2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧
PyGObjectにおいて、gobjectモジュールのクラスGObjectを継承し、適切な設定をすることにより、Python標準のプロパティよりも高度な機能を持ったGObjectプロパティを用いることができる。 動的型付けな言語であるPythonにおいて値の書き込み時の型のチェック…
ここではgobject.GObjectクラスから派生した定義済みクラスにおけるGObjectプロパティの操作のみを扱い、自分でgobject.GObjectクラスを継承してプロパティを作り設定する手順については別記事にて扱う。 PyGObjectのプロパティ PyGObjectやPyGTKのリファレ…
「NSFファイル作成に用いるWAVE-DMC 変換ツールDMC(DPCM)コンバータをWineの開発パッケージでビルドしてインストールするスクリプト」のDMC(DPCM)コンバータ(DMCconv.exe)のソースを見たところ、WindowsのMedia Control Interface(MCI)という高レベルAPIを用…
「GNU/Linux上におけるppmckについてのその後(2010/2/2現在)」のppmckを用いたNSFファイル作成においてサンプリングされた音を鳴らすのには「E」チャンネル(デルタPCM用)を用いるが、音声データファイルは www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/9628/ にリン…
PythonのオブジェクトにおいてC#言語やVala言語にあるようなプロパティ(関連記事)を用いる方法についてを扱う。 プロパティについて再び オブジェクトのメンバ変数は、(オブジェクト指向における)オブジェクトとその利用側の管理上の理由により、直接外から…
(2015/7/8)本記事は「Wine環境にパッケージを入れたり設定適用したりできるWinetricksとその使い方」へ移動した。
Mandriva LinuxのHydrogenのパッケージがずっとバージョン0.9.4rc1で止まっているので、この0.9.4正式版をパッケージ化し、標準ドラムセットのパッケージも新しいものが追加されているため、こちらもこの機会に最新のものにした。 パッケージは別館の配布ペ…
「GNU/Linux上におけるppmckについてのその後(2010/2/2現在)」の内容を受けて、MMLファイルの変更を監視して上書き保存時にppmck(ppmckc/nesasm)でNSF変換を自動で行うツールを大幅に手直しし、GNU/Linux向けにビルドしたppmckc,nesasmの両コマンドとppmckの…
Windows向けテキストエディタのサクラエディタにはWineで動かしたときに矢印キーなどの一部キーの入力を受け付けない問題があったのだが、大変ありがたいことに、2009年にWineユーザの方(Hidetaka Sakai氏)がWineにバグ報告をされており、そのやりとりの中で…
(2021/9/20)本記事は「Audacityで音声の高さ(ピッチ)を変えずにテンポ(速度)を変更する」へ移動した。
「PyGTKでテキストビュー内の文字列にスタイルを適用する」ではGTK+のテキストビューにおいてテキストタグというものを用いてスタイルを変更するということを行ったが、ここではGTK+のフォント選択ボタンを用いて選択したフォントをテキストビューの選択範囲…
「Hydrogenドラムマシンの概要と幾つかのメモ(バージョン0.9.4時点)」に続いて、ここでは簡単に使い方をまとめる。ここで扱っていない機能はたくさんある。 ドラムセット管理 ドラムセットは標準のものが幾つかsourceforge.netに配布されており、ディストリ…
Hydrogenはドラム演奏を行うソフトウェア。演奏パターンを必要なだけ作成し、これらを組み合わせて曲(ソング)を組むという形式をとる。 具体的な使い方については別記事で扱う。 GUIの表示が見づらい場合の対処 環境によるのかも知れないが、バージョン0.9.4…
以前に書いた「autoconfで機能の有効/無効を設定するオプションを付けるための記述に関する覚え書き(メモとコード例)」に続いて、ここでは「cpufreqdの手動プロファイル/ モード変更ツールを更新(Vala言語への移植,デーモン制御機能とテストツールの追加)」…
「PythonでUNIXシグナルのハンドラを扱う(前半)」の続き。 UNIXシグナルハンドラ処理に関する特殊な指定 signal.signal()の2番目の引数にsignal.SIG_DFLもしくはsignal.SIG_IGNという値を指定すると、ハンドラが指定される代わりに動作を変更する。 signal.S…
Pythonスクリプトの実行中にCtrl+Cを押すと Traceback (most recent call last): File "[スクリプトの場所]", line xxx, in <module> app.main() File "[スクリプトの場所]", line xxx, in main gtk.main() KeyboardInterruptのようにKeyboardInterrupt例外が発生し</module>…
以前「cpufreqdのプロファイル手動切り替え /モード切り替え用システムトレイツールをC言語のGTK+で作り直し」でcpufreqdの手動でのプロファイル変更とモード変更を行うシステムトレイ常駐型のツールcpufreqd-iconを作成/公開したが、新しいGLibライブラリ内…
「Vala言語で非同期の外部プロセス実行をオブジェクトのメンバ関数内で行った後で動作がおかしくなる?(前半)」の続き。 前半の問題を解決するには、メニュー項目選択のハンドラ関数の中で定義したオブジェクトが関数の終わりで破棄されないようにすればよい…
「cpufreqdのプロファイル手動切り替え /モード切り替え用システムトレイツールをC言語のGTK+で作り直し」のcpufreqd-icon(http://kakurasan.ehoh.net/software/cpufreqd-icon/)の以前のバージョン(0.9系)の機能をVala言語へ移植することに成功し、更に追加…
2009年末に更新されているppmckのバージョン9aでは、GNU/Linux上で用いる上で非常にありがたい修正点が複数ある。 修正点 GNU/Linux上でビルドしたnesasmが落ちる問題の修正 MMLからNSFへの変換スクリプト ビルドスクリプトについて Mandriva Linux向けのパ…
クラス名と同名で戻り値のない特殊なメンバ関数をコンストラクタと呼び、クラスをもとにして生成された各オブジェクト(インスタンス)の初期化処理に用いるが、クラス名の手前に「~」を付けた特殊なメンバ関数も存在し、オブジェクトが破棄される直前に呼ばれ…