試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Compiz Fusionの覚え書きx3(2007/7/11現在)

CompizConfig Settings Manager(CCSM)のAdvanced Search

CompizConfig Settings Manager(CCSM)で、左下に「Advanced Search」という項目があるのだが、これをクリックすると、
プラグイン - セクション」
という形で楽にたどっていけて、選択したセクションの設定フォームが下に表示されるので、これを操作して設定変更することもできる。キーバインド設定に関しては未対応?

Mipmap(ミップマップ)とは?

幾つかのプラグインで、見慣れない「Mipmap」という用語の設定項目を見かけた。意味はwikipedia:ミップマップの説明の通り。これにより、テクスチャが縮小されたときにギザギザが出にくくなる効果が得られる。Expoプラグインで有効/無効を切り替えると違いがよく分かる。下の画像では、左が無効・右が有効。両方とも原寸大。

なお、Expoプラグインは、デフォルトでは画面左上の角にマウスを持っていくと簡単に発動する。戻すときも同様。*1

fusion-iconをXfce4.4の自動起動に登録

fusion-iconは、システムトレイに常駐して、Compiz Fusionに関係した設定を開いたり、一部起動オプションを変更して反映させたり、他のウィンドウマネージャとの切り替えを行ったりする。
このfusion-iconを起動させるために、${HOME}/.config/autostart/以下に.desktopファイルへのリンクを張る。普段ウィンドウマネージャにxfwm4を使用することが多くても、fusion-iconのウィンドウマネージャ切り替え機能にxfwm4も対応しているため、Compiz Fusionとの切り替えに使えて便利。

$ ln -s /usr/share/applications/fusion-icon.desktop ~/.config/autostart/

*1:ウィンドウ一覧を画面内に整理して縮小表示し、選択するとアクティブにできる「スケール」も同じように、デフォルトで画面右上角が設定されている