milkjfフォントのRPMパッケージを公開・ビットマップ版モナーフォントのMandriva向け微調整版も
「milkjfフォントを使用する」で扱っているmilkjfフォントは、知名度が低いこともあり、ディストリのパッケージとしては利用できないため、以前Gentoo向けにebuildを作成したのに続けて今回Mandriva Linux向けのRPMパッケージを作成した。今回はBDF形式のフォントをソースとしてbdftopcfでPCF形式へ変換することにした。
また、これとは別にビットマップ版モナーフォントのソースRPMから.specファイルをMandriva Linux向けに微調整したものも作成した。フォントのインストール先はいずれも/usr/share/fonts/misc/以下で、特にフォントパスを追加したりする必要はない。
パッケージとソースRPMは、別館の配布ページで公開している。
(2014/10/13)配布ページは削除済み。
どちらも、.specファイル内の処理において特に変わったことはしていないが、システムへのインストール/アンインストール後のfonts.dirの更新は下のようにしているということだけはメモ(下はmilkjfフォントの.specファイルに書いたもの)。
%define bmpfontdir %{_datadir}/fonts/misc %define __mkfontdir %{_bindir}/mkfontdir (中略) %post cd %{bmpfontdir} %{__mkfontdir} %postun if [ ${1} -eq 0 ]; then cd %{bmpfontdir} %{__mkfontdir} fi
この「%postun」での比較は
http://web.archive.org/web/20080705084601/http://www.vinelinux.org/manuals/making-rpm-9.html
にあるように、実際にアンインストールが行われる操作のときに限り処理を行えるようにするためのもののようだ。