試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

端末

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(全体の設定例)

「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(ステータス行のカスタマイズと特殊な記法について)」に続く内容として、ここでは、これまでのtmuxについての設定に関するメモ(最後の関連記事を参照)を踏まえた上でのtmuxの設定例を扱う。 …

端末の256色パレットをGUI上で確認できるツールを更新(ボタンを改善・クリップボードに色の情報を記憶)

以前、「端末の256色パレットをGTK+のGUI上で表示できるツールを作成」で端末の256色パレットをGTK+のGUI上で確認できるTermColorPalette256というツールを作成したが、当時は色を表示するためのGUI部品にGTK+の色選択ボタンを用いており、別の色を選択した…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(ステータス行のカスタマイズと特殊な記法について)

「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(カスタマイズ時の記述と幾つかの設定項目について)」に続く内容として、ここではtmuxのステータス行の表示に関するカスタマイズについてのメモを扱い、設定例は後日の別記事に貼り付ける。(2…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(カスタマイズ時の記述と幾つかの設定項目について)

「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(ペイン分割とその管理)」に続く内容として、ここから数回に分けてtmuxのカスタマイズに関してを扱う(次の内容までに日付は空ける)が、ここでは設定の記述の形と幾つかの設定項目についてを扱…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(ペイン分割とその管理)

本記事は「端末の中で仮想端末を管理する tmux(GNU screenの代替)について(コピペとバッファに関する操作・バッファ数上限と後方スクロール行数の変更)」に続く内容となる。 GNU screenにもウィンドウを分割する機能があるが、tmuxの分割機能は上下/左右のど…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(コピペとバッファに関する操作・バッファ数上限と後方スクロール行数の変更)

「端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(概要・実行・操作)」に続く内容として、ここではtmuxにおけるコピペ/後方スクロールについてを扱う。 コピーモード 操作 複数のバッファを管理する バッファ上限数と後方にさかのぼれる行数の…

端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(概要・実行・操作)

tmux(http://tmux.sourceforge.net/)は端末の中で仮想端末を作成して管理するソフトウェアで、GNU screenの代替を目指している。OpenBSDのベースシステムの一部でBSDライセンス。 仮想端末を作って切り替えるだけならX Window System上の多くの端末エミュレ…

rxvt-unicodeのデーモンモードについて

rxvt-unicodeのデーモンモードについて扱っていなかったので、ここで扱う。 mltermのデーモンモードと同様、端末エミュレータのデーモンを動かすことで同一のプロセスの中で複数の仮想端末を動かすもので、事前にデーモンを起動した後クライアントのコマンド…

TiMidity++のncursesインターフェースと日本語タイトルの文字化けについて

再生トレースが表示可能なXAWインターフェース(GUI)とncursesインターフェース(TUI) TiMidity++は-iatオプションを付けるとXAWのインターフェース*1で起動し、再生状態(トレース)を詳細に表示することができる(画像は公式サイトを参照)。 端末でも同じような…

rxvt-unicodeの覚え書き(幾つかの設定と半角カナの文字化けについて)

ここては、rxvt-unicodeの一部設定と半角カナの文字化けについてを扱う。 設定 (2009/9/21)リソース設定ファイルを.Xresourcesに修正 XIMによる日本語入力における未確定文字列の入力スタイル XIMの入力スタイルが無効な値だと日本語入力ができない場合があ…

rxvt-unicodeの覚え書き(概要とconfigureオプション、256色対応など)

以前は端末エミュレータにmltermを使用していたが、端末の256色拡張の色を使い始めたときから、「mltermの256色モードを有効にするebuildと不具合について」で書いたように、mltermでは256色パッチを当てても太字の表示時に色が変になるために使えなくなって…

notify-sendで通知ポップアップを表示する(トラブル対処の覚え書きを含む)

通知のポップアップ/バルーンを表示するlibnotifyライブラリのパッケージにはnotify-sendというコマンドがあり、これを実行すると、コマンドの実行により、通知ポップアップを表示することができる。 基本的な書式と重要度の指定 書式としては後ろにタイトル…

Midnight Commanderの色調整

Midnight Commanderは、独自に色を調整したmlterm上ではデフォルトの配色が見づらいため、マニュアルページを参考にして色をいじってみた。 設定の書式 色をカスタマイズするための「Colors」セクションは設定ファイルには書かれていないので、自分で追加す…

Midnight Commanderを日本語(UTF-8)で使用したときのズレを回避

かなり前から存在するCLIのファイルマネージャMidnight Commander(mc)は、UTF-8な環境との相性が悪い。すでにUTF-8対応パッチ自体は出ていて、ディストリごとに、このパッチを含め、色々な修正のされたパッケージを出しているのだが、それでもUTF-8な日本語…

GNU screenの設定

設定ファイル はじめは/etc/screenrcを${HOME}/.screenrcとしてコピーして編集するのがよいかもしれない。 「autodetach on」など、既定値を書いているものは書いていないが、「startup_message off」など、環境によって必要なものは書いている。 ファイル名…

GNU screenについて

GNU screenは、コマンドライン・インターフェース(CLI)の端末エミュレータ。*1つまり、1つの端末*2を使用して、その中で端末をエミュレートする。これにより、色々と便利なことができるようになる。 しかし、個人的には、SSHで遠隔ログインをする場合や、作…

mltermのキー設定

まずは使える機能の一覧。 mltermで割り当てられる機能一覧 機能名動作既定のキー OPEN_SCREEN新規疑似端末をウィンドウとともに作成Ctrl+F1 OPEN_PTY新規疑似端末を現在のウィンドウに作成し、切り替えるCtrl+F2 NEXT_PTY疑似端末の切り替え(次)Ctrl+F3 PRE…

mltermのデーモンモードについて

mltermは、デーモンモードという動作モードを持ち、mlclientというクライアントを実行させると、mltermを普通に起動したかのように見えるが、内部的には、デーモンとして起動された(1つの)mltermプロセスの中で新しく疑似端末を作っている。 2種類の動作モー…

mltermにおける複数の疑似端末の扱いについて

mltermは、1つのmltermプロセスの中に疑似端末(PTY)を複数持つことができ、疑似端末の切り替えも、いつでもできる。 プロセスのツリー構造表示を行うpstreeコマンドを実行させることで、1つのmltermプロセスの下に複数のシェルがぶら下がっていることが確認…

mlterm上のGNU nanoでAltキーをMetaキーとして使用する設定

mltermのデフォルトの設定では、GNU nanoでAltキーがMetaキーとして動作しない。これを動作するように設定すると以下のようになった。 ファイル名: ~/.mlterm/main # Metaキーとして使用するキー(none,mod1,mod2,mod3,mod4,meta,alt,super,hyper) mod_meta_k…

mltermの色設定

前景色と背景色の設定を保存するファイル 色を試行錯誤して決めるのにはGNOME端末が便利 色のコードごとの微調整 色に関する用語や概念がよく分からない場合 前景色と背景色の設定を保存するファイル端末エミュレータのmltermでの前景色・背景色はGUI設定ツ…