試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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メールマガジン:PulseAudioとJACK Audio Connection Kitの共存について(共存の実際)

この記事について

メールマガジンの系統は「自由テーマ」です。
メールマガジン:PulseAudioとJACK Audio Connection Kitの共存について(各デーモンの特徴とデバイスの競合)」の続きとして、PulseAudio(PA)とJACK Audio Connection Kit(JACK)の2つのサウンドデーモンの共存の実際についてを扱っています。
これらのサウンドデーモンの共存のさせ方について理解できているのであれば、この記事を読む必要はありません。
メールマガジンの詳細については「『試験運用中なLinux備忘録メールマガジン』の発行について」を参照してください。

途中までの内容

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┃PulseAudioとJACK Audio Connection Kitの共存について(共存の実際)     ┃
┃                 PulseAudio,JACK Audio Connection Kit,マルチメディア┃
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従来のPulseAudio/JACKの共存
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JACKアプリケーションのみを使用する場合
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JACKアプリケーションのみを使用する場合、JACKデーモンかQjackCtlを
pasuspenderから起動することで、JACKデーモンを確実に起動して
JACKアプリケーションを使用でき、その後JACKデーモンを終了すると
PulseAudioが使えるようになる。ただ、この方法ではJACKデーモンを
動かしている間はPulseAudioが使えない。

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PulseAudioの自動デバイス開放
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PulseAudioは、音を出しているプログラムがない状態でしばらく経過すると
自動的にデバイスを開放する機能を持っている(module-suspend-on-idle)。
PulseAudioへ音を出すプログラムを全て終了後に時間をおくとJACKデーモンを
(サウンド出力ありで)起動できるが、この場合もJACKデーモンの動作中は
PulseAudioが使えない。

───────── (以下は見出しのみの紹介となります) ─────────

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PulseAudioのJACKモジュール
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JACKデーモンの起動時にPulseAudioを設定するためのQjackCtlの設定
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PulseAudioの自動起動を止める場合
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新しいバージョンのPulseAudioとJACK2による共存
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関連記事:

使用したバージョン:

  • PulseAudio 1.0
  • pavucontrol 0.99.1
  • JACK Audio Connection Kit 1.9.7
  • QjackCtl 0.3.8