試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Gentoo Linux

MATEデスクトップ環境(MATE Desktop Environment)についてのメモ

概要 経緯 デスクトップ環境名の由来 今後 標準で利用可能なディストリ 構成アプリケーション 概要経緯GNOMEデスクトップ環境のバージョン2系では デスクトップ パネル ファイルマネージャ ウィンドウマネージャ などに従来から親しまれてきた(伝統的な)形*1…

ユーザとグループをGUIで管理するディストリ非依存なツールについて

ディストリによってはシステムのユーザやグループを設定するための独自なGUIツールが用意されていることがあるが、ここではGNOME System Tools(GST)という管理ツール群(Debian/Ubuntu/Mandriva/Gentooでは「gnome-system-tools」パッケージ)に含まれるusers-…

DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexに関するその後(2010/4/26現在)

ディストリのパッケージについて 2010年4月の時点では、ディストリのパッケージとしてDebian/Ubuntu/Mandriva/Fedoraなどのディストリにおいて利用可能となっている。Gentooでは標準のパッケージとはなっていないが http://bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=…

Sylpheedにおける迷惑メールフィルタに関するメモ(バージョン2.7系時点)

Sylpheedにはメニュー「設定 - 振り分けの設定」でルールを追加していくことで、興味のない内容のメールや一部のスパムメールなどはある程度の法則に基づいたものであれば手動で個別に条件を登録して振り分けることもできる(各ヘッダや本文による振り分けも…

Q4Wineについて(概要とディストリのパッケージ・2009/10/15現在)

WineのGUIとして開発されているQ4Wine(https://web.archive.org/web/20131204020055/http://q4wine.brezblock.org.ua/)というツールがある。 (2014/10/12)本家サイトが閉鎖されプロジェクトも止まっているため、別のツールを使うなどしたほうがいいかもしれ…

軽量WebブラウザChromiumの覚え書き(2009/9/1現在)

KDEのKonquerorで用いられているHTML描画エンジンKHTMLから派生した後に大きく改善されたWebKitを用い、軽量/高速な動作を重視して作られているオープンソースの軽量WebブラウザChromiumのGNU/Linux向け開発版を試してみた。 入手 x86_32版: http://build.ch…

PythonからALSAのミキサーを扱う

pyalsaaudio(http://pyalsaaudio.sourceforge.net/)を用いると、PythonのコードからALSAのミキサーやPCMデバイスを操作することができる。 ここではミキサー項目の取得と音量取得/変更を試してみることにする。 ディストリのパッケージ Gentooでは「pyalsaau…

ebuildの作成メモ(後半)

「ebuildの作成メモ(前半)」の続き。 基本的な流れ ebuild内で定義する関数とその処理について。 必要のあるものだけを記述し、処理順に上から書くのが一般的。関数の継承(後述)により、省略が可能な場合がある。 src_unpack(): ダウンロードしたソースを展…

ebuildの作成メモ(前半)

ebuildファイルの作成に関するメモを幾つか残しておく。内容を全てカバーするのは無理なので、偏ってはいるが、メモしたいところを書いている。 公式のドキュメント(英語)はGentoo Development Guideで、その中のQuickstart Ebuild Guideも参考になる。 基本…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(スロット、tbz2ファイル)

スロット 複数バージョンが共存できる一部のパッケージ*1には、同時に入れられるバージョンの「枠」(スロット)が設けられている。 例えば、GUIツールキットと呼ばれるGTK+やQtには、大きなバージョン系統*2ごとにスロットが設けられていて、2008年10月現在で…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(サービス、ランレベル、環境変数など)

自動起動サービスについて Gentoo Linuxでは、OSの起動時に実行されるデーモンなどの起動スクリプトは、/etc/init.d/以下の起動スクリプトを含んだパッケージをインストールしただけでは自動で起動されず、システムの動作レベルを示す「ランレベル」に対して…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(実際のコマンド操作)

Gentoo Linuxのパッケージ管理はCLIのコマンド操作によって行う。ここでは、Portageに限らず、幾つかの追加パッケージによる操作についてもメモしておく。 Portage emerge パッケージの管理に関する操作(追加/削除/更新)を行うのは、パッケージ管理システムP…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(systemとworldのprofile、未インストールパッケージのインストール済みマーク付け)

world profileとsystem profile 最小限構成のベースシステムを構成するパッケージ(システムパッケージ)と、それらのパッケージが要求するパッケージの集まりの一覧を「system profile」という。*1 system profileのシステムパッケージは、シンボリックリンク…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(マスクとその解除)

ここでは、Gentoo Linuxにおけるパッケージのマスクに関してを扱う。 http://webos-goodies.jp/archives/50608693.html も参考に。 マスクとその種類 安定版(stable)扱いでないパッケージは、「マスク」がされていて、そのままインストールすることはできな…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(Overlay)

Gentoo Linuxの「公式」のパッケージは、Gentooのミラーサーバと同期して更新するパッケージ情報のツリー(Portageツリー)を使用してインストールするが、これ以外の非公式なパッケージ情報ツリー(Overlay)を利用することもできる。 同名・同バージョンのパッ…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(USEフラグ)

Gentoo Linuxでは、パッケージを作成/インストールするときにサポートする機能などを、名前の付いたフラグ「USEフラグ」のON/OFFの状態によって、自由に有効にしたり無効にしたりできる。これはGentoo Linuxが持つOSとしての自由度の高さと非常に密接な関係…

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理について(パッケージ、バージョンとその識別子)

