試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2007-06-02から1日間の記事一覧

ALSA対応アプリケーションのPCMデバイス指定

${HOME}/.asoundrcなどに独自のPCMデバイスの定義をしている場合、アプリケーションからはそのままでは使用されず、使用するには、アプリケーションごとに固有の方法で指定する必要がある。 ALSA PCMデバイス名の指定方法 アプリケーション設定方法 Audaciou…

ALSAでLADSPAプラグインを使用する

ALSAのPCMプラグインの中に、LADSPAプラグインを扱う「ladspa」という種類がある。これを使用することで、ALSA経由で音を出す際にフィルタがかけられる*1。 (2007/6/29)alsa-libのバージョン1.0.14_rc4を含む、それ以降のバージョンにおいて、LADSPAプラグイ…

LADSPAについて

Linux Audio Developer's Simple Plugin API (LADSPA)は、既存の音声データに対して様々なフィルタをかけたり、音声を生成したりといったことを行うプラグインのAPI。これに基づいて作成されたプラグインを用いると、LADSPAに対応したアプリケーション全てで…

/dev/dspを使用するアプリケーションからaossを使用してALSAで音を鳴らすときの設定

GNU/Linux上で音を出すアプリケーションには、新しいALSAライブラリ経由で出すものと、古いOSS APIを使用して出すものとがある。*1 ALSAにはOSSエミュレーションモードがあり、snd-pcm-oss,snd-seq-oss,snd-mixer-ossといったカーネルモジュールが読み込まれ…