試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Gentoo Linux

GRUB 2(1.96)のインストール時の覚え書き

バージョン1.96のebuildでは、x86_64上でビルドができない? 2008/5/9現在のebuildでは、「dev-libs/lzo」パッケージがインストールされている状態であっても checking size of long... 4 checking for __lzo_init_v2 in -llzo2... no checking for __lzo_ini…

Gentoo Linux上のuswsuspについての覚え書き(UUID指定による休止を行う)

Debian/Ubuntuではinitrdの関係で比較的簡単にできたUUIDによるパーティション指定は、Gentoo Linuxではできなくはないものの色々と面倒だった。ここでは、その手順についてをメモしておく。 genkernelのinitrdをベースにする http://gentoo-wiki.com/HOWTO_…

Gentoo Linux上のuswsuspについての覚え書き(復帰デバイス名を直接指定する方法)

Debian/Ubuntuでの方法は「Ubuntu Gutsy(7.10)でuswsusp + hibernate-scriptによるハイバネーションを行う」で書いたようになっているが、Gentoo上での作業はこれと多少異なる。 インストール 「sys-power/suspend」をインストールする。 バージョン0.8では…

genkernel(Gentoo Linuxのカーネルビルド支援ツール)に関する覚え書き

Gentoo Linuxではカーネルは自分でビルドすることになるが、これを支援するgenkernelというツールがある。初期RAMディスクイメージ(initrd/initramfs)*1の作成も行える。 詳しい情報はGentoo Linux genkernelガイドに載っているため、ここでは、手動ビルドか…

TiMidity++でサウンドフォントを使用するための設定ファイルを自動生成するツール(cfgforsf)について

TiMidity++と設定ファイル TiMidity++は音源にサウンドフォントという形式の音色ファイルを使用することができるが、GUS/patchと同様、音源ファイルの指定・音色の割り当て・各種調整といった目的で、音を鳴らすために独自の設定ファイルを必要とする。 TiMi…

圧縮された形式のサウンドフォントを伸長

サウンドフォントという形式の音色データファイルは、独自の圧縮形式で配布されている場合がある。*1 ここでは、それらを展開するための方法についてを扱う。 sfArk形式 後述するSFPackが無くなったためか、圧縮されたサウンドフォントの形式として広く使わ…

JACK Audio Connection Kitをネットワーク経由で使用

NetJack(http://netjack.sourceforge.net/)を使用することにより、JACK Audio Connection Kitを使用して、ネットワーク経由でJACK対応アプリケーションのオーディオデータを転送することができる。 準備 ローカル(手元・音声が直接出る)側とリモート側の両方…

シェルスクリプトで自己展開するmakeself

「Eawplus音色セットのインストーラを作成」のスクリプトで既に使用しているが、makeself(http://www.megastep.org/makeself/)は、自己展開型の圧縮ファイルを作成するシェルスクリプト。中に含まれる実行ファイルを自動で実行させることも可能で、インスト…

Hotwire 0.721の覚え書き

グラフィカルなシェル環境Hotwireのバージョン0.721が出ている。Hotwireに関する関連記事は以下。 Hotwireの基本的な部分の覚え書き - 0.620 Hotwireの内部コマンドを試す(独自コマンド編) - 0.620 Hotwire 0.710のHotwirePipeの覚え書き - 0.710 ebuild htt…

不必要なPortageツリー同期と再ビルドを避けるための覚え書き

最新パッケージ情報を参照して、必要なときだけPortageツリーを同期 gentoo-portage.comというサイトがあり、パッケージの検索、ebuild*1や変更履歴(ChangeLog)の参照などができるのだが、新しく追加されたパッケージの情報もRSSで配信している。 http://gen…

GTK+ 2のAuroraエンジンについて

GTK+ 2のAuroraというテーマエンジンが http://www.gnome-look.org/content/show.php/Aurora+Gtk+Engine?content=56438 にあるのだが、これはKDE4の既定となっている「Oxygen」の色スキーム(配色テーマ)やスタイルと比較的マッチしている気がする*1。単体で…

KDE4上のGTK+ 2の設定について

(2010/1/10)システム設定のGTK+スタイル設定用モジュール(Mandrivaでは「systemsettings-qt-gtk」、Debian*1では「system-config-gtk-kde」)パッケージがあればシステム設定の「一般」タブ「外観」の「GTK Styles and Fonts」でGTK+ 2のテーマはGUIから設定…

TuxOnIce + hibernate-scriptとサウンドについて

復帰後に不具合が起きる場合にはサービス停止/起動で回避する TuxOnIceを実行するために使用するhibernate-script*1には自動でサービスを停止/開始する*2機能があり、サウンドもその1つとなっていて、Gentoo Linuxでは、/etc/init.d/alsasoundが使用される。…

rtパッチの当たったカーネルが他の独自パッチや外部カーネルモジュールに与える影響について

rtパッチはカーネルの深い部分にも修正を行うようで、通常のカーネルと同じ感覚で使うと不具合が出ることがある。ここではその影響について、分かった範囲でメモすることにする。 カーネルは、「tuxonice-sourcesとrt(リアルタイム)パッチ」のもの(Gentooパ…

tuxonice-sourcesとrt(リアルタイム)パッチ

Gentoo Linuxの「pro-audio」Overlayにある「rt-sources」というパッケージでrtカーネルのソースをインストールすることができるのだが、これはkernel.orgの提供するソースに対して適用されることになり、GentooパッチセットやTuxOnIceは含まれない。 そこで…