Gentoo Linuxにおけるパッケージ管理についての幾つかの内容を下に書いているが、これは覚え書きに過ぎず、内容も恐らく不十分なため、 http://www.gentoo.org/doc/ja/portage-manual.xml も参照。 Gentoo Linuxのパッケージ Portageツリーと同期 Gentoo Lin…

Compiz Fusionの覚え書き(2008/9/29現在)

http://lists.compiz-fusion.org/pipermail/dev/2008-September/001045.html にあるように、Compiz Fusionのバージョン0.7.8が出ている。 変更点 今回の変更点は不具合修正などが多いが、 透明度の変更を行う部分が、「アクセシビリティ」内のプラグイン「明…

CDEmuについての覚え書き(デーモンの各モードごとの細かい使い方)

「CDEmuについての覚え書き(概要、カスタムカーネル使用時のビルド設定、ユーザの大まかな操作)」の続き。 デーモン(cdemud)の動作モードに関して (/etc/init.d/以下のスクリプトを使用せず)セッション・バス*1を使用した場合、ユーザごとにデーモンを起動で…

CDEmuについての覚え書き(概要、カスタムカーネル使用時のビルド設定、ユーザの大まかな操作)

ここでは、仮想CD/DVD(ROM)ドライブを提供するCDEmuパッケージ・スイートの概要とカーネルビルド時の設定、簡単な使い方を扱う。 概要 CDやDVDのディスクをイメージ(ファイル)化したものを、GNU/Linux上で仮想SCSIドライブ上のディスクと見せかけてマウント…

Gentoo Linux上のPulseAudioのインストールに関する覚え書き(2008/9/4現在)

ここでは、オーディオデーモンの1つであるPulseAudioのGentoo Linuxへの導入に関する覚え書きの中の、システムに関する部分(主にパッケージのインストール)についてを扱う。 安定しているバージョンは? 0.9.9/0.9.10/0.9.11の3つのバージョンを試したところ…

カーネルモジュールの起動時の自動読み込みについてとOpenRC

カーネルモジュールと自動検出/読み込み 追加の自動読み込みリストの場所と書式はディストリによって異なる 本題: GentooのOpenRCでは自動読み込みリストの場所が移動し、書式も変更 カーネルモジュールと自動検出/読み込みGNU/Linuxのデバイスドライバは、…

Compiz Fusion 0.7.6の覚え書き(2008/6/8現在)

Compiz Fusionのバージョンが0.7.6になっている。アナウンス・変更点など(英語) http://lists.compiz-fusion.org/pipermail/community/2008-May/000172.htmlGentoo Linuxでは、Portageツリーには入っていないものの、「desktop-effects」のOverlayをlaymanで…

GTK+もXaw3dも使用しないX11なEmacsのスクロールバーとその色変更について

Gentoo LinuxでUSEフラグに「gtk」「Xaw3d」のいずれも付けずにEmacsをビルドする*1と、スクロールバーは平べったい色の表示になる。 これはGTK+やXaw3dのスクロールバーを使用したときと違い、マウスのドラッグ操作でうまく動かすことはできない*2が、色の…

lshwでハードウェアの各種情報を表示する

GNU/Linux上でハードウェアの詳細な情報を取得するのに便利なのがHardware Lister(lshw)(http://ezix.org/project/wiki/HardwareLiSter)というツール。公式サイトによると、Mandriva/Gentoo/Debian(Ubuntuも同様)/Fedoraにはディストリのパッケージが用意さ…

uvesafb使用時のgenkernelによるカーネルビルドの流れを自動化

uvesafbを使用する形でのカーネルビルドは、v86dの関係で、一度カーネルが出来上がってからv86dを再作成し、それをカーネル組み込みの初期RAMディスクイメージに含めるという流れになる。 関連記事: Gentoo Linuxにおけるグラフィカルな起動画面とuvesafbに…

ヘルパースクリプトを使用した場合のGRUB 2(1.96)の設定方法(他のOSの起動、電源オフなど)

「ヘルパースクリプトを使用した場合のGRUB 2(1.96)の設定方法(全般とカーネル関係)」と「ヘルパースクリプトを使用した場合のGRUB 2(1.96)の設定方法(背景・色関係)」の続き。 ここでは、GRUB 2から メモリテスト(memtest86+) 他のディスク/パーティション…

ヘルパースクリプトを使用した場合のGRUB 2(1.96)の設定方法(背景・色関係)

「ヘルパースクリプトを使用した場合のGRUB 2(1.96)の設定方法(全般とカーネル関係)」の続き。ここでは背景画像と画面の色設定についてを扱う。 画面の解像度について 以下の「gfxmode」の後ろの部分を必要に応じて変更する。 ファイル名: /etc/grub.d/00_he…

ヘルパースクリプトを使用した場合のGRUB 2(1.96)の設定方法(全般とカーネル関係)

GRUB 2には/etc/default/grubと/etc/grub.d/以下のファイル群をもとに設定ファイル/boot/grub/grub.cfgを作成するためのヘルパースクリプトupdate-grubが用意されている。 ここでは、その設定についてを扱うが、長さの関係で、3回に分ける。 設定の反映 この…

Gentoo LinuxにおけるGRUB 2(1.96)のグラフィカルな端末(gfxterm)のフォントについて

gfxtermとunifont GRUB 2ではグラフィカルな端末により、フルカラーの背景画像を用いることができる他、高解像度モード*1も使用できる。Gentoo Linuxの(2008/5/10現在の)ebuildでは、そのグラフィカル端末(gfxterm)のフォント(unifont)はGRUBには付属せず、…