試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

openBVEのその後(2009/7/27現在)

openBVEのバージョンが1.2.0.0になっている。別館のRPMパッケージのページに公開しているパッケージも更新した。
(2014/10/12)配布ページは削除済み。
今回大きな変更として3D運転台/運転室のサポートが追加され、3D運転台/運転室に対応した車両データを用いると車内の視点において運転室内の表示が3Dとなり、従来と比べてより運転台/運転室の雰囲気がリアルなものとなっている。
サンプルとして113-1000atccabという車両向けの拡張として「113-1000atccab-3D」というものが
openbve.trainsimcentral.co.uk/develop/
の左フレームメニューの中からたどれる専用ページから入手できた。
(2014/10/12)「113-1000atccab-3d.zip」で検索すると転載されているページがあり、そこから入手できる。
使い方としては113-1000atccabの車両ディレクトTrain/113-1000atccab/Train/113-1000atccab-3D/としてコピーした後で113-1000atccab-3Dの.zipファイルの中身を展開し、openBVE上で車両を「113-1000atccab-3D」に手動で選択する。
ただし、オリジナルの113-1000atccabの車両の配布ファイルはWin32向けのDGCA形式の自己展開書庫なので、これをGNU/Linux上で展開(実行)するにはWineが必要となる。
この車両をデモ路線上で用いたスクリーンキャストを
zoome.jp/kakurasan/diary/21 (リンク切れ)
にアップロードした。他にも
www.youtube.com/watch?v=WUTwyEeIuxQ
などに同様のデモ動画がある(こちらはWindows版をWineで動かしているようだ)。
また
www.youtube.com/watch?v=QxgfhGZHznU
の動画の中ではBritish Rail Class 323の3D運転台が紹介されている。
下は113-1000atccab-3Dのスクリーンショット

斜め上から

斜め横から(正面=左前方)

使用したバージョン:

  • openBVE 1.2.0.0
  • Tao Framework 2.1.0
  • Mono 1.9.1