試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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メールマガジン:PyGIを用いる上での基本的な部分について(GTK+のオブジェクトの作成2,オブジェクトの中身とメンバ関数)

この記事について

メールマガジンの系統は「GTK+開発など」です。
PyGIにおけるインスタンスの作成処理とその際の引数についての続きと、作成したオブジェクトのメンバについて,メンバ関数の呼び出しについてを扱っています。
PyGIでのインスタンスの作成処理とオブジェクトのメンバ,メンバ関数について理解できているであれば、この記事を読む必要はありません。

途中までの内容

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┃PyGIを用いる上での基本的な部分について                              ┃
┃(GTK+のオブジェクトの作成2,オブジェクトの中身とメンバ関数)          ┃
┃                                               Python,PyGI,Vala,GTK+┃
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名前付きコンストラクタによるオブジェクトの作成
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コード─────────────────────────┐
│# 名前付きコンストラクタによる作成方法                │
│[変数] = [クラス名].new([値1],[値2], ...)             │
│[変数] = [クラス名].new_from_xxx([値1],[値2], ...)    │
│[変数] = [クラス名].new_with_xxx([値1],[値2], ...)    │
└───────────────────────────┘
オブジェクトを作成する際に、前回扱った形の代わりに
「[クラス名].new()」や「[クラス名].new_from_[文字列]()」
「[クラス名].new_with_[文字列]()」などの「名前付きコンストラクタ」を
用いる場合がある。特に
 * 「from」が付いたもの: 引数に指定したデータを用いて初期化する
                         (通常の初期化方法とは別に用意されたもの)
 * 「with」が付いたもの: 通常の初期化方法に加えて
                         追加の機能を有効にして初期化する
といったパターンが多く、通常の場合と違った初期化のしかたをするために
設けられている。他にも後ろに付く名前には幾つかのパターンがある。

Vala言語でも名前付きコンストラクタによるオブジェクトの初期化を
行う場合があり、PyGIとともに初期化時のバリエーションを持たせるための
GObjectのオブジェクトシステム特有の記述のしかたとなる
(ここではVala言語での使用例は扱わないが、使い方は同様)。

(以下略)

───────── (以下は見出しのみの紹介となります) ─────────

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オブジェクトの中身
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メンバへのアクセス
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──────────
メンバ関数の呼び出し
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