試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Windows向けバイナリ差分取得/パッチ当てツールWinIPSをWineでビルドして使用するための自動インストールスクリプト

バイナリデータの差分を取ったり当てたりできる*1Windows向けのWinIPSというツール(M.K.S氏作)があり、Wine上でそのまま問題なく動作はするが、ソースが公開されている上に小規模なツールなので、Wineの開発パッケージを用いてビルドしてみたところ、「Wine…

Vala言語でUNIXドメインソケットを用いてcpufreqdのデーモンと通信するテスト(コード例)

「Vala言語でUNIXドメインソケットを用いてcpufreqdのデーモンと通信するテスト(メモ)」の続き。 コード例 ここではUNIXドメインソケットを用いてcpufrqdのデーモンにプロファイル一覧の問い合わせコマンドを送り、その結果を受け取って解析してリスト構造(G…

Vala言語でUNIXドメインソケットを用いてcpufreqdのデーモンと通信するテスト(メモ)

以前cpufreqdのプロファイル手動切り替え/モード切り替えツールcpufreqd-icon(http://kakurasan.ehoh.net/software/cpufreqd-icon/)を作成したとき(関連記事)には事情によりC言語を用いたのだが、元々はVala言語で作成する予定で、cpufreqdのデーモンとのUNI…

GNU/Linux上でFirefoxのPGOビルドとQt4ビルドを作成しようとしたが...(バージョン3.6時点)

PGOビルドについて Qt4ビルド PGOビルドについて以前のバージョンから、2PassのビルドによるPGO(Profile-guided optimization)という最適化手法*1により動作を高速化することができるように(ビルドシステムが)なっているが、バージョン3.6の時点でもうまくい…

Mozilla Firefoxの覚え書き(2010/1/25現在)

Mozilla Firefoxのバージョン3.6が出ている。いつものように自前でビルドしたものを試してみた。 動作速度については(既にかなり動作の軽い)3.5系からの体感的な改善が感じられた。また、起動時間が短縮されているのも嬉しい。 変更点は http://web.archive.…

任意の環境変数をGUIで変更して外部プロセスを起動するツールを作成

環境変数は端末シェルのbashやzshではexport、tcshではsetenvというコマンドでスクリプトから設定できるが、デスクトップ環境などでGUIを用いて環境変数を設定することはできないため、GUI上で環境変数を一覧に登録してアプリケーション下部の入力欄に入力し…

GUIファイルマネージャにおける圧縮済みPDFファイルの扱いについて(2010/1/21現在)

「色々なPDFファイルをgzip/bzip2/XZ圧縮してみるテスト」の実験を行っているときに気付いたのだが、gzipもしくはbzip2圧縮を行ったPDFファイルはその種類が単なるgzip/bzip2圧縮ファイルではなく「圧縮されたPDFファイル」として認識されており、freedeskto…

Val(a)IDEのビルドメモとMandriva Linux向けRPMパッケージ

Vala言語向けの統合開発環境Val(a)IDEのMandriva Linux向けパッケージを作成し、別館の配布ページに公開した。また、「gedit上でのValaコード記述に便利なvtgのインストールメモ(2009/7/3現在)」のvtgもこの機会に更新したが、今後はvtgは使用しない予定なの…

GNU/Linux版Firefox/Adobe Flashでニコニコ動画のプレーヤが表示されなくなった?(2010年1月)

ニコニコ動画のプレーヤが最近突然表示されなくなり、許可をする設定パネルが出ているものの、操作が利かない。 (2010/9/16) labs.adobe.com/downloads/flashplayer10.html で公開された新しいFlash Player(コード名:Square)のプレビュー版を用いたところ、…

色々なPDFファイルをgzip/bzip2/XZ圧縮してみるテスト

「圧縮の余地があるPDFファイルをXZ圧縮してPDFビューアから開く」では圧縮の余地があるPDFファイルをXZ圧縮してそれをうまく開く方法についてを扱ったが、中で触れたように、圧縮の余地についてはファイル依存となる。 そこで、Web上にある色々なPDFファイ…

圧縮の余地があるPDFファイルをXZ圧縮してPDFビューアから開く

圧縮の余地があるPDFファイルをできるだけ縮めておきつつ簡単に開けるようにしたい Webなどから入手したPDFファイルは、ほとんどの場合において読み込みしか行わず、変更することはない。また、元々圧縮されているタイプのファイル形式ではあるものの、ファ…

Wine上の環境変数の扱いについて(後半)跡地

(2021/10/22)本記事は「Wine上の環境変数の扱い」へ移動した。

Wine上の環境変数の扱いについて(前半)跡地

(2021/10/22)本記事は「Wine上の環境変数の扱い」へ移動した。

bash,dash,zshのreadコマンドと「while read line」のような行ごとの読み込み処理について跡地

(2021/9/29)本記事は「bash,dash,zshのreadコマンドと行ごとの読み込み処理(while read)」へ移動した。

Vala言語で文字列オブジェクトのメンバ関数scanf()を使用する上でのメモ

Vala言語の文字列オブジェクトのメンバ関数scanf()を用いると、ある文字列オブジェクトの書式を最初の引数の書式に基づいて解析し、その後ろにフォーマットに対応するように渡した引数の変数に値を設定する。これはC言語の標準ライブラリに含まれるsscanf()…

Pythonでコマンド行のような文字列を解析してリストに格納する上でのメモ(後半)

「Pythonでコマンド行のような文字列を解析してリストに格納する上でのメモ(前半)」の続き。 ダブルクォートされた部分とそうでない部分とをうまく処理する 色々試した結果、ダブルクォート文字を区切りとして元の文字列を分割してやることでダブルクォート…

MP3とOgg Vorbisの音声ファイルを無劣化で直接分割/切り取りする

MP3オーディオの分割 mp3spltというツールにより、MP3形式のオーディオデータを無劣化で分割することができる。 開始位置と終了位置は「[分].[秒]」形式(例:「0.42 4.25」で0分42秒から4分25秒まで)*1で指定し、終了位置を複数指定して一気に複数個に分割す…

Pythonでコマンド行のような文字列を解析してリストに格納する上でのメモ(前半)

文字列メソッドsplit()ではスペースを含んだダブルクォートされたまとまりを処理できない Pythonの文字列オブジェクトにはsplit()というメンバ関数があり、文字列中の特定の文字を区切りとしてリストに分割することができるのだが、コマンド行のような文字列…

OpenGL/ALSA環境向けキャプチャツールglcの(H.264+AAC).mp4向けエンコード支援スクリプトを更新(2010/1/6版)

「OpenGL/ALSA環境向けキャプチャツールglcの(H.264+AAC).mp4向けエンコード支援スクリプトを作成」で作成したglc向けエンコード支援スクリプトを更新した。主な変更点は「zoomeとSMILEVIDEO向けの動画エンコード支援スクリプトを更新(2009/12/25版)」でのエ…

雑多な圧縮ツールについて(後半)

「雑多な圧縮ツールについて(前半)」の続き。 mscompress マイクロソフトのcompress.exe/expand.exeと互換のツール。圧縮を行うと元のファイル名の後ろに「_」の付いた圧縮ファイルが生成される。 (圧縮) Usage: mscompress [-h] [-V] [file ...] -h --help …

雑多な圧縮ツールについて(前半)

ここでは幾つかの圧縮ツール(マイナーなものも含む)を扱う。詳しくは扱わないため、コマンドのヘルプを貼り付けている。 pbzip2 マルチスレッド版bzip2。ファイル1つを圧縮/伸長し、マルチコア環境などで高い性能を発揮する。しかし、圧縮率がより高く伸長が…