LXDEのパネルについて(前半)
バージョン0.2.7.2の時点のLXDEパネル(lxpanel)について。長くなったので2回に分ける。
既定のパネル項目とプラグイン設定
既定では、(途中のスペースを省略すると)左から- メニュー
- ランチャ
- デスクトップの表示
- ページャ(ワークスペース切り替え器)
- タスク一覧
- ネットワーク接続の状態
- CPU使用率グラフ
- システムトレイ
- 時計
がある。
左下はこんな感じ。ディスプレイのアイコンをクリックするとメニューが出る。
他には
といったものが設定ツールで追加でき、削除や順番入れ替えもできる。
プラグインによっては、項目選択時に「編集」ボタンが押せるようになり、プラグインごとの設定が可能となる。
パネルが見づらい場合
背景画像によりパネルが見づらい場合、GUI設定で「Background」を無し(None)にしたほうがよいかもしれない。メニューの項目について
- freedesktop.orgの各種分野ごとのメニュー
- 起動ダイアログ
- パネルのGUI設定ダイアログ
- ログアウト
これらの項目の表示に関しては、以下の部分を編集することで多少はいじれるようだ。しかし、カスタム項目を追加したりするのはできなそう*1。
[引用]ファイル名: ~/.config/lxpanel/default/config より
Plugin { type = menu Config { image = /usr/share/lxpanel/images/my-computer.svg system { } separator { } item { command = run } item { image = /usr/share/lxpanel/images/gnome-setting.svg command = configure } separator { } item { image = gnome-logout command = logout } } }
ソースを見たところ、下のように「command = restart」なitemを追加することで、パネルの再起動ができるようになることが分かった。
ファイル名: ~/.config/lxpanel/default/config
Plugin { type = menu Config { (中略) separator { } item { command = restart } item { image = gnome-logout command = logout } } }
再起動は、設定ファイルを手動で編集した場合に設定反映するのに使える。
使用したバージョン:
- lxpanel 0.2.7.2