Mandriva Linux 2009.0のインストールメモ(前半)
既に実際の環境にインストールした後ではあるが、その前に仮想マシンにMandriva Linux 2009.0をインストールしたときのスクリーンショットを使用して、インストールの流れをメモしておく。使用したのはx86_64版のインストールDVD。
なお、このインストーラは、進め方(選択)によって流れが一部変わることがあるため、全ての場合においてこの記事と同じ流れでインストールが進行することは保証できない。
幾つかの設定ツールはOSのインストール後に「コントロールセンター」というGUI設定ツール群のものと同一で、後から設定をし直すことができる。
(2009/11/8)2010.0のインストールの流れに大きな変化はないが
apribase.net/2009/11/06/mandriva2010-install-guide-00/
などに多数のスクリーンショット付きの解説がある。
言語の選択
起動時にF2を押して「日本語」を選択すると、インストーラ起動後にも日本語が選択される。
ライセンス
インストールを続行するにはライセンスに同意する必要がある。
パーティション編集
手動で編集するのがよさそう。
一覧が出てグラフィカルに操作が行える。
「エキスパートモードに切り替え」を押すと、マウントオプションを指定するための「オプション」のボタンが出るので、これを押した後「relatime」にチェックすることを強く推奨。noatimeの副作用をなくしつつディスクアクセスのパフォーマンスが良くなる。また、同モードでは、不良ブロックのチェックを含んだフォーマットも行える。
メディア(パッケージリポジトリ)の追加
種類の選択
パッケージを取得する源であるパッケージリポジトリはMandrivaでは「メディア」と呼び、ここでそのメディアを追加する。ここでは、公式のパッケージサーバ(HTTP接続)を追加する。
基本パッケージのインストール
ここで幾つかの基本パッケージがインストールされる。
接続の選択
接続を選択する。ここでは「Ethernet」を使用。この後、ネットワークカードを選択する。
DHCPでもIPアドレス固定でもOK。
固定の場合はそれぞれの欄に情報を入力する。
DHCPの場合は上のような画面になる。
「ユーザに接続の管理を許可しますか?」には、好みによりチェックを入れる。この後「今接続を開始しますか?」という選択で「はい」を選択すると接続がテストされ、成功すると「おめでとうございます。ネットワークとインターネットの設定が完了しました。」と出る。
ミラーサーバの選択
必ず国内のサーバを選択する。この後、ファイルの一覧がダウンロードされる。成功すると「他に補助的なメディアがありますか?」と出るが、他に追加する場所がなければ「なし」にする。
参考URL:
- [id:shiumachi:20080614:1213415948] - relatime指定の効果に関する検証