試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

GTK+のシステムトレイのテストのコードをVala言語に移植

Gtk#のコードをもとにしてValaのコードを作成 「Gtk#でシステムトレイを使用してメニューを表示する」のコードをもとにしてGTK+のシステムトレイのテストのコードをValaに移植してみた。 using Gtk; namespace ValaSystrayTest { /* * 継承の記述はC#と同…

C#に近い文法のオブジェクト指向プログラムからC言語/GObjectのコードを生成するValaについて(インストールとプログラムのビルド・実行跡地)

(2015/6/22)本記事は「高機能なマイナープログラミング言語Valaについて」へ移動した。

Firefoxのpageinfo_link拡張のリンクダブルクリックを無効化

pageinfo_link拡張のリンク一覧から意図せずにリンクを開く誤操作が発生 作業 pageinfo_link拡張のリンク一覧から意図せずにリンクを開く誤操作が発生これを書いた前日(2009/4/27)、Firefoxで、ふと覚えのないURLが新しいタブに開かれているのを発見した。 …

C#に近い文法のオブジェクト指向プログラムからC言語/GObjectのコードを生成するValaについて(概要跡地)

(2015/6/22)本記事は「高機能なマイナープログラミング言語Valaについて」へ移動した。

複数の正規表現により文字列を繰り返しフィルタすることのできるGUIツールを作成

「Pythonで正規表現による文字列処理(検索・置換・分割)を行う」ではPythonで正規表現を使用した操作についてを扱っているが、この機能を使用してGUI上でテキストを置換するツールを作成した。GtkBuilderファイルを使用しているため、実行にはバージョン2.12…

Pythonの正規表現モジュールにおける日本語の扱いについて

Pythonは文字列をUnicodeで扱うことができるため、正規表現においても日本語を正しく扱うことができる。Python 2では処理時にパターンと入力文字列の両方をUnicode文字列にしておく必要がある。 Unicodeのコードによる指定を行うことにより、コード範囲によ…

GNOMEの高度な設定に関する覚え書き(2009/4/23現在)

GNOME上の各種アプリケーションには設定項目はそれほど多くは用意されておらず、一見シンプルにも見えるのだが、実際には別の設定システムにおいて変更できる色々な設定項目が用意されている場合が多い。これは慣れていないユーザと高度な設定を行いたいユー…

PyGTKで重い処理をしているときにGUIを固まらせないための手法をまとめる

これまでに書いたPyGTKのコードの中で、何か重い処理をさせているときに(メインループに処理が回らないことにより)GUIが固まってしまうのを避けるために幾つかの方法を使用してきた。ここではそれらをまとめておく。 スレッドを使用する マルチスレッド化し…

recordMyDesktopの追加メモ(2009/4/21現在)

recordMyDesktopを使い続けてきて新たに分かったこと・まとめておきたいことをここに書き留めておくことにする。 キャプチャ領域のサイズと位置をGUIから決めたい場合 キャプチャ位置のずれと微調整 OpenGLを使用したアプリケーションのキャプチャについて …

PyGTKでダイアログを出しつつ親ウィンドウも操作できるようにする

ダイアログと親ウィンドウについて ダイアログを作成すると、そのダイアログに対するメインループがメインウィンドウのループの中で開始され、多重のメインループになる。このとき、ダイアログ側に対する操作は受け付けるが、メインウィンドウ側をいじること…

PyGTKでツリービューにリストのデータ(ListStore)を表示(ボタンからデータの順番を入れ替える・コード例)

「PyGTKでツリービューにリストのデータ(ListStore)を表示(ボタンからデータの順番を入れ替える・メモ)」の続き。 コード例 「上へ」の処理を行うハンドラは「PyGTKでツリービューにリストのデータ(ListStore)を表示(ボタンからデータの順番を入れ替える・メ…

PyGTKでツリービューにリストのデータ(ListStore)を表示(ボタンからデータの順番を入れ替える・メモ)

GTK+のツリービュー上のデータの並び順を変えられるようにしたいとき、「PyGTKでツリービューにリストのデータ(ListStore)を表示(項目をGUI上で追加/削除、データの並べ替えや入れ替えなど)」の例のようにドラッグ・アンド・ドロップを用いて移動できるよう…

