試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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KDEでCDEmu仮想ドライブのイメージファイル管理を行うツールKDE CDEmu Manager(kde_cdemu)について

CDEmuの仮想光学ドライブにイメージファイルをマウントしたりそれを解除したりするためのGUIツールとして、GNOME向けにはパネルに常駐してメニューからイメージファイルを選択する形のgCDEmuというものが用意されているが、KDE向けにはKDE CDEmu Managerというツールがあり、GUI上の簡単操作でイメージのマウント/マウント解除が行える。コマンド名はkde_cdemu
gCDEmuなどの他のツールと同様、仮想ドライブが同時に1つしか使用できない場合、システムのCDEmuデーモンの設定を変更する必要があるが、具体的な変更手順はディストリ依存で、/etc/conf.d//etc/sysconfig/などのディストリ固有のパッケージ設定ディレクトリの中にcdemudというファイルがあり、この中のデバイス数の変数を設定してデーモンを再起動(/etc/init.d/cdemud restart)する形となる。

KDE CDEmu Managerの使い方

用いたいドライブ番号を選択後

イメージファイルを選択して「マウント」を押すと

マウントされ、イメージファイルの場所が番号の横に表示される。デーモン側で設定されているデバイス数まで、複数のイメージを同時にマウントすることができる。
マウントされた仮想ドライブは、KDE4上のKickoffランチャでは「コンピュータ」タブからファイルマネージャで開くことができる。

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使用したバージョン:

  • CDEmu(デーモン) 1.2.0
  • KDE CDEmu Manager 0.3
  • kdebase-workspace(Kickoffを含むパッケージ) 4.3.2