試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Linux版Picasa2同梱のWineの設定メモ

(2014/9/21)GNU/Linux版のPicasaはその後提供が終了している。 (2008/7/30)ここで扱っているバージョンは古いため、2.7に関してを扱っている「GNU/Linux版Picasa 2.7についての覚え書き」を参照。 配色の変更 ファイル名: ~/.picasa/user.reg [Control Panel…

Windows版Picasa2をWineで動かしてみる

(2014/9/21)GNU/Linux版のPicasaはその後提供が終了している。 Linux用に配布されているPicasa2はあるのだが、これはWineを使用している上、Picasa2のバージョンも古いため、Windows版を試しに入れてみた。 $ wine picasaweb-current-setup.exeインストール…

カーネルソースツリーのALSAドライバを新しいalsa-driverに置き換える

(2014/9/21)2014年時点では、ALSAのドライバ(「alsa-driver」パッケージ)は単独配布はされておらず、カーネルのソースツリーの中にあるものをそのまま利用するしかない。そのため、本記事の内容は古い内容となる。 以下、以前の内容となる。カーネルのソース…

日本語manをUTF-8化してless経由で表示させる

(2014/9/22)本記事は2007年6月時点のGentooにおける内容となる。他のディストリでは特に問題なくmanページが参照できる。 以下は以前の内容となる。UTF-8エンコーディングで日本語manページをインストールしておくことで、環境変数の変更(参考)をせず、その…

UTF-8環境での日本語manの設定とscreenのタイトル変更関数について

「UTF-8環境でも日本語manが使いたい」を参考にすれば動作はするのだが、bashの設定で書いた、GNU screenのタイトルに「man 3 printf」のように引数を含める関数を使用した場合に、タイトルのほうは反映されるのだが、 alias man='LC_ALL=ja_JP.EUC-JP PAGER…

GStreamerのALSA出力におけるPCMデバイス名を指定する

[ホームディレクトリ]/.asoundrcで定義した「pcm.[名前]」というPCMデバイスをGStreamerのALSA出力プラグイン(エレメント名「alsasink」)で使用するためには、alsasinkエレメントへの引数(プロパティ)として「device=[デバイス名]」を指定する必要がある。こ…

GNU screenの設定

設定ファイル はじめは/etc/screenrcを${HOME}/.screenrcとしてコピーして編集するのがよいかもしれない。 「autodetach on」など、既定値を書いているものは書いていないが、「startup_message off」など、環境によって必要なものは書いている。 ファイル名…

GNU screenについて

GNU screenは、コマンドライン・インターフェース(CLI)の端末エミュレータ。*1つまり、1つの端末*2を使用して、その中で端末をエミュレートする。これにより、色々と便利なことができるようになる。 しかし、個人的には、SSHで遠隔ログインをする場合や、作…

mlterm,Emacsと外部アプリケーション間のコピー/貼り付けについて跡地

(2015/7/21)本記事は「X Window Systemのクリップボードの種類,xselコマンド,履歴ツール」へ移動した。

diffの出力形式を比較跡地

(2018/10/12)本記事は「diffの差分形式比較 (unified, context, side-by-side, デフォルト, ed)」へ移動した。

x86_64上でのみ起きていた、TTAのGStreamerプラグインのノイズ問題に対処

GStreamerのプラグインにおいても、ttaencと同様の置換を行うことで、砂嵐状態だった再生だったのを、正常に再生できるようにできた。→「x86_64なGNU/LinuxにおけるTTA(The True Audio)対応の現状」 以下、ディストリのパッケージとして修正済みのプラグイン…

x86_64版ttaenc-3.3を動作するように修正する

(2007/9/22)バージョン3.4系では、特に修正をすることなく、x86_64でも問題なく動作しているので、最新版にすることを推奨。公式サイトの3.4リリースのところにも、対応したことが書かれている。 www.altlinux.com/index.php?module=sisyphus&package=ttaenc…

x86_64 LinuxにおけるFlash Playerについて

(2011/10/6)Flash Playerのバージョン11が正式版として公開され、ついにx86_64なGNU/Linux版が標準でAdobeの通常のダウンロードページから入手できるようになった。 (2014/9/21)最初の記述と古い追記・関連記事は除いた。nspluginwrapperについての内容のみ…

Wine上のフォントについての設定

(2009/9/19)この記事の内容は追記の繰り返しなどでまとまりが悪いため、まとめドキュメント(モバイル版ページ)の各セクションにまとめ直している。また、${WINEPREFIX}/user.regなどを直接書き換えるのは推奨できず、レジストリエディタ向けの.regファイルを…

x86_64なGNU/LinuxにおけるTTA(The True Audio)対応の現状

エンコード速度と圧縮率のバランスがよく、Matroska コンテナフォーマットでも使用できる、オーディオ可逆圧縮方式TTA(The True Audio)の対応状況について、情報に偏りや誤りがあるかもしれないが、実験の結果も交えてまとめてみる。 サンプルファイルの入手…

