2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「Mandriva Linux 2009.0上のuswsuspについての覚え書き(前半)」の続き。 スワップファイルを使用する場合について補足 ファイルの作成 スワップファイルの自動有効化 休止時におけるパーティションのデバイス名の指定 進行状況表示について 復帰の問題点 参…
ここではMandriva Linux 2009.0上でuswsuspによる休止状態を使用するためのメモを扱う。コマンドを使った作業も多いが、極力GUI(GNOME上)で作業できるようにし、スワップパーティション(もしくはスワップファイルを含むパーティション)の指定にはUUIDを用い…
Mandriva LinuxではRpmdrakeというユーザフレンドリーなGUIパッケージマネージャが利用できる。 起動 起動時の認証について 使い方 絞り込み 起動メニューもしくはMandriva Linux コントロールセンター*1から「RPM をインストール/アンインストール」を開く…
「GentooからMandrivaへの乗り換えとebuildの在庫処分」でも乗り換えた理由の1つに書いているが、x86_64版Mandriva Linuxでは、Debian/UbuntuやGentooと比べてx86_32版ライブラリの管理が楽になっている。RPMパッケージを使用した他のディストリにも言えるか…
「Mandriva Linux 2009.0のインストールメモ(前半)」の続き。 パッケージの選択 インストール 管理者パスワードと一般ユーザの設定 ディスプレイの設定 まとめ 更新 起動 パッケージの選択 最初にデスクトップ環境の選択になるが、カスタム設定を推奨。 グル…
既に実際の環境にインストールした後ではあるが、その前に仮想マシンにMandriva Linux 2009.0をインストールしたときのスクリーンショットを使用して、インストールの流れをメモしておく。使用したのはx86_64版のインストールDVD。 なお、このインストーラは…
3年近くGentoo Linuxを使い続けてきたのですが、事情により、しばらくの間、別のディストリとしてMandriva Linuxへ乗り換えることにしました。*1この記事は既にGentooを上書きしてインストールしたMandrivaから書いています。 乗り換える目的は x86_64上のx8…
一般ユーザでRPMパッケージを作成するための設定 rpmbuildコマンドのオプション指定をエイリアスで分かりやすく 一般ユーザでRPMパッケージを作成するための設定通常、RPMパッケージをビルドする際には、 [/usr/src/rpm] -+- [SPECS] .specファイル +- [SOUR…
「ebuildの作成メモ(前半)」の続き。 基本的な流れ ebuild内で定義する関数とその処理について。 必要のあるものだけを記述し、処理順に上から書くのが一般的。関数の継承(後述)により、省略が可能な場合がある。 src_unpack(): ダウンロードしたソースを展…
ebuildファイルの作成に関するメモを幾つか残しておく。内容を全てカバーするのは無理なので、偏ってはいるが、メモしたいところを書いている。 公式のドキュメント(英語)はGentoo Development Guideで、その中のQuickstart Ebuild Guideも参考になる。 基本…
Linux 2.6.27が出ているが、2008/10/21の時点では公式サイトからはパッチが入手できない。 探したところ lists.tuxonice.net/lurker/message/20081003.222048.257d4c19.ja.html (リンク切れ) にcurrent-tuxonice-head.patch.bz2というパッチがあり、これを適…
GeForce 6以上は177系ドライバで問題ないが、それより古いGPU向けのドライバでは問題 パッチへのリンク 関連:Linux 2.6.28系向けのパッチについて GeForce 6以上は177系ドライバで問題ないが、それより古いGPU向けのドライバでは問題NVIDIAドライバのバージ…
VMware Server 2とVMware Player 2.5 Build 118166では問題なし VMware Player 2.0.5 Build 109488ではエラーが出る パッチ vmblockについて VMware Server 2とVMware Player 2.5 Build 118166では問題なし2008年9月に出たVMware Serverのバージョン2系では…
スロット 複数バージョンが共存できる一部のパッケージ*1には、同時に入れられるバージョンの「枠」(スロット)が設けられている。 例えば、GUIツールキットと呼ばれるGTK+やQtには、大きなバージョン系統*2ごとにスロットが設けられていて、2008年10月現在で…
自動起動サービスについて Gentoo Linuxでは、OSの起動時に実行されるデーモンなどの起動スクリプトは、/etc/init.d/以下の起動スクリプトを含んだパッケージをインストールしただけでは自動で起動されず、システムの動作レベルを示す「ランレベル」に対して…
(2009/6/9)Gentoo Linuxの「[西暦年].[番号]」形式のリリースは2008.0まで*1で、それよりも新しいリリースは常にダウンロードページの「Gentoo Minimal Install CD and Stages」にある最小限構成インストールCDイメージ(インストール作業用起動ディスク)とst…
Gentoo Linuxのパッケージ管理はCLIのコマンド操作によって行う。ここでは、Portageに限らず、幾つかの追加パッケージによる操作についてもメモしておく。 Portage emerge パッケージの管理に関する操作(追加/削除/更新)を行うのは、パッケージ管理システムP…
world profileとsystem profile 最小限構成のベースシステムを構成するパッケージ(システムパッケージ)と、それらのパッケージが要求するパッケージの集まりの一覧を「system profile」という。*1 system profileのシステムパッケージは、シンボリックリンク…
ここでは、Gentoo Linuxにおけるパッケージのマスクに関してを扱う。 http://webos-goodies.jp/archives/50608693.html も参考に。 マスクとその種類 安定版(stable)扱いでないパッケージは、「マスク」がされていて、そのままインストールすることはできな…
Gentoo Linuxの「公式」のパッケージは、Gentooのミラーサーバと同期して更新するパッケージ情報のツリー(Portageツリー)を使用してインストールするが、これ以外の非公式なパッケージ情報ツリー(Overlay)を利用することもできる。 同名・同バージョンのパッ…
Gentoo Linuxでは、パッケージを作成/インストールするときにサポートする機能などを、名前の付いたフラグ「USEフラグ」のON/OFFの状態によって、自由に有効にしたり無効にしたりできる。これはGentoo Linuxが持つOSとしての自由度の高さと非常に密接な関係…
Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理についての幾つかの内容を下に書いているが、これは覚え書きに過ぎず、内容も恐らく不十分なため、 http://www.gentoo.org/doc/ja/portage-manual.xml も参照。 Gentoo Linuxのパッケージ Portageツリーと同期 Gentoo Lin…
「QEMUのrawディスクイメージに関する覚え書き(後半)」でホストOSからハードディスクのrawイメージファイル内のパーティションにアクセスしているが、幾つかの内容を追加。 マウントとマウント解除を自動化 「QEMUのrawディスクイメージに関する覚え書き(後…
なくても実用上は困ることのない「反射」プラグインの設定をいじってみた。 このプラグインについて compiz-fusion-plugins-extraに含まれるプラグインで、「反射の画像」で指定された画像(の一部)をウィンドウ装飾部分やウィンドウ内に表示する。 ウィンド…
「QEMUのrawディスクイメージに関する覚え書き(前半)」の続き。 rawイメージの中にアクセスする(続き) パーティションテーブルから開始位置を取得する losetupを用いてイメージに接続し、マウントしたい領域の開始位置を取得する。 パーティション内のファイ…
QEMUが使用できるディスク形式には、ハードディスクの内容そのままの形で読み書きする「raw」がある。 ここでは、この形式のイメージファイルの作成から、ホストOS上でイメージファイルの中身にアクセスしたいときに使用するlosetupの概要までを扱う。 rawイ…