試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Wine上でMicrosoft GS Wavetable SW Synth(MSGS・ゲイツシンセ)の音を鳴らす(WindowsネイティブDirectXのDLLを使用)

(2014/10/3)この記事の内容は古いので、まとめドキュメントを参照。WindowsにはMicrosoft GS Wavetable SW Synth*1というソフトウェアシンセサイザーが搭載されていて、標準では、MIDIデータはこの音源データを使用して再生される。 Wineでこれを使用してMID…

Eawplusインストーラのデモ動画を作成したときの覚え書き

「Eawplus音色セットのインストーラを作成」でデモ動画を作成したときの作業メモ。動画編集には不慣れなため、やや細かいところまで書いている。 流れ 今回は「recordMyDesktopで保存した音声入り動画をステレオ音声でYouTubeにアップロードする覚え書き(後…

シェルスクリプトで自己展開するmakeself

「Eawplus音色セットのインストーラを作成」のスクリプトで既に使用しているが、makeself(http://www.megastep.org/makeself/)は、自己展開型の圧縮ファイルを作成するシェルスクリプト。中に含まれる実行ファイルを自動で実行させることも可能で、インスト…

Eawplus音色セットのインストーラを作成跡地

(2017/4/30)「TiMidity++で使える音源(GUS patch)“Eawplus”と自作インストーラ」で新しいインストール支援スクリプトを公開しているので、そちらを参照。

bash/zshの「[」コマンドと複合コマンド「[[」について跡地

(2021/10/8)本記事は「testコマンドとbash/zshの複合コマンド“[[”について」へ移動した。

bash/zshのif文について跡地

(2021/12/23)本記事は「Bシェル(bash/dash/zsh)のif文について」へ移動した。

Hotwire 0.721の覚え書き

グラフィカルなシェル環境Hotwireのバージョン0.721が出ている。Hotwireに関する関連記事は以下。 Hotwireの基本的な部分の覚え書き - 0.620 Hotwireの内部コマンドを試す(独自コマンド編) - 0.620 Hotwire 0.710のHotwirePipeの覚え書き - 0.710 ebuild htt…

Firefoxの日本語言語パックからiceweasel向けの日本語言語パックを作成してインストールする

Firefoxの日本語言語パックでは、「Firefox」というアプリケーション名が使用されていたり、「FirefoxとそのロゴがMozilla Foundationの商標」という記述があったりするのだが、iceweaselとして使用する場合、これらを修正したほうが、よりiceweaselらしくな…

自分でビルドしたFirefoxのアイコンやバージョン情報の画像をiceweaselにしてみる(別の画像を使用)

「自分でビルドしたFirefoxのアイコンやバージョン情報の画像をiceweaselにしてみる(概要と、Debian版iceweaselの画像への差し替え)」の続きとして、別のところから入手した画像を使用してバージョン情報/クレジット画像と各種アイコンファイルに使用してみ…

自分でビルドしたFirefoxのアイコンやバージョン情報の画像をiceweaselにしてみる(概要と、Debian版iceweaselの画像への差し替え)

http://ja.wikipedia.org/wiki/Iceweasel http://web.archive.org/web/20070629023602/http://fox.hokkai.net/~hachikun/sb/?p=283 といったあたりが詳しいが、Firefoxという名称やアイコンは、Mozilla公式版以外は使用できず、自分でビルドしたものなどの非…

Eawplus音色セット(GUS/patch)について跡地

(2017/4/30)本記事は「TiMidity++で使える音源(GUS patch)“Eawplus”と自作インストーラ」へ移動した。

Mozilla Firefox 3 Beta 4の覚え書き

Firefox 3のベータ版も4回目。 初回起動時のページ http://en-us.www.mozilla.com/en-US/firefox/3.0b4/whatsnew/ リリースノート http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/3.0b4/releasenotes/ 既知の不具合を見ると、まだWindows Live Mailなどの問…

wxWidgets 2.8系のインストールは保留

wxWidgets(http://www.wxwidgets.org/)はGUIアプリケーションの開発を支援するライブラリで、複数のOSに対応しているため、Audacityなどのクロスプラットフォームなアプリケーションに使用されている。 2.8系が必要になるまでは一時的にマスクすることに wxG…

風博士Webブラウザ上のポップアップブロックについて

Firefox 2上ではポップアップウィンドウがブロックされると「ポップアップがブロックされました。」と出てきて、そこから設定もできるのだが、(Firefox 2を使用した)風博士ではそうはいかず、ブロックされたかどうかも分からない。また、ポップアップブロッ…

Hotwire 0.710のHotwirePipeの覚え書き

Hotwire独自シェルのHotwirePipeには、バージョン0.620と比べて色々な変化があるのだが、ここでは、追加/変更されたコマンドについてを扱う。 shからsysへ システムの外部コマンドを呼び出すshコマンドはsysに変わっている。 edit/ed 外部テキストエディタを…

不必要なPortageツリー同期と再ビルドを避けるための覚え書き

最新パッケージ情報を参照して、必要なときだけPortageツリーを同期 gentoo-portage.comというサイトがあり、パッケージの検索、ebuild*1や変更履歴(ChangeLog)の参照などができるのだが、新しく追加されたパッケージの情報もRSSで配信している。 http://gen…

