試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Compiz Fusionの覚え書きx7(2007/9/12現在)

  1. 初の開発版が出ているが...
  2. XCBを要求
  3. Fusion IconのLoose Binding
  4. キューブの上下面の画像
  5. スプラッシュ
  6. Shift スイッチャー
  7. 設定マネージャ

初の開発版が出ているが...

8月に、バージョン0.5.2がリリースされたが、まだ激しく開発中で、今回が初めての開発版リリース。安定版はまだまだ先。

XCBを要求

最近のCompiz Fusionは、XCB(X C-language Bindings)を要求するようになっている。これは、Xライブラリ(Xlib)を置換する目的のライブラリで、Wikipedia:XCBに書いてあるような目的や利点があるらしい。
XCB自体をインストールするだけでなく、libX11もXCBサポートを付けてビルドする必要がある。

(2007/12/22)この時期には要求していたが、バージョン0.6.0の時点では必要なくなっている。現在のところ、むしろトラブルの原因となっていたりするため、外して運用している。

Fusion IconのLoose Binding

最近ビルドしたCompiz Fusionは重いような気がしていたのだが、Fusion Iconで「Loose Binding」にチェックを入れると従来の軽い動作に戻った。(NVIDIAGPUを使用)

キューブの上下面の画像

Berylではキューブの上下面に画像が貼れたが、Compiz Fusionでは、「Cube Caps」プラグインを有効にすることで、上下面に画像が貼れるようにできるようになっている。デフォルトではCompiz Fusionのロゴとなっている。

スプラッシュ

「Compiz Fusion」と書かれたスプラッシュロゴが出てくる。このように、Compiz Fusionとしてのロゴが入ってくると、新しくなったのだという実感がわく。

Shift スイッチャー

機能はRing スイッチャーと似ているが、画面左右にそれぞれウィンドウが(見やすいように、画面中央側が奥へ傾く形で)並んで、真ん中にアクティブなウィンドウが表示され、上下/左右でウィンドウを選択し、確定したウィンドウがアクティブになる。使いやすいかは微妙。(当然変更可能だが)デフォルトのキーバインドも押しにくい。

設定マネージャ


Advanced Searchでは、有効になっているプラグイン名が太字で表示されている。

キーの組み合わせが設定しやすくなった。直接その組み合わせを押すことで設定できる。

画面の端にマウスポインタを持っていくことで発動するアクションも、視覚的に分かりやすく設定できるようになっている。

画面の端/キー/マウスごとにアイコンが出ていて、どれを設定するのかが分かりやすくなった。