試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2008-01-01から1年間の記事一覧

年末年始(2008-2009)の新規記事投稿の休止について

2008/12/27(土)から2009/1/4(日)の期間、過去の記事に対する追記や修正、別館サイトの修正などは行う可能性がありますが、新規記事の投稿はお休みします。

STed2とビルドエラー対策済みGImageViewのMandriva Linux向けRPMパッケージを作成

タイトル通り、STed2とMandriva Linux 2009.0のGImageViewがまともに動作しない件についてと回避方法(前半)でビルドエラー対策を行ったGImageViewのMandriva Linux向けRPMパッケージを作成した。 STed2では、以前Gentoo向けに作成したときのebuildと同様、「…

デスクトップ環境のファイルマネージャにおける未登録なファイルタイプの登録とアプリケーションの関連付けについて

未知の種類と関連付け ファイル種類について 多くの一般的なファイルの「種類」は、shared-mime-infoが提供する(freedesktop.orgによる)データベースによってサポートされていて、GUIファイルマネージャなどから、その種類が認識されていると分かる。しかし…

x86_64版Mandriva Linuxにおいてgksuが使えない問題とその対処

gksuは管理者のパスワードを入力することで管理者権限でコマンドを実行するが、x86_64版Mandriva Linuxでは このようなダイアログ*1が出て実行に失敗する。メッセージは The gksu-run-helper command was not found or is not executable.とのことだが、これ…

Mandriva Linux 2009.0のGImageViewがまともに動作しない件についてと回避方法(後半)

「Mandriva Linux 2009.0のGImageViewがまともに動作しない件についてと回避方法(前半)」の続き。 サムネイル表示におけるスクロールに不具合? GTK+ 2.12系(2.12.12)を別に入れてみると... サムネイル表示におけるスクロールに不具合?苦労の末、パッケージの…

Mandriva Linux 2009.0のGImageViewがまともに動作しない件についてと回避方法(前半)

Mandriva Linux 2009.0で画像ビューアGImageViewのパッケージ「gimageview」をインストールしたのだが、画像が全然開けなかった。 プラグインの共有オブジェクトがない ソースRPMからビルドを試すが... プラグインの共有オブジェクトがないファイル一覧を見…

Sun xVM VirtualBoxの覚え書き(2008/12/19現在)

Sun xVM VirtualBoxのバージョンが2.1.0になり、幾つかの変更点がある。全ての変更点は扱わないので公式サイトの変更点一覧を参照。 libcap.so.1が見つからない? ブリッジ接続が簡単に 3Dアクセラレーションのサポートについて libcap.so.1が見つからない?手…

x86_64上でのwinegccの問題を回避するためのパッケージとwimeのRPMパッケージを作成

(2009/2/20)winegccの問題がWineのバージョン1.1.15から無くなったことにより、本記事の「winegcc32」パッケージは不要となったため廃止とする。 以下、以前の内容。 x86_64上ではwinegccが正常に動作しない?(前半) x86_64上ではwinegccが正常に動作しない?(…

改良版AnthyをMandriva Linuxにインストール

(2009/5/28)Mandriva Linux 2009.1の時点では既に下のリンク先にあるパッチが使用されたバージョンが標準でインストールされるようになっている。 www.fenix.ne.jp/~G-HAL/soft/nosettle/#anthy において、G-HAL氏がAnthyの学習機能に関する様々なチューニン…

x86_64上ではwinegccが正常に動作しない?(後半)

(2009/2/15)この記事の問題はバージョン1.1.15のWineでは解決されている。「x86_64上ではwinegccが正常に動作しない?(前半)」の続き。x86_32上でビルドされたwinegccコマンドを使用してx86_64上でwimeをビルドしようとしたが失敗し、環境変数WINEBUILDにwine…

x86_64上ではwinegccが正常に動作しない?(前半)

(2009/2/15)この記事の問題はバージョン1.1.15のWineでは解決されている。「wime(1.8.0)のビルドメモとebuild」から扱っていたwimeについて、ATOKの試用期限を過ぎている関係で動作は確認できないものの、Mandriva向けパッケージだけでも作成しておこうと思…

Wine上のfoobar2000の覚え書き(2008/12/15現在)

Wine上のfoobar2000については以前何度か扱っているが、foobar2000のバージョンが0.9.6になっているため、それに関連した内容を主に扱う。 Standard installationとPortable installation バージョン0.9.6のfoobar2000には以下の2種類のインストール方式があ…

PulseAudioをネットワーク経由で使用する

PulseAudioにも別のマシンで音声を出力するための機能があり、ここではその機能を使用する上でのメモをする。 本記事において、実際に音を出すマシンをローカル、出さないほうをリモートとして扱う。 準備 PulseAudio Device Chooser(padevchooser) Zeroconf…

TTA(The True Audio)のエンコーダ/デコーダttaencのMandriva Linux向けRPMパッケージを作成

GNU/Linux上で無圧縮のWAVEファイルをTTA形式の可逆圧縮オーディオ形式にエンコードもしくは逆にデコードするためのttaencのパッケージがMandriva Linuxの2009.0の時点では存在しないため、RPMパッケージを作成し、別館の配布ページに公開した。 (2014/10/13…

Mandriva Linux 2009.0におけるPulseAudioの覚え書き

PulseAudioのデーモン設定 daemon.conf ALSAからPulseAudioへの自動ルーティングは個人的に非推奨 PulseAudioのデーモン設定daemon.conf/etc/security/limits.confに @audio - rtprio 50 @audio - nice -10が書かれているため、一般ユーザをaudioグループに…

sayleenのMandriva Linux向けRPMパッケージを作成

configureスクリプトへのあるオプションが有効にならず、それを修正するために色々と苦労したが、その甲斐あって無事にMandriva Linux向けRPMパッケージも作成できた。別館の配布ページで公開している。 (2014/10/13)配布ページは削除済み。 関連記事: STed2…

