試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Compizの設定に関する追加メモ(ウィンドウの移動を用いた一時的な透過と新規ウィンドウ配置ルールなど・2010/3/3現在)

Compizの設定に関する少しの追加メモをここで扱う。

ウィンドウの移動(ウィンドウを一時的に透過させて後ろのウィンドウを見る)

ウィンドウ移動中の不透明度を下げるとAltキーを押しながらマウスボタンを押さえている間*1、(ウィンドウを動かさなくても)最前面のウィンドウが透けて後ろのウィンドウが見えるので、後ろに隠れたウィンドウの文字がちょっと見たいというときに(「不透明度・明度・彩度」プラグインの代わりに)透けさせるという使い方ができる。
値については、ウィンドウが見えにくくならないように、50-70ぐらいの範囲で調整をするといいかもしれない。

ウィンドウの配置(新規ウィンドウの配置ルールなど)

新規ウィンドウの表示位置がいつも左上になっていたが、これはここの「一般」タブにある「配置形式」で変更できるということが分かった。
左上になっていたのは「カスケード」になっていたからで、これを「中央」にすると常に画面中央にウィンドウが出るようになる。
「Under pointer」が便利で、新規ウィンドウを作成する際にそのときのマウスポインタの位置を参考にして配置するようになる。
他にも幾つか配置形式がある。
「固定ウィンドウ配置位置」タブの「Windows with fixed placement mode」では特定のウィンドウに対して別のルールを設定できる。このタブでは特定のウィンドウに対する座標とビューポート(仮想画面)の固定もできる。

関連記事:

使用したバージョン:

  • Compiz 0.8.4
  • CCSM 0.8.4

*1:「ウィンドウの移動開始」でキーとボタンは変更可