試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

LXDEのパッケージとディストリ関係の情報を追加

  1. ディストリビューション関係の追加情報
    1. PUD GNU/Linux LXDE Edition
    2. TinyMe
    3. SliTaz
    4. Lubuntu
  2. パッケージの追加とebuild

ディストリビューション関係の追加情報

非常に軽量なデスクトップ環境LXDEのディストリに関する情報が新しくなっている。
以下でライブCDを試したものに関してはVirtualBox上でテストした。

PUD GNU/Linux LXDE Edition
以前の記事の追記で、LXDE版は入手できないことを書いているが、2008年4月に新しいLXDE版が出ている。
pud-linux.sourceforge.net/lxde.en.html
ライブCDでは英語と中国語のみ利用可能で、日本語を選択してインストールしても日本語は使えなかった。また、何故かパネルが出なかった。

TinyMe
TinyMe(tinymelinux.com)はPCLinuxOSをもとにしていて、LXDEを使用している。
VirtualBoxでは「VideoSafeModeVesa」で起動しないとXが起動しなかった*1

  • X起動後に各種設定を手動で行う必要がある
  • 一般ユーザ名は「guest」・パスワードは「guest」
  • インストール時の管理者パスワードは「root」
  • インストーラはやや独自?
  • 日本語にはならない

(2014/10/3)このプロジェクトはその後中止となった。

SliTaz
LXDEパネルを使用したライブCDで、サイズが非常に小さい。日本語では使えなかった。

Lubuntu
(2011/1/23)2011年1月時点ではUbuntuLXDE版となるLubuntuが存在し、デスクトップ環境にLXDEが用いられる。

パッケージの追加とebuild

  • LXAppearance(GTK+ 2のテーママネージャ)
  • lxde-common(付属アイコンテーマやログイン/ログアウトに関するファイルなど)
  • LXNM(ネットワークマネージャ・未完成っぽい)

という追加パッケージが存在する。また、既定のウィンドウマネージャがOpenboxに変更されている。
Gentoo Linux向けのebuild
http://cid-3f9be5b1cd4a806c.skydrive.live.com/browse.aspx/%e5%85%ac%e9%96%8b/Gentoo%20Linux%20ebuild/lxde-base
以下にアップロードしているが、今回の変更に合わせて更新した。
GPicViewは、Portageツリーのバージョン0.1.8向けのebuildをファイル名変更してバージョン0.1.9用として再利用できた。

使用したライブCD:

使用したバージョン:

*1:「Could not install the x11-driver-video-vboxvideo package!」というエラーになる