試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Screenletsの覚え書きの続き

Screenletの共通設定

個別のScreenletを右クリックして、「Properties...」を開き、「Options」タブ内の「Screenlet」タブを選択すると、全てのScreenletに共通した設定が行える。

  • X-Position: 配置場所のX座標
  • Y-Position: 配置場所のY座標
  • Scale: 大きさ(倍率)を「右クリック - Size」よりも細かく設定
  • Stick to Desktop: チェックすると全ての仮想画面(Viewport)に表示される
  • Treat as Widget: Compiz Fusion側で「Widget Layer」を有効にして、設定されたキー(デフォルトはF9)を押したときに、Screenlet以外が暗くなって見やすくなる
  • Lock position: チェックを入れると配置場所がロックされてドラッグによる移動が(ロック中に限り)できなくなる
  • Keep above: チェックを入れると他のウィンドウよりも手前に表示される
  • Keep below: チェックを入れると他のウィンドウよりも奥に表示される(隠れる)
  • Skip Pager: チェックを入れると仮想画面(Viewport)ごとのウィンドウ配置のレイアウトを表示する「ページャ」から見えなくなる
  • Skip Taskbar: タスクバーに含めない
  • Allow overriding Options: テーマ設定によっては、Screenletの設定値を変更するものがあるが、それを許可するかどうか
  • Ask on Override: テーマによる設定値変更が行われる際、確認ダイアログを出すかどうか

Screenletの固有設定

上の共通設定は「Options」タブ内の「Screenlet」タブにある。その「Screenlet」の右にあるタブが、固有設定をする場所。「Screenlet」タブの中に固有設定項目を持つもの(例: サイドバー)もある。

サイドバーについて

http://www.gnome-look.org/index.php?xcontentmode=165
にある「Sidebar Screenlet」は、色々なScreenletを配置する背景として配置できるScreenlet。右クリックしたときのメニューで以下のことができるので便利。

  • Screenletsマネージャ(管理GUIツール)を起動
  • リストから名前を選択することで、インストール済みのScreenletを追加
  • SidebarやScreenletのダウンロードページへのジャンプ(Webブラウザで開く)
  • 自動起動されるScreenletの追加/削除
  • Screenletのインストール
  • 全てのScreenletを終了する機能
  • サイドバー自体の配置(左右どちらかと、スペースの予約を行うか)設定

サイドバーを右クリックしたときにメニューが出るということは、サイドバーの上では、デスクトップ上を右クリックしたときのメニューが出せないということでもあるので注意。
サイドバーの自動起動機能を使用してScreenletを起動する場合、Screenletマネージャのほうでは自動起動の設定をしないようにする(両方の自動起動機能により多重起動されてしまう)。余計に起動したものは右クリックから「Delete」する。

ClearWeatherの地域コードに関して

ClearWeather(天気)の地域コードは、http://www.weather.com/ の検索ボックスに英語表記の都市名を入れて検索される結果のURLに含まれている。
例えば、「tokyo」を検索した場合、

/outlook/travel/businesstraveler/local/JAXX0085?from=search_city

がリンク先になるので、「JAXX0085」の部分を入力すれば東京の天気が出ることになる。
(2008/3/1)地域コード一覧が載っているページを見つけたのでここに追記。他にもありそう。

使用したバージョン:

  • Screenlets 0.0.10

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