Mandriva Linux コントロールセンターのファイアフォール設定が突然変更不能になった件について

Mandriva Linux コントロールセンター内の「セキュリティ - 個人用ファイアウォールの設定」での設定が変更後に反映されなくなっていることに気づいた。調べたところ qa.mandriva.com/show_bug.cgi?id=46235 を見つけた。 drakx-net-0.54.2-1.1mdv2009.0 dra…

sayleenのconfigureスクリプトの修正メモ(後半)

「sayleenのconfigureスクリプトの修正メモ(前半)」の続き。最後に configure.in:37: required file `./config.rpath' not foundで止まっているところから。 config.rpathというファイルについてはよく分からなかったが、touchコマンドで空(サイズが0)のファ…

sayleenのconfigureスクリプトの修正メモ(前半)

「STed2上の演奏と独自インターフェースについて(VirMIDIとrcpplayを使用した例・前半)」で扱ったsayleenのMandriva向けパッケージを作ろうとしていたところのことで、configureスクリプトのオプションに--enable-devrtcというのがあるのだが $ ./configure …

Mandriva LinuxにおけるAdobe Readerとlibgtkembedmoz.soについて(2008/12/8現在)

インストール libgtkembedmoz.soについて SeaMonkey 1.1系を使用 Gentoo Linuxの「xulrunner-bin」を使用 インストールインストールは公式サイトのダウンロードページからRPMパッケージを入手後 そのまま開き、認証後インストール ローカル上のメディアへ配…

VMGLの覚え書き(動作した方式のメモ)

「VMGLの覚え書き(失敗した方式のメモ)」に続き、今度は正常に動作した方式のメモとなる。 最も使えそうなのはSSHのXフォワーディング xauthで認証してゲストOS上のウィンドウをホストOSへ飛ばす方法 最も使えそうなのはSSHのXフォワーディングSSHのXフォワ…

VMGLの覚え書き(失敗した方式のメモ)

今回、Sun xVM VirtualBoxとQEMU/KVMのGUIウィンドウ上にOpenGLアプリケーションを表示させようと試したのだが、うまくいかなかった。 また、VMGLのパッケージに含まれるXvncも、動作しなかった。 実験環境には、ホスト/ゲストともにx86_64版のMandriva Linu…

VMGLの覚え書き(パッケージのインストール)

仮想マシンの中でOpenGLを使用したアプリケーションをハードウェアアクセラレーション付きで実行するVMGL(sysweb.cs.toronto.edu/projects/7)を実験した際のメモの内、パッケージのインストールについてを扱う。 ビルドとインストール(一般的な方法) vmglext…

Mandriva Linux 2009.0のGKrellMプラグインのパッケージの不満点とその対処(volumeプラグインのALSA対応とcpufreqプラグインの追加)

Mandriva Linux 2009.0のGKrellMには「gkrellm-plugins」というパッケージがあり、幾つかのプラグインが含まれている。更に「gkrellm-plugins-[名前]」の形で追加のプラグインも利用可能となっている。しかし、使ってみると、以下の不満点があった。 cpufreq…

cfgforsfのMandriva Linux向けRPMパッケージを作成/Mandriva上のTiMidity++用設定ファイルについて

「TiMidity++でサウンドフォントを使用するための設定ファイルを自動生成するツール(cfgforsf)について」で扱ったcfgforsfのRPMパッケージを作成し、別館の配布ページに公開した。 (2014/10/13)配布ページは削除済み。 これはサウンドフォントを読み込んで設…

TiMidity++向けの音色パッチ(EawpatchesとEawplus)のRPMパッケージを作成

TiMidity++向けの音色データ(GUS/Patch)の内、「TiMidity++をWineのMIDIデバイスとして使用する」で扱ったEawpatchesと「Eawplus音色セット(GUS/patch)について」で扱ったEawplusの2つのMandriva Linux向けRPMパッケージを作成し、別館の配布ページで公開を…

installコマンドと一部オプションについての覚え書き跡地

(2021/10/11)本記事は「installコマンドと一部オプションについての覚え書き」へ移動した。

rxvt-unicodeの覚え書き(幾つかの設定と半角カナの文字化けについて)

ここては、rxvt-unicodeの一部設定と半角カナの文字化けについてを扱う。 設定 (2009/9/21)リソース設定ファイルを.Xresourcesに修正 XIMによる日本語入力における未確定文字列の入力スタイル XIMの入力スタイルが無効な値だと日本語入力ができない場合があ…

rxvt-unicodeの覚え書き(概要とconfigureオプション、256色対応など)

以前は端末エミュレータにmltermを使用していたが、端末の256色拡張の色を使い始めたときから、「mltermの256色モードを有効にするebuildと不具合について」で書いたように、mltermでは256色パッチを当てても太字の表示時に色が変になるために使えなくなって…

milkjfフォントのRPMパッケージを公開・ビットマップ版モナーフォントのMandriva向け微調整版も

「milkjfフォントを使用する」で扱っているmilkjfフォントは、知名度が低いこともあり、ディストリのパッケージとしては利用できないため、以前Gentoo向けにebuildを作成したのに続けて今回Mandriva Linux向けのRPMパッケージを作成した。今回はBDF形式のフ…