Mandriva Linux 2010.0上の一部パッケージに関する覚え書き
Adobe Reader
以前のバージョンのMandriva Linuxと同様get.adobe.com/jp/reader/
から「Linux - x86 (.rpm)」を選択してダウンロードした.rpmファイルを直接開いてインストールするか、ファイル名がAdbeRdr9.2-1_i486linux_jpn.rpmのようになっているのをAdobeReader_jpn-9.2-1.i486.rpmのように名前変更してローカル上のメディアに追加してパッケージマネージャから「AdobeReader_jpn」をインストールするかのいずれかでインストールできる。
Flash
Adobe版Flashを使用したい場合、以前のMandriva Linuxと同様- swfdec-mozillaを削除
- libflashsupportをインストール(PulseAudioから音声出力するのに使用)
のようにする。
x86_64向けのlibflashsupportは今回もないので「x86_64版Mandriva Linux 2009.0上におけるx86_64版Flash使用時のPulseAudioへのオーディオ出力について」でビルドしたものを使用することで動作している。i586版も無くなっているようで、今回両方のバージョンを再びビルドした。
別館の配布ページで公開している。
(2014/10/12)配布ページは削除済み。
VirtualBox(本家バイナリ版)
2009年11月中旬の時点ではMandriva Linux 2010.0向けのものはないが、2009.1向けのものが動作した。VMware Player
バージョン3の.bundleファイルをダウンロードし、実行属性を付けて管理者権限で実行するとウィザードが開始し、そのまま進めていくとインストールが行える。途中でカーネルモジュールのビルドが行われるので時間がかかる。2010.0のカーネル(2.6.31系)で特にモジュールのビルドに問題は起こっていない。今回バージョンが3.0系になり、Player単体での仮想マシン作成やVMware Toolsのインストール(別途用意せずに使える)など、様々な機能が追加され、以前よりも使いやすくなっている。
多くのスクリーンショットを含んだ解説が
tomcat.nyanta.jp/sb2/sb.cgi?eid=234
などにある。
使用したバージョン:
- Adobe Reader 9.2
- VMware Player 3.0.0
- VirtualBox 3.0.10