Xfce4でデスクバーアプレットを使用する
GNOMEのパネル上に配置する「アプレット」と呼ばれる小型アプリケーションの中に、「デスクバー」というものがあり、ここに入力したものに対して、様々な操作を行うことができる。
Xfce4では、これに相当する機能がないのだが、GNOMEアプレットをXfceのパネルに含めるためのXfAppletというパッケージを使用することで、このデスクバーをXfce4のパネルから使用することができる。
デスクバーのインストール
Gentoo,Debian,Ubuntuのいずれも「deskbar-applet」という名前のパッケージが提供されている。まずはこれをインストールしておく。XfAppletのインストール
Gentoo Linuxでは「xfce4-xfapplet」、Debian,Ubuntuでは「xfce4-xfapplet-plugin」という名前のパッケージが提供されているので、これをインストールすることで、Xfce4のパネルでGNOME用アプレットが使用可能になる。Xfce4パネルの設定
パネルの空いている場所や隅っこを右クリックして「アイテムを追加」を選択し、「Xfce アプレット」を選択。ダイアログの中の「Xfce アプレット」の項目の部分をパネルにドラッグしてやると楽に追加できる。
デスクバーアプレットの選択
追加されたパネル項目を右クリックして「プロパティ」を開き、「デスクバー」を選択すると、デスクバーアプレットがXfce4のパネルに表示される。XfApplet追加時にドラッグではなく「追加」ボタンを使用した場合は、パネルに追加された後にこのダイアログが自動的に表示される。
使用したバージョン:
- deskbar-applet 2.18.1
- xfce4-xfapplet 0.1.0
- xfce4-panel 4.4.1