GLSOF(C言語/GTK+版)のMandriva Linux向けのRPMパッケージを作成

「lsofとGLSOFについて」で扱ったGLSOFのパッケージはMandriva Linux 2009.0にはないため、パッケージを作成した。 (2014/10/12)配布ページは削除済み。 以前「GLSOF(lsofのGUI)のビルドエラーについてとその対処」で扱ったときにはビルドエラーが出ていたが…

openBVEのオブジェクトビューアと車両エディタのRPMパッケージを作成

openBVEは本体以外にも路線や車両データの作者などのためのツール群を提供していて、その中のオブジェクトビューアと車両エディタをMandriva Linux向けRPMパッケージにした。 もう1つの路線ビューアについては以前動作したバージョンもあったのだが、2009/4/…

PyGTKでGtkBuilderをレイアウトに用いながらGUI部品のクラスを継承

PyGTKでは、GladeやGtkBuilderといったXML形式のユーザインターフェース定義(ファイルあるいは文字列)を読み込んでGUIのインターフェース部分に使用することができる。これは便利ではあるのだが、GUI部品のクラスを継承してその部品に関する値や処理をまとめ…

Sun VirtualBoxのゲストGNU/LinuxにおけるOpenGLの3Dアクセラレーションを試す(2009/4/13現在)

バージョン2.2系からGNU/Linux*1をゲストOSに使用した場合にGuest AdditionsをインストールするとOpenGLの3Dアクセラレーションが利用できるということで、x86_64版のUbuntu 8.10を新規にインストールして試してみた。 Guest Additionsのインストールについ…

ドメインの名前解決チェックを行うGUIツールをPyGTKで作成

「Pythonでドメイン名からIPv4アドレスを得る」では引数に指定された各ドメインに対して名前解決を試みてそれぞれの結果を出力するPythonスクリプトを作成したが、今回はテキストビューに入力されたドメインを行ごとに読み取って成功したものと失敗したもの…

PyGTKでテキストビュー内の文字列にスタイルを適用する

GTK+のテキストビュー(gtk.TextViewオブジェクト)に表示されるテキストバッファ(gtk.TextBufferオブジェクト)には文字情報以外に書式などの情報を適用するタグ(gtk.TextTagオブジェクト)を含めることができる。これによりテキストビュー内の一部(もしくは全…

Pythonの例外とその処理に関する覚え書き(ユーザ定義の例外など)

「Pythonの例外とその処理に関する覚え書き(概要、書式、後始末処理)」に続いて、例外に関して幾つかのことをまとめておく。 (2014/11/13)リンク先を修正し、サンプルコードの内容もPython 3に対応し、本文の記述も一部書き直している。 else節 例外を起こす…

Pythonの例外とその処理に関する覚え書き(概要、書式、後始末処理)

以前Pythonの基本的なことをまとめたとき、例外については参考URLのリンクを貼り付けただけだったので、この機会にまとめてみた。 (2014/11/12)リンク先を修正し、サンプルコードの内容もPython 3対応のものを追加し、本文の記述も一部書き直している。 例外…

Gtk#でシステムトレイを使用してメニューを表示する

「Gtk#のコード作成上の覚え書き」のメモに加えて少しの追加メモを書いてから、「PyGTKでシステムトレイを使用してメニューを表示する」をGtk#に移植したものを貼り付ける。 メニュー項目の作成について 内蔵のストックアイコンを用いつつメニュー項目には…

Gtk#のコード作成上の覚え書き

「PyGTKでシステムトレイを使用してメニューを表示する」と同じ処理をGtk#で書いてみたのだが、そのコードを貼り付ける前に作成上の幾つかのメモを先に書いておくことにする。C#言語に関するものも含む。 C#におけるクラスの継承 クラス定義のとき、クラ…

PyGTKでツリービューにリストのデータ(ListStore)を表示(モデルの内容を取り出す)

ここではPyGTKのListStore形式のデータから内容を取り出す手順についてを主に扱う。 取り出し方 基本的にはgtk.TreeModelオブジェクトのメンバ関数get_value()あるいはget()を用いて、取り出したい項目を指し示すgtk.TreeIterオブジェクトを渡すことになる。…

Pythonでドメイン名からIPv4アドレスを得る跡地

(2016/11/3)本記事は「Pythonやコマンドでドメイン(ホスト)名からIPアドレス(IPv4,IPv6)を得る」へ移動した。