試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

mfiler2のebuildの更新とRubyと鬼車

Rubyのバージョンを1.8.6-r1から下げたところ、mfiler2のビルドが不明な理由によりエラーが出るようになってしまった。上のバージョンに上げてもダメだった。 x86_64-pc-linux-gnu-gcc -c isearch.cpp -I . -L/usr/local/lib -g -I /usr/lib64/ruby/1.8/x86_…

hashstyleについての覚え書き

binutils 2.18に上げるだけ システム全体に有効にするためには、全てのELFを再ビルドする必要がある 再ビルドが必要なものと、そうでないもの 再ビルドの実際 hashstyleがまだ有効になっていないものを探すには binutilsのバージョン2.18がリリースされ、高…

manコマンドの出力と付属の日本語manページをUTF-8化するebuild

manコマンドのメッセージと付属の日本語manページをUTF-8化で行った、manコマンド(sys-apps/man)の日本語メッセージと付属manページのUTF-8化を行う作業を、USE="nls unicode"でインストールした場合に自動で行うebuildファイルを作成した(オリジナルのebuil…

DocBook XML文書からXHTML文書への変換

DocBook XML文書をXHTML文書に変換するのは簡単だが、奥の深いカスタマイズもできる。 サンプル文書として、「DocBook文書について」の記事の中の「bookの例」として紹介したファイルをbooktest.xmlとして保存して使用することにする。 DocBook XSLスタイル…

UTF-8でman-pages-jaをインストールし、既存のEUC-JPなmanページもUTF-8に変換するebuild

下のebuildファイルをローカルOverlayに入れて*1USE=unicodeでemergeするだけで、インストールされるmanページのエンコーディングをUTF-8に変換し、更に、既存の日本語manページに関しても、EUC-JPのものを検出し、UTF-8への変換を行う。 ファイル名: man-pa…

WineでRPGツクールXP製の作品を動かすのは厳しい?

(2014/8/24)この記事の内容は古いので、まとめドキュメントを参照。Wineの初期状態では動作に幾つかの問題があるものの、適切な対処を行うことで問題なく作品が最後まで動作するようになっている印象がある。 (2014/9/24)一部リンクを修正・解除以下、以前の…

DocBook XML文書をスタイルシート(CSS)を使用してWebブラウザ上で表示

DocBook文書は、そのままでは単なる構造の記述で、変換をかけないと、見やすい形で確認することはできないが、XML版では、wysiwygdocbookというCSS形式のスタイルシートを使用することで、WebブラウザからXMLファイルを開くだけで、ドキュメントの内容を分か…

DocBook文書を作成する環境を整える

DTDパッケージとXSLスタイルシート DocBook文書を変換するときに使用される。 Gentoo Linuxでは「docbook-xml-dtd」「docbook-xsl-stylesheets」というパッケージ。Debian,Ubuntuでは「docbook-xml」「docbook-xsl」。 デスクトップ環境がインストールされて…

MonoDevelop XML Editorのインストールについて

(2010/4/15)MonoDevelopのバージョン2.0以上では標準でXMLエディタが付属するため、本記事の方法による追加インストールは不要となっている。 以下、以前の内容となる。MonoDevelopのアドインマネージャから入れられるらしいのだが、リポジトリ設定をしても…

mfiler2のebuildについて

(2014/9/25)ソフトウェアとそのバージョンが古いため、このページの内容は削除した。

mfiler2-3.1.7-r1.ebuild

(2014/9/25)ソフトウェアとそのバージョンが古いため、このページの内容は削除した。

mfiler2の修正ebuild(mfiler2-3.1.7.ebuild)を書いてみる

(2014/9/25)ソフトウェアとそのバージョンが古いため、このページの内容は削除した。

the Minnu's filer2(mfiler2)のビルドメモ

the Minnu's filer2(mfiler2)は、日本人作者によるCLIのファイルマネージャ(「ファイラ」とも呼ばれる)。現状では、ディストリのパッケージになっていることがないため、自分でビルドすることになる。 依存パッケージ configureスクリプト x86_64環境でwkfラ…

DocBook文書について

ここでは、DocBook文書の概要などの抽象的な話と、文書例のみを扱い、変換ツールやその作業などについては触れない。 概要と特徴 色々なところに概要は載っている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/DocBook http://www-06.ibm.com/jp/developerworks/linux/01…

NVIDIA製GPUでMPEG1/2ビデオの再生を軽くする(MPlayer)

mplayer-1.0_rc1_p20070824から、VIDEO_CARDSに「nvidia」が指定できるようになり、「xv」「xvmc」のUSEフラグとともに指定する*1ことで、XvMC(X-Video Motion Compensation)により、GPUをMPEG-1もしくはMPEG-2のビデオのデコードに使用できるようになり、MP…

