試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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ピクロス/お絵かきロジックとマインスイーパのクローンpicmi(旧Tux Picross)の問題と設定について(2010/4/6現在)

ここではpicmiの問題と設定に関してを扱う。picmiについては「ピクロス/お絵かきロジックとマインスイーパのクローンpicmi(旧Tux Picross)について(2010/4/5現在)」を参照。
今回使用しているのは2010/4/5版。開発が活発なこともあり、今後のバージョンで内容は変更される可能性がある。
(2010/4/8)バージョン1.1.2が出ているが、2010/4/5版とほぼ同じとなっている。

ピクロスの問題について

2010/4/5版/バージョン1.1.2の時点では問題は自動生成/ランダムとなっており、何度でも楽しめる反面、同じ問題は繰り返しできず、また、解いていく過程で絵が完成していくわけでもない。問題の自作もできない。

設定項目について

ピクロス

背景画像と難易度(Difficulty)/問題サイズ(Width,Height)が設定できる。Difficultyの値は黒にするマスの割合なので、下げると解くのは難しくなるが、下げすぎても簡単になる。その際、解が複数できてしまうこともあるが、内部で生成されたパターンと一致しないと完成にはならない。
Difficultyを10-45あたりにするとかなり難しくなる。既定値の55は易しすぎず難しすぎずの良い難易度。
幅と高さはそれぞれ5-40の間で変更できるが、20x20を超えるとDifficultyが高くても解くのは大変。縦と横は異なる値でもOKで、5の倍数である必要もない(数えにくくはなる)。
慣れない内は

  • Difficulty:70-80
  • Width:5-10
  • Height:5-10

あたりがおすすめ。
ある程度慣れてきたら

  • Difficulty:55-60
  • Width:15-20
  • Height:15-20

あたりにして、これでも物足りなければDifficultyを更に下げてもよいが、値を45辺りよりも下げるとマスの塗りを仮定して矛盾するかで確かめるというテクニックが必要になることが出てきたりして、難易度が増していく。しかし、「仮に塗り潰し、矛盾が出たら取り消す」という機能は搭載されていないため、解くのは難しい。
背景画像は「Background」を「Custom」にして「Custom BG」を背景画像にしたい画像ファイルにすることで変更できる。画像の色によっては黒にしたマスが(現在位置の強調表示を除いて)分かりにくくなるが、これはわざと制限プレイの類として見づらく(やりにくく)するという使い方もできる。

画像は8x8,Difficulty55で黒一色の背景画像を指定したもの。カーソル/マウス位置の行/列だけしか黒マスにした部分が見えずに全体が見渡せないが、これはこれで新しい気もする
ピクロス/お絵かきロジックとマインスイーパのクローンpicmi(旧Tux Picross)について(2010/4/5現在)」でも触れたが、「No Hints Mode」はチェックをすると間違ったマスを黒にしようとしたときに経過時間が増えない代わりにそのマスが正しいのかどうかが完成するまで分からない。個人的には、ヒントは要らない上にうっかり手が滑ってミスになることもあるので、このチェックは入れるのが好み。

マインスイーパ

マインスイーパでも難易度(Difficulty)や全体のサイズ(Width,Height)が設定できる。マインスイーパのDifficultyは地雷のパーセンテージなので多いほど難しくなる。
慣れない内は

  • Difficulty:10-12
  • Width:8-10
  • Height:8-10

あたりがいいかもしれない。
ある程度慣れてきたら

  • Difficulty:20前後
  • Width:20前後
  • Height:20前後

あたりにして、もっと難しくしたければDifficultyやサイズを上げてもよいが、Difficultyは30ぐらいになるとかなり難しくなる。
また、こちらも背景画像を指定して変更できるが、あまり意味はないかもしれない。

関連:GIMPを用いて黒一色の画像を作成する手順

  1. ツールボックス」ダイアログの色選択部分で描画色(左上のほうの四角)をクリックし、黒を指定
  2. Ctrl+Nもしくは「ファイル - 新しい画像」から新しく画像を作成
  3. 画像のサイズは十分大きく指定し、「詳細設定」を展開して「塗りつぶし色」を「描画色」にして画像を作成
  4. Ctrl+Sもしくは「ファイル - 保存」で画像を保存
  5. ファイル名の最後を「.png」としてPNG形式で保存し、好みでオプションを指定

画像のサイズについては、picmiのウィンドウの左上に画像の左上を合わせてウィンドウの大きさよりも大きければよいが、小さいとその外側は白くなってしまう(拡大はされない)。ウィンドウの大きさは問題の幅と高さの設定により異なるので、その大きさより大きくなるように調整するか画面の解像度と同じにしてしまうなどする。

関連記事:

使用したバージョン:

  • picmi 2010/4/5版, 1.1.2
  • GIMP 2.6.7