試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Wine上でMIDIマッパー設定が行えるGUIツールについて(後半跡地)

(2016/1/15)本記事は「WineにおけるMIDIデバイスの扱い」へ移動した。

Wine上でMIDIマッパー設定が行えるGUIツールについて(前半跡地)

(2016/1/15)本記事は「WineにおけるMIDIデバイスの扱い」へ移動した。

Q4Wine動作時にのみTiMidity++(alsaseqインターフェース)を動かす

以前「TiMidity++をWineのMIDIデバイスとして使用する」で扱っている通り、WineではALSAサウンドシステム上のMIDIデバイスが利用でき、ALSAのハードウェアMIDIデバイスがない場合でもTiMidity++のalsaseqインターフェース(-iAオプション)を用いることで、ALS…

リダイレクトとパイプのパターン集(後半)

「リダイレクトとパイプのパターン集(前半)」の続き。 標準エラー出力のデータをファイルに書き出す 標準エラー出力はそのファイル記述子値(2)を用いて $ [コマンド...] 2> [ファイル]のように書き出す。標準出力と同時に同じファイルに書き出すには $ [コマ…

リダイレクトとパイプのパターン集(前半)

標準出力のデータをファイルから読み込む patchコマンドなど、ファイルを標準入力として受け付けるものは $ [コマンド...] < [ファイル]のようにして実行するが、このようなパターンではなく、入力ファイルの場所を引数で指定する形のコマンドで標準入力から…

Q4Wineについて(Wine環境を分ける例/foobar2000・2009/10/23現在)

ここでは、Q4Wineを用いてアプリケーション専用のWine環境を作成して使用する流れを扱う。 「Q4Wineについて(初期設定・2009/10/16現在)」の初期設定が完了していることが前提となる。 本記事では例としてfoobar2000を扱う。 Wine環境の作成 メインウィンド…

PythonからC言語の関数を呼び出す

バージョン2.5以上のPythonではctypesというモジュールを用いて任意のC言語ライブラリを読み込んでその中の関数を呼び出すことができる。 整数や文字列でないデータ(Pythonの変数)は型を指定する関数を呼んで渡す必要があるなど、扱う上での注意点は色々とあ…

rxvt-unicodeのデーモンモードについて

rxvt-unicodeのデーモンモードについて扱っていなかったので、ここで扱う。 mltermのデーモンモードと同様、端末エミュレータのデーモンを動かすことで同一のプロセスの中で複数の仮想端末を動かすもので、事前にデーモンを起動した後クライアントのコマンド…

Chromium系Webブラウザにおける検索エンジンの扱いについて

検索エンジンの検索ボックスとしてアドレスバーを使用可能 Chromium(とそれをもとにしたGoogle ChromeなどのWebブラウザ)には、URLの一部に検索語を含む形*1の検索エンジンを一度でも利用するとそのルールを内部に保持して、その後同じ検索ページのURL*2をア…

Q4Wineについて(ランチャアイコンとwinetricksについて・2009/10/20現在)

ランチャアイコンの作成 メインウィンドウの「Programs」タブでは各Wine環境とその中のフォルダ*1ごとに、「Programs」タブの右側のスペースにアプリケーション起動用のランチャアイコンを作成できる。 「Q4Wineについて(初期設定・2009/10/16現在)」で扱っ…

標準入出力についてとcatコマンドを用いたテスト

標準入出力の概要 catコマンドによる既定の標準入力と標準出力のテスト 標準入出力の概要コマンドが実行されると、1系統の入力「標準入力」と2系統の出力「標準出力」「標準エラー出力」が確保される。既定では標準入力はキーボードからの入力、標準出力と標…

Q4Wineについて(初期設定・2009/10/16現在)

「Q4Wineについて(概要とディストリのパッケージ・2009/10/15現在)」で扱ったQ4Wineの導入後行う 初回起動時のウィザード Wine環境の設定 環境内の各種設定を行うウィザード(Fake drive update wizard) についてを扱う。 初回起動時のウィザード 幾つかのパ…

