試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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Mandriva Linuxのパッケージマネージャ(Rpmdrake)について

Mandriva LinuxではRpmdrakeというユーザフレンドリーなGUIパッケージマネージャが利用できる。

  1. 起動
  2. 起動時の認証について
  3. 使い方
    1. 絞り込み

起動

メニューもしくはMandriva Linux コントロールセンター*1から「RPM をインストール/アンインストール」を開く。

起動時の認証について

Mandriva Linux コントロールセンターの「セキュリティ - セキュリティレベルと監査を設定」内の「認証」タブにある「ソフトウェアの管理 - ソフトウェアの管理」を変更することで、起動時の認証を変更できる(管理者のパスワード/ユーザのパスワード/パスワードなし)。ここでは、他の操作における認証ポリシーも変更できるようになっている。
(2008/11/11)設定ダイアログは下のようになり、それぞれを好みで変更できる。

使い方

インストールしたいものを一覧から選択して「適用」ボタンを押すと、そのパッケージがインストールされる。
依存関係によって要求されるパッケージに不足があった場合にも自動的にインストールしてくれる。

絞り込み
以下の種類ごとに絞り込みができる。

  • すべて
  • メタパッケージ: それ自体は内容を持たないパッケージだが、デスクトップ環境など、パッケージの集まりを一度に入れるのに役立つ
  • GUIのあるパッケージ: 言葉通りだが、こういう分類があるのは新鮮で役に立ちそう
  • すべての更新
  • セキュリティアップデート
  • バグ修正の更新
  • 通常の更新

この他、インストール状態(インストール済みか未インストールか)と文字列検索による絞り込みもできる。
文字列入力欄内の左にあるアイコンをクリックすると

  • 名前
  • 説明
  • 要約
  • 中のファイル名*2

の中から種類が切り替えられる。

検索対象(「wine」を検索)

メタパッケージのみを表示したところ

使用したバージョン:

  • Rpmdrake 2009.0

*1:「コンピュータの設定」というアイコンで、コマンド名はdrakconf

*2:システム上の実際のファイル名による検索で、処理にはやや時間がかかる