2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「Windows版PyGTKをWine環境にインストール」の作業は色々と面倒なので、自動でこれを行うスクリプトを作成した。ダウンロードする各パッケージのバージョンは今後変化していくため、最新バージョンを使用するためにはコード内の上のほうにある各パッケージ…
ここでは(テスト用途などで)Wine環境にWindows版PyGTKをインストールする作業を扱う。 必要なパッケージ Python GTK+ GTK+のレジストリ PyGTK テスト 必要なパッケージPyGTKのパッケージにはGTK+やPythonは付属しないため、先にインストールしておく必要があ…
PyGTK上で、ある時間が経過したときに何かの処理をさせたい、あるいは一定間隔で繰り返し処理をさせたいといったときにはタイマーの処理を行うことで実現できるのだが、まだまとめていなかったのでここで扱うことにする。 (2009/8/10)コード中の短い範囲内に…
PyGTKでシステムトレイのアイコンの隣にポップアップウィンドウを作成する(前半) システムトレイアイコンの並び方向に関する覚え書き(2009/2/10現在) PyGTKでシステムトレイのアイコンの隣にポップアップウィンドウを作成する(後半) システムトレイアイコン…
pyalsaaudio(http://pyalsaaudio.sourceforge.net/)を用いると、PythonのコードからALSAのミキサーやPCMデバイスを操作することができる。 ここではミキサー項目の取得と音量取得/変更を試してみることにする。 ディストリのパッケージ Gentooでは「pyalsaau…
Wineのバージョン1.1.15から「x86_64上ではwinegccが正常に動作しない?(前半)」「x86_64上ではwinegccが正常に動作しない?(後半)」の問題がなくなったことによりx86_64上のビルドも問題なく行えるようになったことを受けて、別館の配布ページで公開していたw…
サウンド出力について StepManiaはSDLを使用しているが、SDLのサウンド出力の仕組みは使用せずに独自にOSごとのサウンドシステム向けのコードを用意している。GNU/Linux向けにはALSAのhwプラグイン*1とOSS(/dev/dsp)のみが用意されている。 サウンドデーモン…
以前「ReactOS 0.3.3-RC1をビルドする」でReactOSをビルドするための環境(RosBE)を作成する流れを書いているが、今回バージョン1.4をMandriva Linux向けのRPMパッケージにしてみた。ここではその際に起こった問題点のメモも書いておく。 パッケージ作成の過…
「PyGTKでシステムトレイアイコンの隣のポップアップウィンドウにスライダーを表示する(前半)」の続き。 値の取り出し 値はgtk.Rangeオブジェクトのメンバ関数get_value()により取り出すことができ、整数として使用したい場合はint()で整数に変換する。 実際…
PyGTKでシステムトレイのアイコンの隣にポップアップウィンドウを作成する(前半) PyGTKでシステムトレイのアイコンの隣にポップアップウィンドウを作成する(後半) ではシステムトレイのアイコンの隣に小さなポップアップウィンドウを表示してみたが、ここに…
これまで f = open ([ファイルの場所], "r") while True: line = f.readline () if not line: break [以下行ごとの処理] f.close () のように記述していたが、(今さらではあるかもしれないが)ファイルオブジェクトのreadline()を使用する代わりにfor文で f =…
JavaScriptやXAML*1を用いてWebブラウザ上のアプリケーションが作成できるWebブラウザプラグインSilverlightと互換を目指す、自由なソフトウェアMoonlightが正式版のバージョン1.0となっている。 今回のバージョンはSilverlight 1.0と互換のエンジンとなって…
libflashsupportによりx86_32版のプラグインは標準対応 x86_64版では動作しない? x86_64向けのlibflashsupportをビルドして解決 .specファイルの修正について libflashsupportによりx86_32版のプラグインは標準対応Flash 9からはlibflashsupportというパッケ…
「PyGTKでシステムトレイのアイコンの隣にポップアップウィンドウを作成する(前半)」の続き。 コード例 下のコードを実行してシステムトレイに出たアイコンをクリックすると、トレイアイコンが縦並びのときには横に、横並びのときには縦に長い(比率が1:5の)…
「PyGTKでシステムトレイのアイコンの隣にポップアップウィンドウを作成する(前半)」で、手元のGNOMEのパネルでは画面左右にパネルを配置したときなど、アイコンが縦並びのときにも並び方向情報が正常に取得できていたのだが、Fluxbox上ではそうならないとの…
システムトレイのアイコンをクリックしたときにメニューを表示するのは簡単で、表示位置をアイコンに合わせることもできる(詳しくは「PyGTKでシステムトレイを使用してメニューを表示する」を参照)。しかし、デスクトップ環境のパネルに配置する音量調整のア…
「TiMidity++をWineのMIDIデバイスとして使用する」で書いたように、TiMidity++は-iAオプションを付けて実行するとALSA MIDIデバイスとして動作するのだが、その際の起動/停止は端末などからコマンド実行で行うことになるので、代わりにシステムトレイから簡…
openBVEで路線/車両データによっては音声がノイズだらけになるなどおかしくなることがあるが、その音声データがステレオの場合、モノラルにすることで回避できる。 ステレオのWAVEオーディオファイルをモノラル化する手順 ここではAudacityを用いてステレオ…
多くのファイルの種類では種類ごとに固有の「マジック」と呼ばれる文字列がファイルの先頭に含まれていて、これを利用してファイルの種類を識別し、更に種類ごとに追加の情報を取得して表示するfileというコマンドがあるのだが、これを端末から使う代わりにG…
最近のKNOPPIXではADRIANE(Audio Desktop Reference Implementation and Networking Environment)と呼ばれるシステムにより、音声読み上げ機能を利用して作業を行うことができるようになっていて、バージョン6.0のKNOPPIXにはADRIANE 1.1が含まれている。 起…
ここでは「PyGTKでシステムトレイのアイコンを切り換える(前半)」のメモを踏まえた上でのサンプルコードを貼り付ける。事前にPythonのコードと同じディレクトリに2つの画像ファイルを配置しておく。 アイコン画像1 ファイル名: icon1.xpm /* XPM */ static c…
システムトレイに常駐するアプリケーションの中には、状態に応じてアイコン画像を変更するものがある。 ここでは、PyGTKを使用したシステムトレイアプリケーションにおけるアイコン変更の仕方を扱う。 アイコン変更の方法 gtk.StatusIconオブジェクトには、…