lsコマンドの使える?GNUオプション
「lsコマンドについて」にある通り使用頻度の低いlsだが、入門書などでは、隠しファイル(ファイル名が「.」で始まるファイル)や隠しディレクトリを含めた表示をするのに-aを付ける、と書かれている。これを実行すると、確かに隠しファイル・ディレクトリを含めたリストが出てくるのだが
. ..
がもれなく付いてくる。
実は、GNUオプションで-A(--almost-all)というオプションがあり、これらを含めずに表示することが可能。
よく使用するGNUオプションでは-h(--human-readable)というのがあり、-lと併用したとき、ファイルサイズがKiB/MiB/GiBなどの単位*1で表示され、読みやすくなる。*2
ついでに、画面の中にとにかく沢山つめて表示したい場合、-mオプションを使用すると、ファイル名の開始位置が行の先頭以外揃わない代わりに、コンマ区切り*3になり、省スペースになる。特に、長めのファイル名が含まれているときに効果的。
他にもGNUオプションは沢山あり、マニュアルページで確認できる。
vdir(='ls -l')というのを初めて知った。--color付けないと色が出ないし、長いので、自分で好きなエイリアスを使ったほうが楽かも。