試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

x86_64上でのwinegccの問題を回避するためのパッケージとwimeのRPMパッケージを作成

(2009/2/20)winegccの問題がWineのバージョン1.1.15から無くなったことにより、本記事の「winegcc32」パッケージは不要となったため廃止とする。
以下、以前の内容。

の中で、x86_64上でwinegccをビルド中に使用するパッケージにおいてリンク時に起こるエラーを回避するために作成したwinegcc32RPMパッケージにして、別館の配布ページに公開した。また、wimeのパッケージも作成し、x86_64上でビルドしたときに限りこのwinegcc32を使用するようにする*1ことで、x86_64版パッケージ*2の作成を容易にした。こちらも別館の配布ページで公開している。
wimeの動作については試用期間の関係で確認することができないが、試用期間の過ぎたATOK 2008体験版の入っているWine環境を使用したところ、以前Gentoo上で動かしたときと同様の試用期間終了のメッセージが出てきたため、恐らくは大丈夫?(変換動作に関する動作確認情報は歓迎)
(2014/10/13)配布ページは削除済み。

*1:方法としてはwimeの中の32bitなファイルのみをi586としてビルドし、x86_64向けのファイルと分割することもできなくはないのだが、面倒なのでやめることに

*2:x86_64上でビルドしたwimeには一部x86_64向けのファイルが存在するため、x86_32向けにビルドしたパッケージをそのまま使うことはできない