試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

UTF-8環境での日本語manの設定とscreenのタイトル変更関数について

UTF-8環境でも日本語manが使いたい」を参考にすれば動作はするのだが、bashの設定で書いた、GNU screenのタイトルに「man 3 printf」のように引数を含める関数を使用した場合に、タイトルのほうは反映されるのだが、

alias man='LC_ALL=ja_JP.EUC-JP PAGER="lv -Ou8 -c" man'

この設定では表示のほうに問題が出る。そこで、上の設定の代わりに
ファイル名: ~/bin/man

#! /bin/sh
LC_ALL=ja_JP.EUC-JP PAGER="lv -Ou8 -c" /usr/bin/man "$@"

のようなスクリプトを用意して、環境変数${PATH}の中で${HOME}/bin/の優先順位が一番高くなるようにしておく*1ことで、この問題を回避できる。
とは言え、色々とUTF-8サポートが充実している中、EUC-JPなmanページがデフォルトでインストールされ、面倒な手順を踏んだ上でいちいち変換して読んでいるというのには、抵抗があるのも確か。
使用したバージョン:

  • man 1.6e-r3
  • man-pages-ja 20070515
  • lv 4.51
  • groff 1.19.2-r1(USE=cjk付き)

*1:デスクトップ環境やシェルの自動実行スクリプトに「export PATH=${HOME}/bin:${PATH}」などと書く