試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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VMware PlayerのGUIウィンドウを消して裏で動作させる

VMware Playerは、pstreeコマンドなどで確認しても分かるが、仮想マシンのプロセス(vmware-vmx)自体はinitプロセスの下で動作していて、X Window Systemと切り離すことができる。
VMware Playerのウィンドウを閉じるか、メニューから終了をしようとした場合、仮想マシンの動作を止めるような作業(休止や電源断)に入るようになっている上、ウィンドウだけ閉じるためのメニュー項目などが無いので分かりにくいのだが、vmplayerのプロセスをkillしてしまえばよい。1つしかウィンドウがなければ

$ killall vmplayer

でよい。その後、接続したくなったときに、前回と同じ仮想マシンを開く操作をすることで、後ろで動作していた仮想マシンのウィンドウが表示される。
時間のかかる作業でしばらく放置して後で確認したい場合や、リモートからの操作しかしない場合などに使えるかも。

参考として、VirtualBoxGUIのウィンドウを使用せずに使いたい場合、VRDPによるリモート操作モードを使用して起動し、rdesktopなどのリモートデスクトップクライアントで接続/切断する形をとる*1

*1:もちろん、ゲストOSがGNU/Linuxであれば、インストール後、リモート接続にSSHを使用することは可能