試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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PulseAudioのSource/Sinkを複数使用する際の覚え書き

設定ファイルdefault.pa*1において「load-module module-[名前]-sink」や「load-module module-[名前]-source」の行を複数記述することで、複数のSource(入力)とSink(出力)を持つことができる。
ただし、同一の出力先/入力元に対して同時に使用できるのはSource/Sinkのそれぞれ1つずつで、どれか1つのみを選択する形となる。切り替えはPulseAudio Device Chooser(padevchooser)が便利。一覧から選択するだけで実際のSource/Sinkも切り替わる。

上下の画像はALSAとJACK(dmix/snoop使用)の同時使用時のもの。

使用したバージョン:

  • PulseAudio 0.9.10(0.9.10-r51)
  • PulseAudio Device Chooser 0.9.3

*1:もしくはPulseAudioの起動時に-nF [.paファイル]オプションで代わりに指定した別ファイル