試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

GLSOF(lsofのGUI)のビルドエラーについてとその対処

GLSOF(glsof.sourceforge.net)をソースからインストールしようとしたところ x86_64-pc-linux-gnu-gcc (中略) -c about.c about.c: In function 'on_info_clicked': about.c:33: error: initializer element is not constant about.c:33: error: (near initia…

GNU nanoの日本語メッセージカタログについて(2008/8/28現在)

公式のGNU nanoには、バージョン2.1.4の時点では日本語のメッセージカタログはなく、Gentoo Linuxでは各種メッセージは英語になっている。 一方で、以前からUbuntuでは何故か日本語のメッセージが出ていたのだが、どうやらこれは水野氏がUbuntu向けに作成し…

GUIファイルマネージャから選択した複数のファイルを結合する

Thunar(Xfce4)やNautilus(GNOME・Nautilus-actions使用)で複数のファイルをGUIで結合するためのスクリプトと、そのアクション設定をここで扱う。 (2008/9/2)逆に、分割を行うスクリプトとアクション設定は「GUIファイルマネージャから選択したファイルを分割…

cpコマンドの引数について

(2019/4/10)本記事は「ファイルやディレクトリのコピーを行うcpコマンドの引数」へ移動した。以下、以前の内容となる。基本コマンド集coreutilsの中に含まれるcpというコマンドはファイルやディレクトリをコピーするが、引数の数や対象の状態・種類によって…

NEPOMUKとDolphinのインストールのその後

「Gentoo Linux上のKDE 4.1のインストールに関する覚え書き(2008/8/19現在)」でNEPOMUKのビルドがうまくいかなかった問題は、結局、kdelibsを再ビルドすることで解決した。 (kde-base/nepomukのビルド時のメッセージ・途中から) -- Found Strigi >= 0.5.9 --…

Konqueror上でMozilla系ブラウザ向けのプラグインを使用

WebブラウザのKonquerorには、そのままではMozilla系ブラウザ向けのプラグインを扱うことはできないのだが、プラグインサポートのパッケージを追加することで、これを使うことは可能。 パッケージ名 設定 動作 パッケージ名Debian/Ubuntuでは「konqueror-nsp…

notify-pythonでpynotify.Notificationオブジェクトのメンバ関数attach_to_status_icon()が使えない問題とその対処

cpufreqd-manual-systrayというツールを作成中、 [id:conc7996:20080109:1199884267] を参考に、システムトレイのアイコンからバルーン通知が出るようにするのを試すため、書かれているコードをコピペして実行してみた。すると n.attach_to_status_icon(tray…

Qt4でSans Serif(サンセリフ)のフォントがアンチエイリアスされない件についてと非推奨な対処

Qt4のアプリケーション上で、ユーザインターフェースに使用される既定のフォントの英数部分だけアンチエイリアスがされないという状態が続いている。 qtconfig設定ツールで見ると、既定のフォント(「Fonts」タブの「Default Font - Family」)が「Sans Serif…

Gentoo Linux上のKDE 4.1のインストールに関する覚え書き(2008/8/19現在)

KDEのバージョン4.1が出ているので、以前と同様、最小限構成でインストールして試してみた。4.0系と比べると色々と改善が見られるが、(熟成された)バージョン3系ほど使えるという状態ではなさそう。 以下の記述は、kdebase-startkdeまでを入れた後の状態のも…

cpufreqdの手動プロファイル変更ツールをシステムトレイ常駐型に

以前「cpufreqdのプロファイルを、一覧を見ながらGUIで手動変更」(cpufreqd2.1系向け)や「cpufreqd 2.2系向けのプロファイル手動切り替えスクリプト」で作成したcpufreqd用の手動プロファイル切り替えツールは起動が面倒だったため、システムトレイに常駐し…

更新の休止と休止期間後の新規記事追加の頻度に関して

2008/8/9(土)から2008/8/17(日)の期間、都合により新規記事の追加は行いません。 「今後の更新に関する方針について(2008/5/31現在)」で新規記事の量や追加頻度を見直すことを書いていて、その後すぐに新規記事を減らすということはしませんでしたが、この機…

SCIM-Anthyに関する設定メモ(2008/8/8現在)

既にuim-anthyへ移行してしまったが、関連項目として、SCIMに関する設定をここにまとめておく。 SCIMを使用するための設定 SCIMに関する部分のみ抜粋。 ファイル名: ~/.xprofile export XMODIFIERS="@im=SCIM" # XIM export GTK_IM_MODULE=scim # GTK+ 2 exp…

uim-anthyに関する設定メモ(2008/8/7現在)

かな入力の問題が解決した関係で、当面はuim(uim-anthy)を使用する見通しになった。*1そこで、(GDMからの)ログイン時の自動実行ファイルを変更することになったので、uim自体の初期設定と併せて、ここに書いておくことにする。 uimを使用するための設定 uim…

uim-anthyのかな入力とWine上の日本語入力(2008/8/6現在)

uim-anthyのかな入力がついに完全なものに Wine上の動作・SCIM-Anthyとの比較 uim-anthyのかな入力がついに完全なものにuimのバージョン1.5.1までは、uim-anthyにおいて、XIMとして使用時にーキーが「ろ」になってしまう問題があったため、かな入力が不完全…

wime 1.8.3の覚え書きとebuild更新

wimeに関しては wimeにATOK2008体験版を入れて動作するかどうかを確認する(準備とIMEインストール) wimeにATOK2008体験版を入れて動作するかどうかを確認する(動作確認・各種制御・入力メソッド対応など) を参照。ここで扱うのは、バージョン1.8.3になったこ…

cpufreqdでlm_sensorsを使用して、センサの値に応じたクロック・電圧制御を行う

cpufreqdデーモンは、Linux(カーネル)に含まれるhwmonという機能を利用して温度・電圧・ファン回転数といった情報を取得するlm_sensorsというツールが出力する値を(プラグインから)利用して、ポリシー変更のルールに取り入れることができる。 目的について c…

wimeの制御・ログ表示を行うツールを試作

少し前にATOK2008の体験版を使用して実験を行っているときに 開始・停止の処理を端末からいちいち行うのが面倒 ログ表示がGUI上で見られない などの不満があったため、需要があるかは不明だが、PyGTKの練習も兼ねて、システムトレイから制御・ログ表示を行う…