを用いた場合、ディストリ標準の…

k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ3/3)

「k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ2/3)」の続き。ここではk10railgun自体については扱わず、電圧を下げた運用に関係する負荷テストについてを扱う。 負荷テスト 負荷テストの必要性 一般的に…

k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ2/3)

「k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ1/3)」の続き。 実行 実行の際にはヘルプの表示を除いて管理者権限が必要。 k10railgunはPythonスクリプトなので、Pythonが入っている環境であればスクリプ…

k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ1/3)

AMD製のK10/K10.5世代のCPU(Phenom,Phenom II,Athlon II)の省電力機能ではP-Stateと呼ばれる幾つかの状態にクロック値と電圧値が対応付けられており、OS(のCPUドライバ部分)はこのP-Stateを切り替えることでクロックと電圧を変動させる。また、その(クロック…

w83627ehf系チップ搭載マザーボードでCPUファンの回転数を制御する(Linux 2.6.35時点・後半)

「w83627ehf系チップ搭載マザーボードでCPUファンの回転数を制御する(Linux 2.6.35時点・前半)」の続き。 実際 手元の環境(A785GMH/128MでAthlon II X3 445を使用・CPUファンはリテール)ではBIOS設定で低温時のファン回転レベルを最低にしていても、CPUの低…

w83627ehf系チップ搭載マザーボードでCPUファンの回転数を制御する(Linux 2.6.35時点・前半)

以前使用していた「K9NU Neo-V(マザーボード)/Athlon64 3500+ TDP35W版(CPU)」の組み合わせでは、BIOSで設定可能なCPUファン回転数自動調整機能を設定することでCPU低温時にセンサ読みで600-700RPM(回転/分)というレベルのCPUファンの回転数に抑えて(低温時…

UbuntuにおけるCDEmuと最新のグラフィックドライバのインストールについて(Ubuntu 10.10時点)

CDEmu Ubuntu 10.10時点では、Ubuntu公式のパッケージにはCDEmu(関連記事)は含まれていないが、開発者によるPPAリポジトリを追加することでディストリのパッケージとしてSynapticやapt-getコマンドなどで簡単にインストールすることができる。 リポジトリは…

Linux上におけるフォースフィードバックの振動の低レベル制御に関するメモ(後半)

「Linux上におけるフォースフィードバックの振動の低レベル制御に関するメモ(前半)」の続き。 振動の設定(effect)とその送信(upload) 振動の設定はstruct ff_effect型構造体(effect)を用いて行う。この型はフォースフィードバックにおける振動以外の種類にも…

Linux上におけるフォースフィードバックの振動の低レベル制御に関するメモ(前半)

「GNU/Linux上の振動対応ジョイパッドデバイスの振動テストを行うGUIツールを作成」のGUI振動テストツール作成上のメモの内、フォースフィードバック関係の(低レベル/OS依存な)操作に関するメモを扱う。ここで扱うのは主にカーネル付属ドキュメントのDocumen…

GNU/Linux上の振動対応ジョイパッドデバイスの振動テストを行うGUIツールを作成

「PSX-CV02上の PlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第3回)」で振動のテストに用いたツールfftestは端末上で動作するプログラムでGUIの振動テストツールはなかったため、このソースを参考にして作…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第4回)

「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第3回)」の続き。 重大な問題(不具合)? fftestでのテストは成功したかのように見えたが、jstest-gtkなどでボタンや軸の操作状況が確認できる状…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第3回)

「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第2回)」の続き。 fftestコマンドによる振動のテスト 「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第2回)

「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第1回)」の続き。 もう1つ変更が必要 hid-pl.c(pantherlordドライバ)の対応ハードウェア一覧と思われる部分にPLANEX USBゲームパッドコンバータ…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第1回)

PlayStation(1/2/PSX)のコントローラをUSB接続するPLANEX USBゲームパッドコンバータ(PS/PS2対応・2ポート) PSX-CV02をGNU/Linux上で用いた際には(Linux 2.6.31.5の時点では)そのままでは振動機能は利用できないが、これを使えるようにするべく試行錯誤して…

GNU/Linux上でPlayStation 2のコントローラを使用する

GNU/Linux上で動作するゲームパッドを探していたが... これまでPC上で使用するためのゲームパッド(コントローラ)の類は所有しておらず、新しく購入するとしても、それがもしかすると(Windows上では動いても)GNU/Linux上で動作してくれないのではないかという…