試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

画像ビューアGImageViewに関するその後のメモとUbuntu向けパッケージの作成(2011年4月中旬時点)

以前GImageViewが最新のリリース版でもうまくビルドできず、色々と修正をして動かしても動作がおかしかったりしていたが、その後も新しいバージョンのリリースは出ていないものの、SourceForge.netにおいてはSubversionリポジトリで作者によるメンテナンスは行われていることが分かり、バージョン2.14系以上のバージョンのGTK+ 2を用いたときにスクロール関係が正常に動作しない件についても2010年11月付けで修正が入っている(変更履歴には「Fix broken scrolling with recent gtk+.」と書かれている)。
手元でも最新のソースを取得してビルドしたものを用いて正常な動作が確認できたので、この機会にUbuntu向けのパッケージを作成し、「milkjfフォントとut(内海氏)版AnthyのUbuntu向けパッケージを作成(2010/11/20現在)」で書いているPPAリポジトリに公開した。パッケージではMPlayerサポートを有効にしている。

バージョンは「0.3.0」と表示されている。スプラッシュ画像の印象もだいぶ変わったが、パッケージでは起動時のスプラッシュは無効にしているので、設定ダイアログやバージョン情報でのみ表示される。

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使用したバージョン:

  • GImageView r1215 (2010/11/17)
  • GTK+ 2.22.0