試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Mozilla Firefoxのユーザインターフェースに関するメモ(Firefox 4.0 Beta 12時点)

バージョン4.0系のBeta版Firefoxを初めて試してみた。バージョン4.0 Beta 12の時点では、x86_64のGNU/Linux版がMozilla公式のビルドとして配布されている。今回はソースのビルドは試していない。 ここではユーザインターフェースのレイアウト関係についてを…

Boo言語についてと同言語で書かれたプログラムの実行に関して

Booについて Booは共通言語基盤(CLI)の実装(Monoや.NET Framework)上で(OSやアーキテクチャに依存せずに)動作するプログラムを記述するための言語名(Boo言語)であり、同言語で書かれたプログラムを扱うツール群でもある(ライブラリ含む)。ライセンスはBSDス…

動画編集アプリケーションOpenShotの使い方について(バージョン1.3.0時点・プロジェクトとプロファイル)

ここではOpenShotの基本的な使い方の内、プロジェクトとプロファイルについてを扱う。他の幾つかの動画編集ソフトウェア(例:Kdenlive)と共通した内容もある。 プロジェクト 作成する動画ファイルの作業情報は作成する動画ごとに「プロジェクト」という単位で…

Pythonでgettextによるメッセージ国際化を用いる上でのgettext.install()に関する追加メモ(後半)

「Pythonでgettextによるメッセージ国際化を用いる上でのgettext.install()に関する追加メモ(前半)」の続きとして、「Pythonでgettextを使用してNLS(Native Language Support)によるメッセージの国際化を行う(作業の流れと動作確認・前半)」と同様の例を貼り…

Pythonでgettextによるメッセージ国際化を用いる上でのgettext.install()に関する追加メモ(前半)

以前「Pythonでgettextを使用してNLS(Native Language Support)によるメッセージの国際化を行う(Pythonのコードについて)」で、「gettext.gettext()を用いるとngettext()を用いた箇所が日本語にならない」と書いていたが、これに関する追加メモをここで扱う…

Ubuntu上でサウンドカードをALSAのドライバで使用する際にデバイスファイル/dev/dspが存在しない件に関して(10.10時点)

既にまとめドキュメントでは少し触れているが、Ubuntuでは、バージョン10.10の時点ではALSAサウンドシステムのドライバを使用した環境において、OSSのサウンドシステムにおけるデバイスファイル/dev/dspは、ディストリ標準のカーネルには存在しない。また、O…

動画編集アプリケーションOpenShotについてのメモ(2011/2/15現在・後半)

「動画編集アプリケーションOpenShotについてのメモ(2011/2/14現在・前半)」の続き。 動画タイトルエディタについて OpenShotには幾つかのパラメータを渡すことでBlenderと連携して動的にタイトルのCGムービーを連番画像のクリップとして作成する機能がある…

動画編集アプリケーションOpenShotについてのメモ(2011/2/14現在・前半)

動画編集アプリケーションのOpenShotのバージョン1.3.0が公開された。 バージョン1.3.0をUbuntu 10.10にインストールする 開発者によるPPAリポジトリ「ppa:openshot.developers/ppa」にてバージョン1.3.0が公開されているので、Ubuntuでは、これを追加するこ…

Audacityで音声の一部に「ピー」音(伏せ音)を付ける

テレビ・ラジオなどの放送の中で、音声の中に放送禁止用語や大人の事情(?)などにより放送できない発言などが含まれている場合、それを伏せる目的で「ピー」という音が一部に入ることがある*1。 音声を編集するアプリケーションのAudacityでは、標準で用意さ…

圧縮ファイルをマウントするarchivemountのUbuntuパッケージについて(2011年2月時点)

10.10向けパッケージを作成したが... 11.04より前のUbuntuでのインストール 10.10向けパッケージ作成上のメモ(変更履歴ファイルの指定とパッケージ内の配置について) 10.10向けパッケージを作成したが...2011年2月時点ではarchivemountのパッケージがUbuntu…

Pythonの日本語訳ドキュメントをDevhelpで参照する(2011年2月上旬時点・作成上の追加メモ)

「Pythonの日本語訳ドキュメントをDevhelpで参照する(2011年2月上旬時点・ファイル配布)」の続きとして、ファイル作成上の追加メモを扱う。 目次が途中で切れる? .devhelp2ファイルの自動生成は可能? 目次が途中で切れる?今回、HTMLファイルをもとにして正規…

Pythonの日本語訳ドキュメントをDevhelpで参照する(2011年2月上旬時点・ファイル配布)

「Pythonの日本語訳ドキュメントをDevhelpで参照する(メモ・2011年1月末時点)」でPythonの日本語訳ドキュメントをDevhelpで参照できるようにするための作業を途中まで行っていたのだが、このファイルが一通り完成したのでbzip2圧縮 + Base64エンコードしたも…

Debian/Ubuntuでカーネルソースパッケージからカーネルパッケージを作成する(後半)

「Debian/Ubuntuでカーネルソースパッケージからカーネルパッケージを作成する(前半)」の続き。 ビルド ビルドにはmake-kpkgコマンドを使用する。オプションで同時実行可能なジョブ数を指定したりパッケージのリビジョン(同一バージョンの中で区別されるバー…