試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

LXDE(パネル/セッションマネージャ/ファイルマネージャ)のebuildについて

    1. セッションマネージャ起動前
    2. セッションマネージャ起動後(freedesktop.orgの自動起動)

bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=157989
にlxpanelとlxsessionのebuildがあるのだが、lxpanel-0.2.7.2のebuildは「lxpanel-0.2.7.2のビルドが通らない(docbook-to-manコマンドが無い)件について」で書いたエラーが出るため、記事中で触れた「docbook-to-man」を入れるか、

--- lxpanel-0.2.7.2.ebuild.orig
+++ lxpanel-0.2.7.2.ebuild
@@ -9,14 +9,18 @@
 LICENSE="GPL-2"
 SLOT="0"
 KEYWORDS="~amd64 ~x86"
-IUSE="alsa"
+IUSE="alsa doc"
 
 RDEPEND=">=x11-libs/gtk+-2
 	alsa? ( media-libs/alsa-lib )"
 DEPEND="${RDEPEND}
-	dev-util/pkgconfig"
+	dev-util/pkgconfig
+	doc? ( app-text/docbook-to-man )"
 
 src_compile() {
+	if ! use doc; then
+		sed -i 's:\(SUBDIRS = src po data\) man:\1:' Makefile.in || die "sed failed"
+	fi
 	econf $(use_enable alsa) || die "econf failed"
 	emake || die "emake failed"
 }

の変更をして「USE="-doc"」で入れる。
修正済みebuildは以下のURLにアップロードした。
http://cid-3f9be5b1cd4a806c.skydrive.live.com/browse.aspx/%e5%85%ac%e9%96%8b/Gentoo%20Linux%20ebuild/lxde-base/lxpanel
ファイルマネージャPCManFMebuild
bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=121902
にあり、pcmanfm-0.3.5.9.ebuildpcmanfm-0.3.6.2.ebuildというファイル名で使用することで、バージョン0.3.6.2が使用できている。
lxsessionに関しては、そのまま入れてもGDMのログインではセッションの選択ができないため、修正ebuildと追加ファイル群(tar.bz2にまとめてある)を以下のURLにアップロードした。libSMの依存に関する記述も追加。
http://cid-3f9be5b1cd4a806c.skydrive.live.com/browse.aspx/%e5%85%ac%e9%96%8b/Gentoo%20Linux%20ebuild/lxde-base/lxsession
これを入れると、GDMからLXDEセッションに入れるようになる。
しかし、幾つかアイコンが抜けたりしていて、完全とは言えないかもしれない。
なお、files/session-default(/etc/xdg/lxsession/lxde/defaultに配置される)の内容は、セッションマネージャが起動されるときの自動起動プログラム(ウィンドウマネージャやパネルも含む)で、内容は

smproxy
icewm
lxpanel

としているが、この内容は好みに応じて変更できる。