ALSA PCMプラグインとその設定について(既定のプラグインデバイス)

既定(default)のPCMプラグインデバイス ALSAアプリケーションは、特に指定のない限り、「default」というPCMプラグインデバイスに対してデータのやりとりをする。この定義は/usr/share/alsa/cards/以下のカードごとの設定ファイルにされている。*1 この「def…

ALSA PCMプラグインとその設定について(概要と設定ファイル)

ALSAにはPCMプラグインという仕組みがある。PCMプラグインは、PCM音声に関する色々な処理を行う。プラグインというと機能拡張のようだが、ALSA対応アプリケーションから音を出すときには、「alsa-lib」パッケージに含まれるPCMプラグインが1つ*1以上使用され…

JACK Audio Connection KitをALSAのdmixとdsnoopから使用する

(2014/10/3)2014年時点ではPulseAudioがALSAに統合されているディストリが多数で、ALSAのライブラリからALSAの「dmix」などのプラグインを経由してALSAのドライバへ出力されることは基本的にはなく、本記事の形を用いるメリットもない。JACK Audio Connectio…

Glipper 0.95.1のebuildを転載/INCORRECT-WANT_AUTOCONF-SETTING-IN-EBUILDについて

バージョン1系のebuildのみになっているので、0.95.1のebuildを探した上で転載 バージョン1系に上げないようにする INCORRECT-WANT_AUTOCONF-SETTING-IN-EBUILD? バージョン1系のebuildのみになっているので、0.95.1のebuildを探した上で転載クリップボード…

WineのJACK Audio Connection Kitへのオーディオ出力に関しての覚え書きと実験

Wineでオーディオの出力をJACK Audio Connection Kitに指定すると、音声がモノラル(?)*1で聞こえる。 ここでは、JACKへのオーディオ出力の状態をより詳しく把握するとともに、代わりにALSA JACKプラグインを使用した場合の挙動についても触れる。 (2009/11/1…

Gentoo Linux上のKDE4のベースパッケージ追加メモ

「Gentoo LinuxでKDE4を最小限構成でインストールする」で入れたパッケージだけでは不便なところもあったため、基本的なパッケージを幾つか追加したときの覚え書き。 Dolphin(ファイルマネージャ) kscreensaver kcontrol kdm Klipper 特定の作業に必要なプロ…

LXDEのパネルについて(後半)

「LXDEのパネルについて(前半)」の続き。 ランチャ 実行ダイアログ ディレクトリメニュー 時計の文字色が白固定? タスク一覧に出るアイコンとX error その他覚え書き パネルを自動的に隠せない? クリップボードマネージャについて ランチャ追加できるのは、.…

LXDEのパネルについて(前半)

バージョン0.2.7.2の時点のLXDEパネル(lxpanel)について。長くなったので2回に分ける。 既定のパネル項目とプラグイン設定 パネルが見づらい場合 メニューの項目について 既定のパネル項目とプラグイン設定既定では、(途中のスペースを省略すると)左から メ…

LXDE上の自動起動について

「KDE4上の自動起動とSCIMについて」のものを更に修正して、全てのデスクトップ環境で共用することを目指す。セッションマネージャ起動前ログイン後、デスクトップ環境ごとの処理に入る前に読み込まれて処理されるファイル。 ファイル名: ~/.xprofile #! /bi…

LXDE(パネル/セッションマネージャ/ファイルマネージャ)のebuildについて

セッションマネージャ起動前 セッションマネージャ起動後(freedesktop.orgの自動起動) bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=157989 にlxpanelとlxsessionのebuildがあるのだが、lxpanel-0.2.7.2のebuildは「lxpanel-0.2.7.2のビルドが通らない(docbook-to-manコ…

最も軽量なデスクトップ環境「LXDE」の概要

LXDE(lxde.sourceforge.net)はXfce4よりも更に軽量・シンプルなデスクトップ環境。2008年3月現在、ディストリのパッケージとして用意されているものは見当たらず*1、標準デスクトップ環境として採用しているディストリはない。 (2008/11/14)2008年11月現在、…

lxpanel-0.2.7.2のビルドが通らない(docbook-to-manコマンドが無い)件について

LXDEデスクトップ環境のパネルをインストールしようとしたのだが、下のエラーで止まってしまった。*1 Making all in man make[2]: Entering directory `/var/tmp/portage/lxde-base/lxpanel-0.2.7.2/work/lxpanel-0.2.7.2/man' docbook-to-man lxpanel.sgml …

KDE 4.0.1のデスクトップやパネルの外観テーマの変更について

「KDE 4.0.1のパネルについての覚え書き」の中で概要と入手場所についてを触れたが、一部のプラズモイド(デスクトップやパネルに配置できる項目)やKDEパネルの外観は、Plasma用テーマによって変更できる。ここではその変更の手順についてを扱う。 テーマの配…

KDE 4.0.1のパネルについての覚え書き

Plasmaとその設定ファイルKDE4のデスクトップマネージャは新しいPlasmaというものに置き換わっていて、新しいメニュー(KickOff)が採用*1されていたり、アナログ時計などのデスクトップアクセサリ(Plasmoid・プラズモイド)がデスクトップやパネルに配置できた…