Q4Wineについて(概要とディストリのパッケージ・2009/10/15現在)

WineのGUIとして開発されているQ4Wine(https://web.archive.org/web/20131204020055/http://q4wine.brezblock.org.ua/)というツールがある。 (2014/10/12)本家サイトが閉鎖されプロジェクトも止まっているため、別のツールを使うなどしたほうがいいかもしれ…

特定のプロファイルのFirefoxの動作中にcpufreqdのプロファイルを自動的に切り替える

cpufreqdのためにFirefoxの別プロファイルを異なるプロセス名で動かすことに 切り替えたいcpufreqdプロファイルについて シェルスクリプトがプロセス名にうまくマッチングしない? C言語のsystem()関数で実行すると... cpufreqdのためにFirefoxの別プロファイ…

bash,dash,zshにおける演算と外部コマンドの出力について

ここではbash,dash,zshのシェルにおいて演算結果と外部コマンドの出力の展開についてを扱う。どちらもその記述を行った部分について「展開」されるだけなので、それをそのまま(出力の全体もしくは一部として)表示してもシェル上の変数に代入してもよい。 演…

UNIXシグナルによるプロセス制御について

シグナルについて 操作例 プロセスの終了/強制終了 プロセスの一時停止(サスペンド) 一時停止しているプロセスの再開 関連:プログラム中におけるシグナルの処理とその対象外シグナル シグナルについて(UNIX系OSの用語としての)「シグナル」という通知をプロ…

winetricksの覚え書き(2009/10/9現在)

新しいパッケージ しばらくぶりにwinetricks(www.kegel.com/wine/winetricks)をダウンロードして実行してみたところ、幾つか気になるパッケージが見つかった。 アンチエイリアス/サブピクセルレンダリングの設定が行える 「fontsmooth-rgb」(サブピクセルがR…

Gentoo Linux 10.0 Live DVDに関するメモ

Gentoo Linuxが10周年を迎えたのに合わせてリリースされたLive DVDについてを扱う。 概要 対応アーキテクチャ 起動とログイン、セッション 管理者権限での作業 ネットワーク その他 概要これはDVDから起動するGNU/Linuxの「Live DVD」というもので、配布され…

GNU/Linux上のFirefoxのユーザインターフェースをできるだけ軽くする

GNU/Linux向けのFirefoxはGTK+ 2を使用し、既定のテーマでもこの外観が使用される GNU/Linux上のFirefoxは(バージョン3/3.5系の時点では)ユーザインターフェースにGTK+ 2を用いていて、既定のテーマ「Default」もこのGTK+ 2の外観を用いている。 つまり、GTK…

シェル上のプロセスの動作状態(フォアグラウンド/バックグラウンド/サスペンド)とその制御について(後半)

「シェル上のプロセスの動作状態(フォアグラウンド/バックグラウンド/サスペンド)とその制御について(前半)」の続き。 プロセスをバックグラウンド状態で起動する シェルからのプロセスの起動(コマンドの実行)において、コマンド行の最後に「&」を付けると、…

シェル上のプロセスの動作状態(フォアグラウンド/バックグラウンド/サスペンド)とその制御について(前半)

動作状態 端末のシェルから起動されたプロセスには以下の動作状態がある。 フォアグラウンド(最前面で実行) バックグラウンド(背後で実行) サスペンド(一時停止) 以下、それぞれについて記述する。 フォアグラウンド 普通に起動されたプロセスはそのままそこ…

Pythonで特定の処理群の実行時間(処理時間)を計測する跡地

(2021/7/23)本記事は「Pythonで特定の処理群の実行時間(処理時間)を計測する」へ移動した。

OpenGL/ALSA環境向けキャプチャツールglcの(H.264+AAC).mp4向けエンコード支援スクリプトを作成

(2010/1/7)本記事のスクリプトの改善バージョンを「OpenGL/ALSA環境向けキャプチャツールglcの(H.264+AAC).mp4向けエンコード支援スクリプトを更新(2010/1/6版)」に公開している。 「OpenGLアプリケーションが快適にキャプチャできるglcについて(キャプチャ…