SCIM-Anthyに関する設定メモ(2008/8/8現在)
既にuim-anthyへ移行してしまったが、関連項目として、SCIMに関する設定をここにまとめておく。
SCIMを使用するための設定
SCIMに関する部分のみ抜粋。
ファイル名: ~/.xprofile
export XMODIFIERS="@im=SCIM" # XIM export GTK_IM_MODULE=scim # GTK+ 2 export QT_IM_MODULE=scim-bridge # Qt 3/4 # uimから乗り換える際には、「uim-xim &」や「uim-toolbar-gtk-systray &」を # 以下の部分に置き換える scim -d
GTK+ 2のimmoduleに関しては、問題が起こる場合のみSCIM-Bridgeをインストールして「scim-bridge」の指定を試すとよいかもしれない。
Qtの場合、バージョン4系向けの(直接使用する)immoduleがないため、SCIM-Bridgeが必要。もしくは「xim」指定でXIMとして使用する。
SCIM自体の設定
「uim-anthyに関する設定メモ(2008/8/7現在)」同様、手元の環境での設定*1に関する覚え書きで、初期状態*2をもとにして行う作業を書いている。
自分以外の参考になるかどうかは不明。
フロントエンド - 全体設定
- ホットキー - 開始/終了: Control+spaceを消して*3Zenkaku_Hankakuを追加し、必要・好みに応じてControl+backslashなどを追加
IMエンジン - 全体設定
- 日本語: Anthyにチェックが入っていることを確認し、他の使用しないものは外す
- その他: 全て外す
IMエンジン - Anthy - 一般
- 入力方式: かな入力方式
候補一覧などのウィンドウ属性(Compiz Fusion向け)
(2008/8/9)ツールバーや変換候補一覧に対して「CompizConfig Settings Managerのウィンドウ指定に使用する情報を簡単に取得・コピーする」の取得ツールを使用したところ、
type=normal name=scim-panel-gtk class=Scim-panel-gtk title=scim-panel-gtk
という情報が得られた。
Compiz Fusionの「アニメーション」プラグインを使用している場合、「閉じる時の効果」「開く時の効果」にある、エフェクト対象ウィンドウの指定を
(type=Normal | Dialog | ModalDialog | Unknown) & !(name=gnome-screensaver) & ! (class=Wine | class=Scim-panel-gtk)
のようにすることで、効果がかからないようにできる。
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