試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Debian/Ubuntuでカーネルソースパッケージからカーネルパッケージを作成する(前半)

ここでは、Debian/Ubuntuのカーネルソースパッケージからカーネルの.debパッケージを作成する作業に関してを扱う。 カーネルソースの一部を修正したものやビルド設定を変更したものをDebian/Ubuntuで使用したいとき向けで、初期RAMディスクイメージ(initrd/i…

Pythonの日本語訳ドキュメントをDevhelpで参照する(メモ・2011年1月末時点)

2011年1月末時点ではPythonの日本語訳ドキュメントはEPUB,CHM,HTMLファイル群と複数の形式で配布されているが、GNU/Linux上で参照しやすい形式はこの中にはなく、CHM形式も開けるツールがあることはあるのだが、見栄えがHTMLファイル群より悪いのと見出しの…

GNU/Linux上のジョイパッドデバイスのテストと軸/ボタン割り当て変更を行うGUIツールjstest-gtkのUbuntu向けパッケージを作成

「GNU/Linux上のジョイパッドデバイスにおける軸とボタンの割り当て変更について(2009/7/16現在)」で扱ったjstest-gtkのUbuntu向けパッケージを作成し、「milkjfフォントとut(内海氏)版AnthyのUbuntu向けパッケージを作成(2010/11/20現在)」で書いているPPA…

w83627ehf系チップ搭載マザーボードでCPUファンの回転数を制御する(Linux 2.6.35時点・後半)

「w83627ehf系チップ搭載マザーボードでCPUファンの回転数を制御する(Linux 2.6.35時点・前半)」の続き。 実際 手元の環境(A785GMH/128MでAthlon II X3 445を使用・CPUファンはリテール)ではBIOS設定で低温時のファン回転レベルを最低にしていても、CPUの低…

w83627ehf系チップ搭載マザーボードでCPUファンの回転数を制御する(Linux 2.6.35時点・前半)

以前使用していた「K9NU Neo-V(マザーボード)/Athlon64 3500+ TDP35W版(CPU)」の組み合わせでは、BIOSで設定可能なCPUファン回転数自動調整機能を設定することでCPU低温時にセンサ読みで600-700RPM(回転/分)というレベルのCPUファンの回転数に抑えて(低温時…

OpenGL/ALSA環境向けキャプチャツールglcでキャプチャした動画ファイルを無劣化の形式にエンコードする

glcではキャプチャした内容を劣化のない形式で保存するが、これは一般的な動画プレーヤでは再生できず、再生できるようにするにはglc-playによる変換が必要となるが、yuv4mpeg形式も連番PNG形式もディスク領域を大きく使用してしまう。 「OpenGLアプリケーシ…

FFmpegで映像のエンコード時に拡大/縮小を行う際のオプション指定について(バージョン0.6.1時点)

拡大/縮小時のサイズ指定 FFmpegで映像のエンコードを行う際、サイズを拡大もしくは縮小したい場合には-sオプションを用い、後ろにピクセル単位で「[幅]x[高さ]」を指定する。 $ ffmpeg -i [入力ファイル] -s [幅]x[高さ] (オプション...) [出力ファイル] 拡…

Linux上で認識されるCPU(物理CPU/物理コア/論理CPU)の数の確認について跡地

(2021/10/6)本記事は「Linux上で認識されるCPU(物理CPU/物理コア/論理CPU)数を確認」へ移動した。

UbuntuにおけるCDEmuと最新のグラフィックドライバのインストールについて(Ubuntu 10.10時点)

CDEmu Ubuntu 10.10時点では、Ubuntu公式のパッケージにはCDEmu(関連記事)は含まれていないが、開発者によるPPAリポジトリを追加することでディストリのパッケージとしてSynapticやapt-getコマンドなどで簡単にインストールすることができる。 リポジトリは…

UbuntuでTuxOnIceを用いる(Ubuntu 10.10時点・後半)

「UbuntuでTuxOnIceを用いる(Ubuntu 10.10時点・前半)」の続き。見出し「pm-utilsからTuxOnIceを用いる」における続きとなる。 TuxOnIce固有の設定を行う pm-utilsではhibernate-scriptと異なり、設定ファイルでTuxOnIceの挙動を調整することはできないため…

UbuntuでTuxOnIceを用いる(Ubuntu 10.10時点・前半)

システムの状態をディスクに書き出して次回起動時に復元するTuxOnIceの機能を有効にしてビルドされたカーネルとそれに関連するツールは、UbuntuではTuxOnIceの開発チームがPPAリポジトリを通じて公開している。一部ツールはUbuntu公式のパッケージが存在する…

Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ3/3)

「Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ2/3)」の続き。 手元の作業ツリーを新しいリビジョンに更新する(branchで取得したツリーの場合) 既に手元に「Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年…

Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ2/3)

「Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ1/3)」の続き。 branchによるデータ取得の操作 launchpad.netの各プロジェクトにあるbranch情報のページ(「https://code.launchpad.net/[プロジェクト名]」のURLにある一覧の…

Bazaarでlaunchpad上のプロジェクトからソースを取得する(2011年1月時点・ページ1/3)

launchpad.netは色々なソフトウェアの開発リポジトリとしても利用されており、その中に登録されているプロジェクトは誰でも開発段階のソースを取得することができる(コード変更は基本的に開発者のみ)。この取得にはBazaarというツールを用い、コマンドではbz…