openBVEのバージョン1.4.2についてのメモ
odakyufan氏のサイトにある、2012年7月時点のopenBVEの正式な公式ページにおいて、バージョン1.4.2が6月末に公開されている。ソースも配布ファイルに含まれている。
アドオンの取得機能を廃止?
過去のバージョンでダウンロード済みのアドオンがある場合は「新しく始める」でタブが表示されてここから路線や車両を選択することができるが、新しくアドオンをインストールすることはできなくなった。また、インストール済みのアドオンが1つもない場合は「アドオン」のタブも表示されない。アンチエイリアシング
オプション設定でシミュレータ内のアンチエイリアシングのレベルが指定可能となっている。初期値は4。当然、有効にすると動作は遅くなる。シンプルな外観テーマ
シミュレータ内の各種表示をシンプルにした「Slim」というテーマが追加されている。odakyufan氏はこれまでのバージョン1.0系頃のインターフェースがややカラフル過ぎると感じていたことからこのテーマを作成したようだ。
初期設定では無効だが、バージョン1.4.2時点ではこれを有効にするためのGUI設定項目はなく、有効にしたい場合は「バージョン1.2.12系以上のopenBVEのユーザごとのデータ保存ディレクトリについてとシミュレータ開始後に正常にメインウィンドウに戻らない場合の対処(前半)」で扱ったディレクトリの下にあるSettings/options.cfg(GNU/Linuxで環境変数XDG_CONFIG_HOMEが未定義の場合は[ホームディレクトリ]/.config/openBVE/Settings/options.cfg)を開いて
[interface] folder = Default
の部分を
[interface] folder = Slim
とする必要がある。
使用したバージョン:
- openBVE 1.4.2