試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

GNU Emacsにおける文字の自動色分け(font-lock)の設定

多くのテキストエディタには、プログラミング言語、スクリプト言語、マークアップ言語などの構文に基づいて、文字に色を付ける機能がある。 Emacsでは「font-lock」という機能によってこれを実現しているが、有効にするための設定を記述しないと使えない。 …

ワークスペースの切り替えについて

ワークスペースという仮想画面機能はX上で動作するほとんどのウィンドウマネージャ*1で使用できる。ワークスペースごとに別々のウィンドウが配置でき、必要に応じて切り替えながら使用することができる。これをうまく使うことで画面をウィンドウだらけにする…

mltermの色設定

前景色と背景色の設定を保存するファイル 色を試行錯誤して決めるのにはGNOME端末が便利 色のコードごとの微調整 色に関する用語や概念がよく分からない場合 前景色と背景色の設定を保存するファイル端末エミュレータのmltermでの前景色・背景色はGUI設定ツ…

lsコマンドの使える?GNUオプション

「lsコマンドについて」にある通り使用頻度の低いlsだが、入門書などでは、隠しファイル(ファイル名が「.」で始まるファイル)や隠しディレクトリを含めた表示をするのに-aを付ける、と書かれている。これを実行すると、確かに隠しファイル・ディレクトリを含…

lsコマンドについて

(2009/9/21)この記事の内容はコマンドの解説ではないので、(一部ここに書いた内容ともかぶるものの)「端末上でディレクトリ内のファイルやディレクトリを一覧する作業について」にまとめている。 以下、以前の内容。端末からlsと打つ必要は実はそれほど多く…

X toolkit(LUCID)版に戻して配色を久しぶりに変更

最近リリースのバージョン22でGTK+(2.x)に対応したEmacsだが、起動時間が短い以外のメリットが見出せない。GUIのファイル選択ダイアログは面倒だし、メニューの日本語化ができてもあまり嬉しくないし。GTK+アプリとしての見た目の統一性はあるかも知れないが…

milkjfフォントを使用する跡地

(2021/9/24)本記事は「X11用16ドットビットマップフォントmilkjfを使用する」へ移動した。

配布されているXP用テーマを利用して色だけ変更してみる

(2007/7/7)3D Color ChangerというWindowsアプリケーションをインストールして使用することで、配色の設定を楽にでき、配色設定をファイルへ出力したり、ファイルから取り込んだりもできるようだ。詳しくは http://web.archive.org/web/20070528050242/http:…

gzcat?zcat?

gzip圧縮されたファイルを展開して標準出力へ出すコマンドはずっとgzcatだと思っていた、というか、実際使えていた。 ところが最近(といっても普段あまり使わないコマンドなので結構前かもしれないが)、Tab補完もできないし、シェルには「command not found…

ALSA対応アプリケーションのPCMデバイス指定

${HOME}/.asoundrcなどに独自のPCMデバイスの定義をしている場合、アプリケーションからはそのままでは使用されず、使用するには、アプリケーションごとに固有の方法で指定する必要がある。 ALSA PCMデバイス名の指定方法 アプリケーション設定方法 Audaciou…

ALSAでLADSPAプラグインを使用する

ALSAのPCMプラグインの中に、LADSPAプラグインを扱う「ladspa」という種類がある。これを使用することで、ALSA経由で音を出す際にフィルタがかけられる*1。 (2007/6/29)alsa-libのバージョン1.0.14_rc4を含む、それ以降のバージョンにおいて、LADSPAプラグイ…

LADSPAについて

Linux Audio Developer's Simple Plugin API (LADSPA)は、既存の音声データに対して様々なフィルタをかけたり、音声を生成したりといったことを行うプラグインのAPI。これに基づいて作成されたプラグインを用いると、LADSPAに対応したアプリケーション全てで…

/dev/dspを使用するアプリケーションからaossを使用してALSAで音を鳴らすときの設定

GNU/Linux上で音を出すアプリケーションには、新しいALSAライブラリ経由で出すものと、古いOSS APIを使用して出すものとがある。*1 ALSAにはOSSエミュレーションモードがあり、snd-pcm-oss,snd-seq-oss,snd-mixer-ossといったカーネルモジュールが読み込まれ…

かな入力でJISかな配列に対応させる古い方法

「ろ」と「ー」の2つのバックスラッシュの内の片方を、識別可能にするために変える SCIM+Anthyの最新版ではJISかな配列に完全対応しているが、それ以外のかな入力環境では、キーコードの割り当て変更が必要。それを自動的に行うためには、 キーコード変更の…

「ろ」と「ー」が区別できる(JISかな配列に完全対応した)かな入力環境

SCIM+Anthyでもuim+Anthyでも、かな入力はできるのだが、半角英数の文字と仮名とを対応させて出力する形のためか、本来区別されるべき「ろ」と「ー」は、どちらも元の文字が「\」(backsplash)のため、「ー」を入力するときに毎回シフトキーを押すか、「ー」…