ReactOS 0.3.3の覚え書きとフォント設定微調整

バージョン0.3.3がリリースされたが、使ってみた感じとしては、大きな変化は感じられなかったものの、「スタート」メニューから再起動ができるようになったのは嬉しい。 その他現状のメモ フォント設定の微調整をするも、豆腐は残る その他現状のメモ VMware…

cjk-latex(UTF-8)を使用して生成する日本語PDFにVLゴシックを埋め込む

cjk-latex(UTF-8)を使用することで、LaTeX文書から日本語を含むPDFファイルが作れるようになったが、日本語のみの文書に対しては、Cyberbit以外の(ライセンス上、埋め込むことに問題のない)フォントを埋め込んで使うのがより良いのでは、ということで、VLゴ…

cjk-latexでCyberbitフォントを利用してPDFを作成するテスト

Debianの/usr/share/doc/latex-cjk-common/README.Debian.gz http://web.archive.org/web/20090420094658/http://porocise.hp.infoseek.co.jp/memo/cjk/cjk_cyberbit.html を参考にした作業メモ。TeXに詳しいわけではないため、余計な作業が入っていたりする…

cjk-latex 4.7.0をインストール

最新版は4.7.0だが、portageには、バージョン4.5.2までしかない。Debianのetch(安定版)ですら4.7.0なのに、かなり長いこと、この状況が続いているようだ。 (2007/11/12)ついにcjk-latex 4.7.0の公式ebuildが入り、以下の手順でインストールする必要はなくな…

Gentoo LinuxでDebian系ツールを使用

Portageツリーには、dpkgやdebootstrapといったDebian系ツールのパッケージがあり、.deb形式のパッケージの展開をしたり、debootstrapでDebianかUbuntuの環境を作ってchrootして作業を行ったりでき、パーティションに対するマウントポイントを指定してdeboot…

Compiz Fusionの覚え書きx7(2007/9/12現在)

初の開発版が出ているが... XCBを要求 Fusion IconのLoose Binding キューブの上下面の画像 スプラッシュ Shift スイッチャー 設定マネージャ 初の開発版が出ているが...8月に、バージョン0.5.2がリリースされたが、まだ激しく開発中で、今回が初めての開発…

高速で透過的な圧縮機能を提供するLZOlayerFS

LZOlayer FileSystemは、FUSEを使用した、書き込みもできる圧縮ファイルシステム。圧縮には、LZOの他、zlibを使用することもできる。 (2014/9/26)既にこのソフトウェアの開発は終了している。 インストール 動作方式 マウント 圧縮の動作を確認 マウント解除…

依然として残るフォント化けについて検証/対処

フォント置換の設定が不十分? レジストリ設定項目について Wine内蔵Windowsインストーラのフォント フォント置換の設定が不十分?これまでのフォント設定では、例えば、Notepad++というテキストエディタのデフォルトのフォント設定だと、このように日本語が化…

cpufreqの状態をリアルタイム表示する

cpufrequtilsパッケージのcpufreq-infoコマンドは、cpufreqに関する各種情報を出力してくれるが、実行した時点での情報を一度出力したら、それでおしまいとなる。このため、特にcpufreqdの動作テストを行っているときなど、リアルタイムで情報の取得と更新を…

GKrellMの概要と一部設定など覚え書き

GKrellMは、システムの様々な状態を表示したり、操作を行ったりするGTK+アプリケーション。以下は、偏りがあるが、その設定についての覚え書き。 設定ダイアログを開く ヘルプ 全般設定 オプション プロパティ センサ 時計(日付と時刻) 各種グラフの書式 CPU…

alsamixerとamixer、GUIのミキサー跡地

(2021/9/27)本記事は「alsamixerとamixer、GUIのミキサー」へ移動した。

Gnash 0.8.1のebuildとそのパッチ

(2007/11/21)ついに0.8.1の正式なebuildが入り、以下の作業を行う必要はなくなった。ebuild自体も色々と修正されている。 Gentoo Linuxのebuildファイルはまだ公式には入っていないが、GKrellM 2.3.0と同様、Bugzillaにファイルが存在する。これを使用するこ…

ReactOS 0.3.3-RC2のビルドと日本語化、動作の確認

0.3.3-RC1のときの覚え書き(本記事の一番下のリンクを参照)を利用して、同様の手順でビルドを行い、動作確認を行った。今回は仮想マシンにVirtualBox 1.5.0を使用した。 ビルド RC1からの違い 不具合 注意点(未解決の問題点?) その他 ビルドビルドをするため…

VirtualBox 1.5.0の覚え書き

1.5.0に上げ、少し試してみた限りで気づいたことをメモ。 解消した不具合 CPUの仮想化支援機能について スナップショットの簡単なメモ 解消した不具合1.4.0のときにあった Ubuntu Feistyの起動時、1回Host+Rで再起動させないと固まる 仮想マシン終了後、Virt…

ローカルOverlayでVirtualBox 1.5.0(バイナリ版)をインストール

(2007/9/5)portageのツリーに1.5.0が入ったので、この手順でインストールする必要はなくなった。 x86-chroot(ローカルOverlayの設定を含む記事)やmozplugger(最新版を入れるのに使用)などのときと同様にして、既存のebuildファイルを利用することでVirtualBo…