試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(全体の設定例)

「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(ステータス行のカスタマイズと特殊な記法について)」に続く内容として、ここでは、これまでのtmuxについての設定に関するメモ(最後の関連記事を参照)を踏まえた上でのtmuxの設定例を扱う。 …

Pythonにおける日本語のエンコーディングの検出について

(2015/1/29)一部のリンク先を修正し、更にサンプルコードもPython 3で動作することなどを目的に一部修正した。 エンコーディングの簡易検出 例 ASCIIとISO-2022-JPの区別が重要でない場合のデコード 実用的なエンコーディング判別パッケージ エンコーディン…

Pythonにおけるエンコーディングの扱いとエンコーディングの変換について

(2010/11/1)本記事の内容はバージョン2系のPythonについて書かれている。バージョン3系ではエンコーディングの扱いが変わっており、「バージョン3系のPythonにおける文字列とそのエンコーディングに関する覚え書き(文字列型とバイト列型)」で扱っている。 (2…

pycairoのContextクラスで描画を行う上での幾つかのメモ

ここではpycairoのContextクラスを用いたCairoの描画に関する幾つかのメモを扱う。一部の内容は「PyGTKでGUI部品を自前で描画する(前半)」と重なる。 Vala言語でもCairo.Contextクラスが同様に利用可能で、基本的に同じ要領で使用できるが、一部関数の引数や…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(ステータス行のカスタマイズと特殊な記法について・後半跡地)

(2015/1/13)このページは「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(ステータス行のカスタマイズと特殊な記法について)」の後半部分として公開していたが、記事を統合したためそちらを参照。

端末の256色パレットをGUI上で確認できるツールを更新(ボタンを改善・クリップボードに色の情報を記憶)

以前、「端末の256色パレットをGTK+のGUI上で表示できるツールを作成」で端末の256色パレットをGTK+のGUI上で確認できるTermColorPalette256というツールを作成したが、当時は色を表示するためのGUI部品にGTK+の色選択ボタンを用いており、別の色を選択した…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(ステータス行のカスタマイズと特殊な記法について)

「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(カスタマイズ時の記述と幾つかの設定項目について)」に続く内容として、ここではtmuxのステータス行の表示に関するカスタマイズについてのメモを扱い、設定例は後日の別記事に貼り付ける。(2…

PyGTKでクリップボード上のテキストの内容を扱う

ここではPyGTKを用いたクリップボード上のテキストの処理についてを扱う。また、テキストビューでクリップボードのテキストを処理するための便利な方法についても扱う。 クリップボードを管理するオブジェクト gtk.Clipboardオブジェクトを用いることにより…

PyGTKでGUI部品を自前で描画する(後半)

「PyGTKでGUI部品を自前で描画する(前半)」の内容を踏まえた上でのコード例を GDKのみ使用 Cairoを主に使用 の2つそれぞれについて貼り付ける。 ウィンドウサイズを変更すると、それぞれ、大きさの情報を利用した部分については伸びたり縮んだりする。 GDKの…

PyGTKでGUI部品を自前で描画する(前半)

GTK+ではDrawingAreaというGUI部品を用いることにより、その中に自由に描画を行うことができる。 GUI部品の描画はウィンドウのサイズ変更時や最小化後の最小化解除といった場面で描き直しがされるようになっているが、これもうまく処理されるようにできる。 …

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(カスタマイズ時の記述と幾つかの設定項目について)

「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(ペイン分割とその管理)」に続く内容として、ここから数回に分けてtmuxのカスタマイズに関してを扱う(次の内容までに日付は空ける)が、ここでは設定の記述の形と幾つかの設定項目についてを扱…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(ペイン分割とその管理)

本記事は「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(コピペとバッファに関する操作・バッファ数上限と後方スクロール行数の変更)」に続く内容となる。 GNU screenにもウィンドウを分割する機能があるが、tmuxの分割機能は上下/左右のど…

OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのシート追加に関するメモとシート追加のコード例)

「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calc上でマクロが動作しているかのチェックと全シートのオブジェクトの取得に関するメモ)」の続き。 シート操作 シート名が存在しているかをチェックする 全シートを含むオブジェクトのメンバ関数hasByNam…

OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calc上でマクロが動作しているかのチェックと全シートのオブジェクトの取得に関するメモ)

「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(概要,ファイル配置,ダイアログの表示)」の続きとして、ここでは、Python-UNOを用いてOpenOffice.org Calc上でマクロが実行されているかどうかのチェックとOpenOffice.org Calcの全てのシートのデータを保…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(コピペとバッファに関する操作・バッファ数上限と後方スクロール行数の変更)

「端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(概要・実行・操作)」に続く内容として、ここではtmuxにおけるコピペ/後方スクロールについてを扱う。 コピーモード 操作 複数のバッファを管理する バッファ上限数と後方にさかのぼれる行数の…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(概要・実行・操作)

tmux(http://tmux.sourceforge.net/)は端末の中で仮想端末を作成して管理するソフトウェアで、GNU screenの代替を目指している。OpenBSDのベースシステムの一部でBSDライセンス。 仮想端末を作って切り替えるだけならX Window System上の多くの端末エミュレ…

unified形式のdiffを取得してGTK+のテキストビューに表示する(diffファイル保存可)

「Pythonのdifflibモジュールを用いて複数行テキストどうしの差分を取得する」の例と同じようにunified形式の差分を取得するプログラムをPyGTKで作成した。 上部の2つのテキスト入力欄にそれぞれのテキストファイルの場所を入力後に下部の「Get diff」ボタン…

Pythonのdifflibモジュールを用いて複数行テキストどうしの差分を取得する跡地

(2021/10/13)本記事は「Pythonのdifflibモジュールを用いて複数行テキストどうしの差分を取得」へ移動した。

OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(概要,ファイル配置,ダイアログの表示)

OpenOffice.orgには専用の「OpenOffice.org Basic」という言語があり、マクロを記録したときにはこの言語で書き出されるのだが、マクロはPythonで記述することもできる。 ここでは、必要なパッケージ,スクリプトの配置,簡単なダイアログの表示までを扱う。 …

Vala言語とC#言語でのプロパティ値変更時の通知について

「PyGObjectで gobject.GObjectクラスを継承してGObjectプロパティを用いる(後半)」ではPyGObjectでプロパティ値が変更されたときにGObjectのシグナルを用いてハンドラと関連付ける処理を扱ったが、ここではVala言語とC#言語の場合についてを扱う。 Vala Va…

Compizの設定に関する追加メモ(ウィンドウの移動を用いた一時的な透過と新規ウィンドウ配置ルールなど・2010/3/3現在)

Compizの設定に関する少しの追加メモをここで扱う。 ウィンドウの移動(ウィンドウを一時的に透過させて後ろのウィンドウを見る) ウィンドウ移動中の不透明度を下げるとAltキーを押しながらマウスボタンを押さえている間*1、(ウィンドウを動かさなくても)最前…

PythonでPyGObjectを用いずにファイルの変更を監視する

「Pythonでファイルの変更を監視する (OS非依存・PyGObject使用)」ではGLib(PyGObject/PyGTK)のメインループを用いたタイムアウト機能により定期的に監視処理を実行してファイルの変更を監視したが、ここでは参考としてPyGObjectを用いずにファイルの変更を…

KDEでCDEmu仮想ドライブのイメージファイル管理を行うツールKDE CDEmu Manager(kde_cdemu)について

KDE

CDEmuの仮想光学ドライブにイメージファイルをマウントしたりそれを解除したりするためのGUIツールとして、GNOME向けにはパネルに常駐してメニューからイメージファイルを選択する形のgCDEmuというものが用意されているが、KDE向けにはKDE CDEmu Managerとい…

PyGObjectで gobject.GObjectクラスを継承してGObjectプロパティを用いる(後半)

「PyGObjectで gobject.GObjectクラスを継承してGObjectプロパティを用いる(前半)」の続き。 クラスとプロパティの初期化 gobject.GObjectクラスを継承したクラスの__init__()の中では必ずメンバ関数__gobject_init__()親クラスのgobject.GObject.__init__()…