JACK Audio Connection Kit用のエフェクタ(JACK RackとjackEQ)

JACK Rack(http://jack-rack.sourceforge.net/)はJACKクライアントとして動作するエフェクタで、LADSPAプラグインを使用するため、別途LADSPAプラグインのパッケージを入れる必要があるが、音声をリアルタイムで色々と(プラグインの種類だけ)加工でき、操作…

milkjfフォントのebuildを作成

「STed2で日本語部分にもmilkjfフォントを使用するための覚え書き」で触れた/usr/share/X11/locale/ja_JP.UTF-8/XLC_LOCALEに関しての注意を表示しつつmilkjfフォントをインストールするebuildを、東雲フォントのebuildを参考に作成した。 # Copyright 1999-…

STed2が「Cannot open display. Aborting.」となって起動できない件についてとその対処

エラーメッセージ $ sted2 MIDI Music Composer STed 2.07m + 20021104 Copyright 1990-97 TURBO Cannot open display. Aborting.手元のGentoo Linuxで試したところ、このエラーで起動できず、環境変数DISPLAYを未定義にすることでncurses版を起動することは…

x86_64のmultilib環境におけるGTK+ 2のテーマについて

multilib環境 x86_64に限ったものではないのだが、multilib環境とは、同一のライブラリが(x86_64用とx86_32用のように)、同一CPUで動作する複数のCPUアーキテクチャ向けに存在する環境のことで、「multilib」自体は、32/64bit向けのライブラリを共存させる仕…

LASH Audio Session Handler(旧LADCCA)について

デスクトップ環境のログアウト時に「セッションを保存する」と、次回ログイン時に自動的にアプリケーションを起動し、可能な限り、アプリケーション内の状態も復元する。 JACKアプリケーションにおいてこのような「セッション管理」を実現するのがLASH Audio…

Portageツリーのディレクトリ(PORTDIR)をSquashfsに圧縮(準備とツリー更新方法)

「Portageツリーのディレクトリ(PORTDIR)をSquashfsに圧縮(概要と下準備)」の続き。 /tmp/以下をtmpfsにする設定(tmpfs上にSquashfsをコピーする場合) rsync、DISTDIR、PKGDIRの設定(/etc/make.conf) rsync時の除外ディレクトリ定義ファイル Squashfs作成時…

Portageツリーのディレクトリ(PORTDIR)をSquashfsに圧縮(概要と下準備)

Portageのディレクトリツリーはファイル数が非常に多く、ハードディスクのアクセスに時間がかかる上に、ファイルシステムによっては領域も無駄に広く使ってしまう。*1 アクセス速度に関しては、ツリーごとtmpfs上に配置すれば良さそうに思えたのだが、メモリ…

recordMyDesktopでX Window System上の操作を動画に記録する

X Window Systemの画面上の操作を記録するスクリーンキャストツールはいくつか存在するが、現時点で最も使い物になりそうなのがrecordMyDesktop(http://recordmydesktop.sourceforge.net/)というソフトウェア。3Dデスクトップの録画もでき、音声の録音もでき…

ALSA PCMデバイスとしてJACK Audio Connection Kitを使用

「ALSAには対応しているがJACKには対応していない」というアプリケーションからでも、JACK経由でのPCM音声のやりとりが可能になる。 このALSAプラグインはオプション扱いで、alsa-libには含まれず、「alsa-plugins」の中に入っていて、Debianでは「libasound…

JACK Audio Connection Kitの音飛びについてと、その対処

JACK Audio Connection Kitを使用すると、音声が途切れてしまうことがある。端末には **** alsa_pcm: xrun of at least xx.xxx msecsのような形で、切れた時間の目安が表示される。これが出てしまう状況ではかなり聞き苦しい音になってしまうのだが、効果的…

ディスク使用状況を調べて表示するツール

ディスクの使用状況は、コマンドでは duでディレクトリ以下のディスク使用量を調べる(-hオプションを付けると読みやすくなる) dfでマウントされたファイルシステムごとの...(-hTの2つのオプションを付けると読みやすくなり、更にファイルシステムの種類も表…

GNU/Linux上でユーザやグループごとのアクセス権を設定する機能を使用するための覚え書き

(NT系)Windowsでは、ファイルやディレクトリに関するアクセス権を、ユーザやグループごとに設定できる。 GNU/Linuxでは、カーネルのバージョン2.6からこの機能が導入された。名前はWindowsと同じくACL(Access Control List/アクセス制御リスト)といい、POSIX…

Nautilusでファイルの種類や名前によって色々なアクションを実行

Xfce 4.4のThunarというファイルマネージャには、ファイルの種類や名前により、右クリックメニューから様々なアクションを実行する機能が標準で搭載されている。 GNOMEのNautilusで同じことをするためには、「Nautilus-actions」という拡張パッケージをイン…

メール着信を自動的にチェックして知らせてくれる「Mail Notification」

Mail Notificationを使用することで、メールの着信を自動的にバルーン表示で知らせてくれる。本家のページにスクリーンショットがあるので参考になる。 対応するメールボックスの種類が豊富で、POP3はもちろんのこと、Gmailにも対応していて、ローカル/リモ…

notify-sendで通知ポップアップを表示する(トラブル対処の覚え書きを含む)

通知のポップアップ/バルーンを表示するlibnotifyライブラリのパッケージにはnotify-sendというコマンドがあり、これを実行すると、コマンドの実行により、通知ポップアップを表示することができる。 基本的な書式と重要度の指定 書式としては後ろにタイトル…