試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

フォント

ドキュメントビューアEvinceにおける日本語PDFファイルの文字化けと.fonts.confについてのメモ(2011年12月時点)

(今更かもしれないが)最近、ドキュメントビューアのEvinceで日本語を含んだ埋め込みフォントなしのPDFファイルを開いたときに文字が豆腐(四角)になっているのを見つけた。 調べてみると、fontconfigの設定(/etc/fonts/conf.d/以下のファイル群や[ホームディ…

Wine上の吉里吉里1/KAG2と吉里吉里2/KAG3製のノベル系作品の動作について(Wine 1.3.31時点・前半)

ここでは、バージョン1系と2系の吉里吉里を用いて作成された作品のWineにおける動作についてを扱う。吉里吉里自体は色々な用途に対応しているが、ここでは最も広く用いられる用途としての「KAGフレームワークを用いたノベル系作品(吉里吉里1/KAG2もしくは吉…

GNU/Linux版Google Earthのユーザインターフェースにおける日本語フォントの描画についてのメモ(バージョン6.0時点)

以前GNU/Linux版Google Earthのバージョン5.0系のユーザインターフェースのフォントに関する問題の対処についてを扱ったが、その後Ubuntu 10.10上でバージョン6.0系を試した際に同様に作業を行ってもうまくいかなかった。 Qt4を置き換えて起動するまでに必要…

Ubuntu向けパッケージ作成上のメモ(milkjfフォントのUbuntu向けパッケージに関するメモ)

Ubuntu向けにパッケージを作成した際のメモの内、「milkjfフォントとut(内海氏)版AnthyのUbuntu向けパッケージを作成(2010/11/20現在)」で公開したmilkjfフォントのパッケージを作成した際のメモをここで扱う。 ビルド時依存のパッケージについて milkjfフォ…

milkjfフォントとut(内海氏)版AnthyのUbuntu向けパッケージを作成(2010/11/20現在)

事情により、暫定的にMandrivaからUbuntuにディストリを替えたところなのだが、Ubuntuになって、これまで日常的に用いてきた幾つかのパッケージがなかったり動作に不満があったりしているので、Mandrivaのときと同様にパッケージを自作もしくは編集すること…

Wine上のopenBVEなどの文字化け(豆腐状態)を回避する強引な方法とWine上のフォントに関する追加メモ

Wine上のopenBVEで このような豆腐状態の文字化けが発生し、以前扱ったレジストリによるフォント置換を色々試してみたがうまく動作せずに色々悩み*1、lsofで/usr/share/wine/fonts/tahoma.ttfが用いられていることは分かっていたため、最後の手段としてこの…

Adobe AIR向け青空文庫ビューア2つ(AIR草紙とAozora Bookshelf)について(2009/12/14現在)

ここではAdobe AIRを用いた2つの青空文庫形式テキストのビューアを扱う。いずれもWindows,Mac OS X,GNU/Linux(x86_32版もしくは32bitライブラリを含んだx86_64版ディストリ)において同一の配布パッケージが同じように動作する。 本記事で扱う2つのビューアは…

GNU Emacs 23におけるフォント設定に関する覚え書き

GNU Emacsのバージョンが23.1となり、Xftライブラリによる文字の高品質な描画が行われるようになっている。 設定例 Emacs 23でpcfフォントを使用する 動作やスクロールなどの重さ 設定例以下の設定では 英数部分に「Liberation Mono」 日本語部分に「M+1P+IP…

rxvt-unicodeの覚え書き(幾つかの設定と半角カナの文字化けについて)

ここては、rxvt-unicodeの一部設定と半角カナの文字化けについてを扱う。 設定 (2009/9/21)リソース設定ファイルを.Xresourcesに修正 XIMによる日本語入力における未確定文字列の入力スタイル XIMの入力スタイルが無効な値だと日本語入力ができない場合があ…

milkjfフォントのebuildを作成

「STed2で日本語部分にもmilkjfフォントを使用するための覚え書き」で触れた/usr/share/X11/locale/ja_JP.UTF-8/XLC_LOCALEに関しての注意を表示しつつmilkjfフォントをインストールするebuildを、東雲フォントのebuildを参考に作成した。 # Copyright 1999-…

STed2で日本語部分にもmilkjfフォントを使用するための覚え書き

「STed2が「Cannot open display. Aborting.」となって起動できない件についてとその対処」において、milkjfだけを使おうとして「-milkjf-fixed-*-r-normal--16-*-*-*」を指定*1してみたのだが、何故か化けてダメだった。 テストプログラムの結果は以下。 (2…

STed2が「Cannot open display. Aborting.」となって起動できない件についてとその対処

エラーメッセージ $ sted2 MIDI Music Composer STed 2.07m + 20021104 Copyright 1990-97 TURBO Cannot open display. Aborting.手元のGentoo Linuxで試したところ、このエラーで起動できず、環境変数DISPLAYを未定義にすることでncurses版を起動することは…

FontForgeでTrueTypeフォントの埋め込みビットマップ(EBDT)を取り除く手順

TrueTypeフォントには、サイズごとにビットマップを内蔵することができるのだが、これを使用したくない場合、FontForgeを使用してフォントを編集することで、簡単に取り除くことができる。 FontForgeのユーザインターフェースはXツールキットでやや独自なの…

Wine 0.9.43のwinecfgでのフォント設定

バージョン0.9.43になり、winecfgから各種フォント設定がGUIでできるようになった。 設定可能な項目は Active Title Text (アクティブ タイトルのテキスト) Menu Text (メニューのテキスト) Message Box Text (メッセージ ボックスのテキスト) ToolTip Text …