試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

GKrellMプラグイン(volumeのALSA対応とcpufreq)、rxvt-unicode(256色対応と一部オプション変更)、unzip(CP932対応)、Tao Frameworkのパッケージを2009.1向けに再作成

今回

のパッケージを2009.1向けに作り直した。
作成したパッケージは別館の配布ページに公開している。
(2014/10/12)配布ページは削除済み。

  1. GKrellMプラグイン
  2. rxvt-unicode
  3. CP932対応版unzip
  4. Tao FrameworkとopenBVE
  5. その他

GKrellMプラグイン

バージョンが上がったのに合わせただけで変更点は同じ。

rxvt-unicode

バージョンが上がったのに合わせたのだが、configureオプションの--enable-frillsを無効にしてしまうと

g++ -I.. -I. -I. -I./../libev -DHAVE_CONFIG_H  -O2 -g -pipe -Wformat -Werror=format-security -Wp,-D_FORTIFY_SOURCE=2 -fexceptions -fstack-protector --param=ssp-buffer-size=4 -w -DDEBUG_STRICT -I/usr/include  -c command.C
command.C: In member function ‘void rxvt_term::set_urgency(bool)’:
command.C:1692: error: ‘urgency_hint’ was not declared in this scope
command.C:1699: error: ‘urgency_hint’ was not declared in this scope
make[1]: *** [command.o] Error 1
make[1]: Leaving directory `/home/mandrake/rpm/BUILD/rxvt-unicode-9.06/src'
make: *** [all] Error 1
error: Bad exit status from /var/tmp/rpm-tmp.eXRhvM (%build)

となってしまったため、このオプションだけは付けたままにした。また、i586上でXIMが有効にならない問題も発生したため

export rxvt_cv_func_xlocale=yes

をconfigureスクリプト実行の手前に記述して回避するようにした。

CP932対応版unzip

バージョンが上がったのに合わせたのみ。

Tao FrameworkとopenBVE

2009.0上でビルドしたopenBVEの挙動が明らかに重くなってしまったのでTao Frameworkとともに再ビルド(openBVEのバージョンは最新の1.0.5.0に上げた)してみたのだが、残念ながら挙動は改善せず、重いままだった。更に、シミュレータモードに切り替わった後でメニューから終了しようとすると固まってしまう(メインウィンドウに戻ることも同様にできない)現象も発生してしまった。
公式配布されているアセンブリを用いても結果が同じだったことから、2009.1に入っているMono 2.2に問題がある可能性もある。

その他

x86_64版Mandriva Linuxにおいてgksuが使えない問題とその対処」で扱ったx86_64上のlibgksuの問題は解消しているため、Mandriva公式のパッケージを使用して問題はない。