試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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manコマンドの出力と付属の日本語manページをUTF-8化するebuild

manコマンドのメッセージと付属の日本語manページをUTF-8化で行った、manコマンド(sys-apps/man)の日本語メッセージと付属manページのUTF-8化を行う作業を、USE="nls unicode"でインストールした場合に自動で行うebuildファイルを作成した(オリジナルのebuildに、「Convert Japanese...」と書いてある部分の処理を追加したもの)。

(2008/4/17)バージョン1.6fのものを
cid-3f9be5b1cd4a806c.skydrive.live.com/browse.aspx/%e5%85%ac%e9%96%8b/Gentoo%20Linux%20ebuild/sys-apps/man
にアップロードし、古いものは削除した。変更点は同様。

以下はインストール例。下の作業以外に、PORTDIR_OVERLAYの値も設定する必要があることに注意。

$ sudo mkdir [ローカルOverlay]/sys-apps/man -p
$ sudo cp -pr /usr/portage/sys-apps/man/files/ [ローカルOverlay]/sys-apps/man/
$ sudo mv man-[バージョン].ebuild [ローカルOverlay]/sys-apps/man/
$ sudo ebuild [ローカルOverlay]/sys-apps/man/man-[バージョン].ebuild digest
$ sudo emerge -av man

メッセージ化けに関しては、これとは別に、sys-apps/manの代わりにsys-apps/man-dbを使うという手もあり、こちらはgettextを用いた多言語化がされているため、日本語が化けることはないが、翻訳が完全ではなく、英語で出る部分がある。