GKrellMプラグイン(volumeのALSA対応とcpufreq)、rxvt-unicode(256色対応と一部オプション変更)、unzip(CP932対応)、Tao Frameworkのパッケージを2009.1向けに再作成
今回
- 「Mandriva Linux 2009.0のGKrellMプラグインのパッケージの不満点とその対処(volumeプラグインのALSA対応とcpufreqプラグインの追加)」で扱ったGKrellMプラグイン
- 「rxvt-unicodeの覚え書き(概要とconfigureオプション、256色対応など)」で扱ったrxvt-unicode
- 「Mandriva Linux 2009.0に含まれるunzipコマンドのCP932対応について」で扱ったCP932対応版unzipコマンド
- 「Tao FrameworkについてとMandriva Linux向けRPMパッケージの作成」で扱ったTao Frameworkと「openBVEの概要とインストール(2009/1/13現在)」「openBVEの実行方法とMandriva Linux向けRPMパッケージ(2009/1/14現在)」で扱ったopenBVE
のパッケージを2009.1向けに作り直した。
作成したパッケージは別館の配布ページに公開している。
(2014/10/12)配布ページは削除済み。
GKrellMプラグイン
バージョンが上がったのに合わせただけで変更点は同じ。rxvt-unicode
バージョンが上がったのに合わせたのだが、configureオプションの--enable-frillsを無効にしてしまうとg++ -I.. -I. -I. -I./../libev -DHAVE_CONFIG_H -O2 -g -pipe -Wformat -Werror=format-security -Wp,-D_FORTIFY_SOURCE=2 -fexceptions -fstack-protector --param=ssp-buffer-size=4 -w -DDEBUG_STRICT -I/usr/include -c command.C command.C: In member function ‘void rxvt_term::set_urgency(bool)’: command.C:1692: error: ‘urgency_hint’ was not declared in this scope command.C:1699: error: ‘urgency_hint’ was not declared in this scope make[1]: *** [command.o] Error 1 make[1]: Leaving directory `/home/mandrake/rpm/BUILD/rxvt-unicode-9.06/src' make: *** [all] Error 1 error: Bad exit status from /var/tmp/rpm-tmp.eXRhvM (%build)
となってしまったため、このオプションだけは付けたままにした。また、i586上でXIMが有効にならない問題も発生したため
export rxvt_cv_func_xlocale=yes
をconfigureスクリプト実行の手前に記述して回避するようにした。
CP932対応版unzip
バージョンが上がったのに合わせたのみ。Tao FrameworkとopenBVE
2009.0上でビルドしたopenBVEの挙動が明らかに重くなってしまったのでTao Frameworkとともに再ビルド(openBVEのバージョンは最新の1.0.5.0に上げた)してみたのだが、残念ながら挙動は改善せず、重いままだった。更に、シミュレータモードに切り替わった後でメニューから終了しようとすると固まってしまう(メインウィンドウに戻ることも同様にできない)現象も発生してしまった。公式配布されているアセンブリを用いても結果が同じだったことから、2009.1に入っているMono 2.2に問題がある可能性もある。