GNU Emacs/GNU nano/シェルの操作を比較

GNU Emacsのキー操作は独自だが、GNU nanoや、シェル*1における操作でもある程度共通して使える。 GNU Emacs/GNU nano/シェルの操作 機能GNU EmacsGNU nanoシェル(Emacs操作モード) 上の行Ctrl+P, ↑Ctrl+P, ↑*2 下の行Ctrl+N, ↓Ctrl+N, ↓*3 1文字左Ctrl+B, ←…

VMware Player 2.0.0-45731(x86_64版)が起動しなかった問題に対処

Gentoo LinuxのOverlay*1でインストールしたVMware Player 2.0.0-45731だったが、仮想マシンの選択までいく前に落ちてしまう。 $ /opt/vmware/player/bin/vmplayer GTK Accessibility Module initialized /opt/vmware/player/lib/bin/vmplayer: symbol looku…

x86_64バイナリ版VirtualBox1.4.0にUbuntu Feistyを入れてみた

備忘録を書くにあたって、他のディストリを試すテスト環境もあるとよいかと思い、せっかくなので、最近出たx86_64向けVirtualBoxのクローズドソース版に、試しにUbuntu Feistyの日本語ローカライズ版を入れてみた。 VirtualBoxに関する感想としては、まだま…

TiMidity++をWineのMIDIデバイスとして使用する

(2016/1/15)本記事は主にTiMidity++の音源と設定についてを扱っている。Wine関係については「WineにおけるMIDIデバイスの扱い」を参照。Wineの設定(winecfg)から、オーディオをALSAライブラリ経由で出力する設定にすることで、ALSAのMIDIデバイスをそのままW…

GNU nanoで色分けの文法ファイルを追加する

TIP Nano Context Highlighting - Gentoo Linux Wiki Nano Syntax Highlighting - Linuxhelp Wiki Gentoo Forums :: View topic - Enable nano syntax highlighting には、GNU nano用の文法ファイルの設定が幾つか紹介されている。これを${HOME}/.nanorcへ追…

mltermのキー設定

まずは使える機能の一覧。 mltermで割り当てられる機能一覧 機能名動作既定のキー OPEN_SCREEN新規疑似端末をウィンドウとともに作成Ctrl+F1 OPEN_PTY新規疑似端末を現在のウィンドウに作成し、切り替えるCtrl+F2 NEXT_PTY疑似端末の切り替え(次)Ctrl+F3 PRE…

mltermのデーモンモードについて

mltermは、デーモンモードという動作モードを持ち、mlclientというクライアントを実行させると、mltermを普通に起動したかのように見えるが、内部的には、デーモンとして起動された(1つの)mltermプロセスの中で新しく疑似端末を作っている。 2種類の動作モー…

mltermにおける複数の疑似端末の扱いについて

mltermは、1つのmltermプロセスの中に疑似端末(PTY)を複数持つことができ、疑似端末の切り替えも、いつでもできる。 プロセスのツリー構造表示を行うpstreeコマンドを実行させることで、1つのmltermプロセスの下に複数のシェルがぶら下がっていることが確認…

カラーテストスクリプト

端末上でサポートされている色の表示を行うシェルスクリプトを作ってみた。長くて汚いが、端末エミュレータの色調整の確認などに使える。 [任意]ファイル名: ~/bin/colortest.sh #! /bin/bash RESET='\e[0m' BOLD='\e[1m' NEGA='\e[7m' COLOR_FG_BLACK='\e[0…

bashの設定

bashの設定ファイル 「set -o nounset」の注意点(gdmでログインできなくなる例) bashの設定ファイル(2007/6/26)初めに書いたときの内容とはかなり違う部分が出てきてしまったが、使い勝手は良くなっている。 ファイル名: ~/.bashrc ## ヒストリに関する変数 …

diffファイル(unified形式)について

ファイルを修正したときに、修正した部分(元のファイルと違う部分)だけを書く方式がある。修正前のファイルとその差分があれば、修正後の状態を作ることができる。 テスト文書を編集し、差分を取ってみる unified形式の見方 作成したdiffを使って、patchコマ…

eixの色調整

eixは、Gentoo Linuxのパッケージを高速に検索するコマンドで、パッケージを管理するemergeコマンドと同様、端末への出力がカラフルで見やすい。 その色については、/etc/eixrcを${HOME}/.eixrcというファイル名でコピーして編集することで、調整ができる。 …

mlterm上のGNU nanoでAltキーをMetaキーとして使用する設定

mltermのデフォルトの設定では、GNU nanoでAltキーがMetaキーとして動作しない。これを動作するように設定すると以下のようになった。 ファイル名: ~/.mlterm/main # Metaキーとして使用するキー(none,mod1,mod2,mod3,mod4,meta,alt,super,hyper) mod_meta_k…

nanoの設定

/etc/nanorcや、/usr/share/doc/nano-x.x.x/以下のサンプル設定ファイルを${HOME}/.nanorcというファイル名で保存し、必要な部分に対してコメント記号(#)を外していく。下の設定は一部だが、好みに応じていじってみるとよい。 ファイル名: ~/.nanorc ## 自動…

GNU nanoについて

GNU nanoは、端末から起動するCLI*1のテキストエディタで、操作方法が常に表示されている*2ため、初心者にも優しく、使い方を覚えるのも楽。また、起動・動作が軽いため、他のエディタに慣れていても、設定ファイルを少しだけいじるような場合などに役立つ。…